保存方法

銀杏は冷凍保存もできる!解凍方法や食べ方は?

今日は銀杏の冷凍保存をテーマにしていきたいと思います^^

銀杏拾いに行ってたくさん銀杏を収穫できたら、できれば長く楽しみたいですよね。

そんな時に役立つのは冷凍保存です!

冷凍しておけば、いつでも使いたい時にさっと使う事ができてとても便利だし、なにより長く銀杏を楽しむことができます。

銀杏の冷凍保存の方法を解凍方法や食べ方も含めてまとめていきたいと思います。



銀杏を殻ごと冷凍する方法(生)

銀杏はもちろん冷凍保存できますし、冷凍することで長期の保存が可能になります。

特にたくさんの量がある場合は覚えておくと便利ですよ。

いろんな方法があるので、それぞれの冷凍方法、解凍方法、保存期間をご紹介します。

時間のある時ない時、またその日に気分で「今日は全部、殻をわるぞ」なんてスイッチが入った時など、その時々にあわせて保存のやり方を変えると、面倒な殻割も意外と楽しくなるかもしれませんよ。

時間がない時やすぐに下処理できない時は、とりあえず殻ごと冷凍しましょう。

冷蔵庫でもよいのですが、うっかり忘れてしまうと湿気でカビが生えてしまうことがあるので、冷蔵よりも冷凍保存の方が長く保存ができて安心です。

やり方は簡単でなるべく空気をぬいてフリーザーバックなどにいれてそのまま冷凍庫に保存する、それだけです。

冷凍した銀杏の解凍方法(生)

レンジで解凍

そのまま自然解凍すると食感が、ボソボソとぱさついた感じになってしまうので、冷凍のまま殻に割れ目をいれてレンジで加熱すると、簡単に解凍できてそのまま美味しく食べる事もできます。

レンジの加熱時間の目安は500W50~60秒なのですが、ご家庭のレンジや銀杏の大きさによりちがうので、様子をみながら加熱時間は調整してください。

茹でて解凍

① 凍った銀杏を殻つきのまま沸騰したお湯で5分程度茹でて、あら熱がとれるまで水道のお水で流します。(まだ火が入っていないようならもう1分程度ゆでます)

② その後で殻を割って実をとりだし(下記参照)水につけながら薄皮をむくと楽にむくことができます。

殻つきのまま茹でているので、堅い殻がわれやすくなって安全ですよ。

☆ポイント☆
レンジでチンする時は必ずヒビを入れてかた加熱しましょう。

でないと、銀杏が爆発してとても危険なので気をつけてくださいね。

冷凍した銀杏の保存期間(生)

大きさや銀杏の状態にもよりますが約1~3ヶ月ですが、生の状態なので解凍したときに少し実が縮む事があるので早めに食べるようにしましょう。

またあまり長期間冷凍庫にいれておくと、冷凍庫の臭いがついてしまうことがあります。

冷凍ゆで銀杏の食べ方

そのままお塩を付けてたべても美味しいです。

炒め物のいれたり、天ぷらや煮物に入れても彩りもきれいで食欲をそそりますね。



銀杏の殻をむいてから冷凍する方法(生)

銀杏の殻をむいた状態で冷凍しますが、この時薄皮はむかずに堅い殻だけむいて保存する方法です。

銀杏の割り方

銀杏は専用のものもありますが、わざわざ買うのも大変なのでお家にあるペンチを使いましょう。

①ペンチの穴のあいている部分に、筋がある方を上にして銀杏を挟んだらビシッと筋に切れ目が入るまで割ります。

※力加減が強いと、中の銀杏がつぶれてしまうので気をつけてくださいね。

③殻をわって実を取り出したら、そのままフリーザーバックに空気をぬきながら口をしめて冷凍庫で保存します。

 

冷凍した銀杏の解凍方法(殻むき生)

自然解凍にすると食感がわるくなってしまうので凍ったままの状態で加熱して解凍しましょう。

茹でて解凍

① 殻付きの時と同じく沸騰したお湯に凍ったままの銀杏を入れて3~4分程度ゆでます。(ゆで時間は加減してください)

② お玉などの底の部分でコロコロと銀杏をなでるようにすると、だんだん薄皮をとれていきます。

その後水でさらして取り残した薄皮を指の腹の部分を使ってとっていきます。(茹で卵の薄皮をとるイメージです。)

油で炒めながら解凍

① 凍った銀杏をフライパンに入れるとはじいて危険なので、一度水をはったボールの中にいれて表面部分をとかします。

キッチンペーパーなどで、水気をふきとっておきます。

② 少量の油をひいたフライパンに銀杏をいれますが、最初油がはじくので気をつけてくださいね。

② 弱火でフライパンを揺すりながらコロコロと転がします。

火を強火にすると銀杏が堅くなってしまうので弱火でじっくり火を通しましょう、そうすることで中にも火がはいります。

③ 火がとおってくると銀杏の色がかわってきて薄皮の部分もパリパリになってきます。(一粒わってみて中を確認してください)一旦お皿に移して、薄皮をきれいにとればできあがりです。

冷凍した銀杏の保存期間(殻むき生)

大きさや状態にもよりますが1~3ヶ月ですが、解凍した時に実が縮む事がるので早めに食べるようにしましょう。

冷凍銀杏の食べ方

油で炒ってあるので茹でた時とはひと味ちがう風味が楽しめます。

荒くきざんで、卵焼きの具としていれるとほろ苦さともちもち感が甘い卵焼きとよくあって美味しいです。



銀杏を下ゆでしてから冷凍する方法

殻や薄皮をとって下ゆでしてか冷凍する方法です。

あらかじめ下ゆでしてあるので小分けにして冷凍すると使いたい時にさっと使えて便利ですね。

銀杏の下ゆでの仕方

①上記の要領で殻を割ったら沸騰したお湯に銀杏をいれます。

お湯の量は多めに用意しましょう(お湯の中で銀杏がコロコロと踊る感じだと薄皮もはがれやすくなります)

②穴のあいたお玉の底の部分でやさしくなでるようにして薄皮をはがしていきます。(普通のお玉でも大丈夫です)

2分程度たったらボールにとります。(まだ堅いようでしたら1分程度長く茹でてください)

④一旦流水にさらして冷ましたら、薄皮がまだついているものをきれいに取り除いていきます。

⑤むき終わった銀杏はキッチンペーパーなどで水分をとり、一回分ずつ使いやすい量に小分けにしていきます。

ラップになるべく空気をぬきながら包んでいき、フリーザーバッグに入れて完成です。

☆ポイント☆
ラップに包むのが大変な場合はフリーザーバッグに銀杏を平らにいれ冷凍しても大丈夫です。

たくさんつめて冷凍してしまうと塊になって、使い勝手が悪くなるので気をつけてくださいね。

銀杏の解凍方法

凍ったままお料理に使います。

下ゆでしてあるので炒め物にいれたり、茶碗蒸しに入れたりと時短にもなり、お料理の幅も広がりますね。

下ゆでして冷凍した銀杏の保存期間

大きさや状態にもよりますが 約6ヶ月 です。

下ゆでして冷凍した銀杏の保存期間

銀杏ご飯にしたり、おでんの具材、洋風にグラタンに入れたりするのも美味しいです。

また、白和えに入れるともちもち食感とお豆腐がよくあいますよ。

銀杏の冷凍方法まとめ

今日は銀杏の冷凍保存についてまとめてみました。

銀杏は生で食べると食中毒をおこすこともあるので、様子をみながらしっかり加熱するようにしましょう。

銀杏は季節限定の秋の味覚なので、長く楽しめたらよいですよね。

下ゆでしてから冷凍すると約半年保存が可能なので、お正月のおせち料理などにも利用できるので、ぜひ冷凍保存してみてください。

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