ほうれん草に含まれているシュウ酸がテーマです。
ほうれん草は、ビタミンやミネラルが豊富に含まれている野菜ですが、同時にシュウ酸を多く含みます。
シュウ酸は結石の原因にもなるといわれています。
そんなほうれん草は、どの程度食べたら、健康障害が起きてしまうのでしょうか。
ほうれん草のシュウ酸についてまとめていきます。
ほうれん草に含まれているシュウ酸の量は?結石の原因
ほうれん草には様々なビタミンやミネラルが豊富に含まれている緑黄色野菜ですよね。
緑黄色野菜は多くのβカロテンを含む野菜です。
また、鉄分や銅を多く含むため、貧血気味の方にも摂取してもらいたい野菜であるといえます。
そんなほうれん草ですが、独特の【えぐみ】があります。
このえぐみをもたらすのは、 シュウ酸が原因です。
シュウ酸があのほうれん草独特の食感をもたらしています。
ここで好き嫌いが分かれるかと思います。
そんなシュウ酸ですが、体に良い成分とは実はいえません。
シュウ酸は、体内でカルシウムや鉄と結合し、カルシウムの欠乏や 結石をつくる原因になるとされています。
シュウ酸で尿路結石
結石といえば、尿路結石があげられますが、尿路結石は、3大激痛ともいわれていて、かなり強烈な傷みを伴います。
救急車を呼ぶ人も珍しくない病気です。
シュウ酸カルシウムはこの結石の代表です。
結石になる原因は、様々な要因が考えられますが、ひとつに食事があげられます。
シュウ酸が多いほうれん草、また筍や紅茶を多く摂取すると、高シュウ酸尿症なり、これにカルシウムが結合すると、シュウ酸カルシウムが形成されます。
防ぐには、実は カルシウムをきちんと摂取すること が大切です。
カルシウムは1日に600~800mg摂取することが望ましいとされていますが、カルシウムをシュウ酸を含む食べ物と一緒に摂取することで、腸の中でシュウ酸とカルシウムが結合するので、小腸→尿→腎臓となるリスクを防ぐことができます。
ですので、カルシウムと同時に摂取して結石をつくるリスクを下げましょう。
かといって、こういった影響がでるのは、ほうれん草を毎日大量に1kg程度食べた場合の話です。
そこまで多くのほうれん草を摂取しなければ問題ないです。
ほうれん草1束で約250g程度ですので、1kgというのはかなり大量な量ということになります。
ほうれん草のシュウ酸含有量は、バラつきもありますが0.4~1.0%程度と、そこまで過敏になる必要はありません。
ただ、元から結石の症状がある方は、摂取を控えた方が良いかもしれません。
ほうれん草に含まれているシュウ酸は炒める?茹でるべき?
このほうれん草に含まれているシュウ酸ですが、調理によって減らすことができます。
炒めるよりも茹でた方が、シュウ酸の流出が多いです。
シュウ酸は水に溶けます。

ですので、ほうれん草のえぐみ=シュウ酸が気になる方は、茹でたり、水にさらすことでシュウ酸の量を70~80%程度も減らすことができます。
たっぷりのお湯でゆでるか、流水で流して洗うようにしましょう。
また、最近では品種改良されてえぐみの少ないほうれん草も登場しているので、そういったものを試すのも良いでしょう。
ただほうれん草を大量に食べなければシュウ酸は気にするほどではありません。
ほうれん草は多くビタミンを含みますが、水溶性のビタミンは茹でたりすると、流出してしまうので、茹でずにソテーなどして炒めた方がビタミンは摂取できます!
ほうれん草のシュウ酸まとめ
ほうれん草のシュウ酸をテーマにまとめました。
シュウ酸は、結石の原因になるとされていますが、普段おかずとして食べるくらいの量でしたら、そこまで気にする必要はありません。
気になる方は茹でてから食べるようにしましょう。
サラダほうれん草であれば、えぐみも少ないです。