プランター

しその苗からの育て方とは?植え方や選び方は?分けられる?

今回はしその苗からの育て方をテーマにしていきたいと思います^^

 

しそを育ててみたいけど種からは大変そう・・

 

そんな方は、苗から植えてみると、
手軽にしそを育てることができます。

 

苗の選び方や植え方、育て方も含めてまとめていきたいと思います。

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しその苗の選び方

ホームセンターの園芸コーナーには、季節になると、
たくさんのしその苗が売られていますが、
どの苗を選べばよいのか悩んでしまいますね。

 

しそを元気に大きく育てるためには、良い苗を選ぶことが大切です。

 

よい苗を選ぶポイントはいくつかあります。

 

良いしその苗の選び方

・茎が太くしっかりしている事
・葉の色が濃い緑色をしている
・節と節の間が詰まっていて、だらりと伸びてないもの
・虫くいの跡のないこと
・子葉がしっかりしている
・根の色の白いもの

 

生育が悪いしその苗の特徴

・葉の色が黄色くなってたり、葉の先が枯れている・底からみえる根が長く伸びすぎてしまっているもの
・株元がぐらついている
・葉がしおれている
・茎の色が変色している
・根の色が黄褐色のもの

 

ポリポットの底の穴より、根が長く伸びすぎてしまったものは
老化している可能性が高いです。

 

底の穴より白い根が少し見える程度のもの がよいので
購入するときは持ち上げて、根も確認しましょう。

 

茎の色が変色しているものは病害虫にかかっている可能性
があるので、葉の色の他に茎の色もチェックしましょう。

 

お店によっては管理が行き届かず、日陰の棚に長くおいたあって
生長があまりよくないものもあります。注意しましょう。

 



しその苗の植え方!

しその苗を購入したら植え替えます。

 

今回はプランターや鉢への植え方をご紹介します。

 

準備するもの

・プランター (株と株の間が15cm~20cmあけて植えられるもの)
・鉢     (直径15㎝~18cm、深さ20cm程度のもの)
・鉢底石
・肥料入り野菜培養土

 

プランターや鉢の大きさは、置く場所にもよるので、
長さや奥行きを確認してから、購入しましょう。

 

1⃣容器に鉢底石を薄く敷きます。
鉢の場合、土の流出や害虫の侵入を防ぐために、
鉢底ネットを敷きます。

 

ネットがない場合は、穴において少し隙間のできるくらいの
小石でも大丈夫です。

 

2⃣その上に野菜倍用土を入れていきます。

鉢やプランターの縁から 2~3cm ほど下まで入れて
一度容器をもちあげて2・3回軽くトントンと地面におとして
空気をぬいてから、もう一度土をいれます。

 

容器の上までみっちりと土をいれてしまうと、
水遣りの時に土が流出してしまうので気をつけてください。

 

3⃣定植する位置に穴をほります。
ポットごと苗をおいて、深さを確認して、
同じ程度の高さになるようにします。

 

4⃣ポリポットから苗をはずします。

右手の人差し指と中指で、はさむように株元をおさえて
ポットを逆さにして、左手の人差し指か中指で
ポットの底の穴から土をゆっくり押し出します。

 

こうすると根鉢を崩さずにはずすことが出来ます。

 

5⃣軽く鎮圧します。
苗の土はほぐさず、そのまま植え、
少し土をかけ軽く手でおさえます。

 

6⃣植え付けが終わったらたっぷりと水やりをします。

 

これで植えかえは完了です。

 

しその苗を植えつけるポイント

植えかえの時にポットの土ごと植えかえるのは、
しその苗に ストレスを与えないため です。

 

土をほぐして入れてしまうとしそが環境の変化についていけず、
弱ってしまうので気をつけてくださいね。

 

ただ購入した苗が、あまりよい苗ではなかった場合は
逆に、土を少しほぐしてから植えかえると、
しそが元気になることがあるのでおすすめです。

 

植えかえてから、定植するまでは、少し時間がかかるので、
毎日水やりをしながら見守りましょう。

 



しその苗からの育て方

種からではなく、しそを苗から育てる方法を紹介します。

 

せっかくしそを育てるのなら、たくさん収穫したいですよね。

 

そのためにも、摘芯の作業をおこないましょう。

 

摘芯のやり方

しその背丈が 30cm ほどに育ったら
下から 5~6節 ぐらいから上を、切り落とします。

 

切る所の下の脇芽が伸びているので、
傷つけないように本芯をきりとります。

こうすると、横方向への生長を促したくさんのしそを収穫できます。

 

肥料の与え方

植え付けしたから、 2週間以上 たったら肥料をやりましょう。

 

植え付けしてから、すぐに肥料をあげてしまうと
肥料やけをおこしてかれてしまうおそれがあります。

 

2週間に一度化学肥料を株元に与えるか、
液肥を 1~2週間 の一度与えます。

 

目安ですので、葉や茎の状態を確認してから、
与えるようにしましょう。

 

水やり

水遣りはなるべく朝の涼しい時間帯に行いましょう!

 

昼間の暑い時間帯は、水をかけても土が温かいので、
お湯をかけてるのと同じ状態になり、しその根を弱らせてしまいます。

 

乾燥が苦手なので、鉢やプランターの底から
水がでるまでたっぷりやるようにしましょう。

 

害虫

青しそは ハダニ、アブラムシ などの害虫がつきやすい植物です。

 

キラキラ光るものが苦手なので、
アルミ箔の光沢のある部分を短冊状にきって、厚紙などに両面はり
紐でつるすと、害虫対策になります。

 

またハダニは水が苦手なので、
水遣りの時には葉と葉の裏のもかけるようにしましょう。
霧状にでる加圧式スプレーがおすすめです。

 

しその栽培ポイント

しそは日当たりがよすぎると葉がかたくなり、
香りも弱まります。

 

半日陰の場所で育てると、やわらかいしそに育ちます。

 

 

しその苗は分けられる?

結論からいうと確かに、根が傷むのでよくないのですが
しそは、それほど弱いものでないので分けても問題はありません。

 

一時的に元気がなくなってしまいますが、
その後は又元気になりますので大丈夫です。

 

ただ、あまり大きくなりすぎる前にわけて定植することを
おすすめします。

 

小さいポットや鉢の、土の量は限られているので、
根が生長できず、傷んで老化してしまいます。

 

それを分けると、 根を傷めて
定植しても、しそが大きく育たなくなってしまいます。

 

しその苗の分け方

ポットからはずした時に、軽くほぐして
分けることができるものは、そのまま植替えます。

 

ただ、ポットの中の根が混んでいるものを
無理に分けると、根が傷むことがあるので
水の中でやさしくほぐしながら分ける ことをおすすめします。

 

こうすると分けやすく、全部の根が切れない
というわけではないですが、
細い根も比較的切れずに分けることができます。

 

あとは植え替えるだけですが、
定植するまでは、なるべく日陰において
おちついたら、半日陰に移動するとよいです。

 

しそを苗から育てる方法まとめ

今回はしその苗の選び方や育て方、分け方についてまとめてみました。

 

よい苗を選ぶことが、生長において大事なことがわかりました。

 

ホームセンターの園芸コーナーなどには
たくさんの苗が売られていて目移りしてしまいますね。

 

ついつい背の高いものが大きく育ってると、思いがちですが
背が低くても、茎が太いものを選ぶと良いです。

 

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