ほうれん草の栄養成分や効果や効能がテーマです。
ほうれん草といえば、栄養価が豊富な緑黄色野菜ですよね。そして冬が旬ですが、冬の方が栄養価は高いのでしょうか。
そんなほうれん草の栄養成分についてまとめていきたいと思います。
ほうれん草の栄養成分
ほうれん草といえば、鉄分が豊富、また緑黄色野菜ということでβカロテンが豊富というイメージがあるのではないでしょうか。
そんなほうれん草100gあたりの栄養成分は、食品栄養成分表によると以下のようになります。
ほうれん草の栄養成分(100gあたり)
エネルギー:25kcal
水分:91.5g
タンパク質:2.6g
脂質:0.5g
炭水化物:4.0g
食物繊維:3.6g
βカロテン:5400μg
ビタミンE:2.7mg
ビタミンK:320μg
ビタミンC:30mg
カリウム:490mg
カルシウム:69mg
マグネシウム:40mg
鉄:0.9mg
βカロテンの他、多くのビタミンやミネラルが含まれています。
ほうれん草1束270gを摂取するだけで、1食分に必要なビタミン・ミネラルの何倍もの栄養成分を摂取できます。
- βカロテン約4倍
- ビタミンE約2倍
- ビタミンK約43倍
- ビタミンC約3倍
- 葉酸約7倍
- カリウム約2倍
- カルシウム約1/2量
- マグネシウム約2倍
- 鉄分 は 約1.5倍
(※葉 生の場合)
ほうれん草ってすごいんです!
ほうれん草の効果や効能
これだけ多くのビタミンやミネラルが含まれているので、それだけ体への効果や効能も優れています。
ほうれん草のβカロテン
ほうれん草の代表的な栄養成分といえば、βカロテンがあげられます。
このβカロテンは体内でビタミンAとして作用します。
このβカロテンは、 抗酸化作用があり、風邪の予防、そして癌の予防などにも役立ちます。
また子供の体の成長を促進させる働きもあります。
またビタミンKは、 血液凝固や 骨粗鬆症の予防にも働きます。
他には、ビタミンCやビタミンE、カリウムも多く含まれていますね。
ビタミンCは抗酸化作用があり、美肌に効果があるとされています。
他にも風邪の予防にも役立つビタミンです。
アンチエイジングにも効果がありますし、同時にビタミンEは老化防止のビタミンとされています。
ほうれん草は、美肌を保つために一石二鳥なわけです。
またカリウムは、体の塩分バランスを調整してくれるので、むくみの予防・解消に効果があります。
そしてほうれん草には葉酸が多く含まれています。
葉酸は、妊娠初期の女性は、2倍の量を摂取しなくてはいけない成分です。
摂取量が少ないと、お腹の赤ちゃんの成長に影響を及ぼします。
ほうれん草は鉄分が多いと注目されていますが、実は、ほうれん草に入っている成分によって吸収を阻害されています。
鉄分について詳しくはコチラの記事をどうぞ↓
ほうれん草の鉄分やカルシウムの含有量はすごい?小松菜と比べると?
ほうれん草の栄養価は冬では違う
ほうれん草の旬の時期は冬です。野菜は旬の時期が最もおいしいとされています。
そしてこの時期は栄養価も高まるのです。
実は、季節によって栄養価が異なり、冬の時期は栄養価が高く、硝酸やシュウ酸の含有量が少ないのです。
反対に、夏などの旬から遠ざかる時期のほうれん草は、栄養価も落ち、硝酸やシュウ酸の含有量が増えてしまうというデータがあります。
ですので、旬の時期のほうれん草はぜひ摂取したいですね。
ほうれん草の旬は11~2月です。
ほうれん草の栄養成分と効能まとめ
ほうれん草の栄養成分の効果や効能についてまとめました。
ほうれん草は多くのビタミンやミネラルが含まれています。
特に旬の時期のほうれん草の栄養価は高く、甘味があって美味しいので、冬の時期はほうれん草をぜひ摂取しましょう!