ほうれん草は生で食べられるかがテーマです。
ほうれん草は生のままサラダやスムージーにして摂取するように表記されていて、食べれるの?と思った方は意外にも多いのではないでしょうか。
そんなほうれん草のゆでない場合についてまとめていきます。
ほうれん草は生で食べられる
ほうれん草は生で食べられます!
ほうれん草というと、何となく、【生で食べるのは危険】 とされてきたことはないでしょうか?
どこで習ったのかはわからないけど、ほうれん草の認識って生で食べちゃダメ。という感じですよね。
この生で食べれないという認識はほうれん草の成分のせいです。
ほうれん草にはシュウ酸という成分が含まれていて、この成分は摂取しすぎると体内でシュウ酸カルシウムとなり、結石の原因にもなるといわれています。
結石の中でも尿路結石は、かなりの激痛が体に走り、救急車を呼ぶほど…とも言われているほど痛い病気です。
そしてこのシュウ酸はほうれん草をゆでることで少なくすることができます。
ですので生はダメといわれているのです。
ほうれん草には0.4~1%程度、シュウ酸が含まれているとされています。というわけで実は微量です。
シュウ酸の影響が体に現れるのは、毎日1kg程度のほうれん草を食べた場合とされています。
ですので、おかずに1品食べる程度でしたらそこまでシュウ酸の影響を気にするほどではありません。
ですので、結論でいえば、ほうれん草は生でも食べることができます 。
しかし、野菜といえど、食べるときにはよく水で洗う必要があります。
ほうれん草のサラダやスムージーではどうする
ほうれん草をサラダに活用したり、グリーンスムージーにいれて摂取する人も多いと思います。
先ほどもいったように、ほうれん草のシュウ酸は人体にそこまで影響する量ではないです。
ただ、 シュウ酸=えぐみの原因でもあるので、生で食べるとそういった食味もあります。
ほうれん草のこのえぐみの原因であるシュウ酸は、茹でる以外でも取り除くことができます。
方法としては、 ほうれん草を水に漬けておくのです。
ほうれん草をよく洗ったら、サラダにして食べやすい大きさによく切ります。
あとは、水に5~10分程度漬けておくだけです。
ほうれん草を切ることで、残っている土もとれやすくなります。
ほうれん草を水につけておく理由
なぜ水に漬けておくとえぐみが取れるのかというと、えぐみの原因であるシュウ酸は、水溶性のためです。
水溶性なので、水に漬けておくと、シュウ酸が水に溶けて、流出します。
ですので、茹でずに水に漬けておくだけでもシュウ酸を減らすことができるのです。
そのままでも気にするほどではないですが、サラダやスムージーにして美味しく食べたい場合には、ほうれん草を水につけて、水気を切ってから調理することをおススメします。
ほうれん草の生食まとめ
ほうれん草が生で食べられるかという点についてまとめました。
ほうれん草は、生でも食べることができますし、茹でなくてもえぐみの原因であるシュウ酸を減らすことができます。
生のシャキシャキとした食感を味わいたい場合には、水に漬けてあく抜きするのも良いですね。
あくが少ないほうれん草もおススメ。
サラダほうれん草 栽培期間中農薬不使用・化学肥料不使用