生の人参がテーマです。
人参は生で食べる場合、加熱して食べる場合、栄養は異なるのでしょうか。
また、生で食べられない野菜はたくさんありますが、人参を生で食べるのは問題はないのでしょうか。
そんな人参についてまとめていきます。
人参は生と加熱した場合では栄養は変わる?
人参は、サラダとして、または炒めても食べられる野菜ですよね。
緑黄色野菜の代表ともいえる野菜で、βカロテンが豊富に含まれています。
人参が嫌い=苦味があったり、青臭いというイメージですが、最近の人参は、人参特有の臭みや、苦味が緩和されて、甘味のある人参も増えています。
ですので、お子様でも積極的に摂取して欲しい野菜です。
そんな人参ですが、生食・加熱、どちらで食べるのが良いのでしょうか。
人参の栄養成分を比較してみました。
人参の栄養成分・生
栄養成分表によると、人参・生の100gあたりの栄養成分は、以下のようになります。
人参の栄養成分(生)100gあたり
エネルギー:37kcal
水分:89.6g
タンパク質:0.6g
脂質:0.1g
炭水化物:9.0g
食物繊維:2.5g
βカロテン:8200μg
カリウム:270mg
ビタミンC:4mg
(※人参 皮むき 生のデータ)
人参の栄養成分・ゆで
人参の栄養成分(茹で)100gあたり
エネルギー:39kcal
水分:89.1g
タンパク質:0.6g
脂質:0.1g
炭水化物:9.6g
食物繊維:3.0g
βカロテン:8600μg
カリウム:240mg
ビタミンC:2mg
(※人参 皮むき ゆでのデータ)
パッと見、あまり変わりないという印象を受けるのではないでしょうか。
人参は、加熱してもそこまで栄養成分は変わりません。
むしろグラムで換算すると、加熱することで、水分が少し抜けるために、100gで換算すると、栄養はぎゅーと凝縮されたようになります。
ですので、食物繊維量や βカロテンの量は増えています。
一方、加熱することで破壊されやすいビタミンC の含量は約半量になっています。
ただ、人参には元からビタミンCがあまり含まれていないので、気にする数値ではないです。
ちなみに、これは皮むきのデータでしたが、皮の付近に、βカロテンが多く含まれているため、皮をむかないと100gあたり約9100µgのβカロテンが含まれることになります。
他のビタミンやミネラルはさほど、変わりはありませんが、栄養を少しでも摂取したい方は、皮つきもおススメです。
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野菜によっては生で食べない方が良い野菜もありますよね。
生で食べると腹痛を起こしたり、しかし、人参は生で食べてもOKです。
茹でたら柔らかくなりますが、生でも細切りにすればシャキシャキして美味しいですね。
でも一方人参は生で食べない方が良いと言われていますが、それは人参に含まれている酵素が原因で、人参に含まれている酵素は、ビタミンCを破壊するといわれています。
その酵素名は、【アスコルビナーゼ】で、ビタミンCを破壊します。
しかし、酵素なので、熱や酸には弱いのです。
ですので、加熱すればもちろん問題ありませんが、サラダにしたい場合は、酸が含まれているドレッシングやレモン汁をかければ、酵素は働かなくなるので問題なしです。
ですので、調理によっては、ガンガン生の人参を使っちゃってください。
人参の生食まとめ
生の人参の栄養成分についてまとめました。
人参はゆでた場合でも、生でもさほど栄養価は変わりませんね。
ただ、皮をむくと、βカロテンの含有量が少なくなります。
また、生で食べても全然OKですが、ビタミンCを破壊する酵素が含まれているので、熱するか酸をかけるかで対策をしてください。