高麗人参の食べ方や栽培方法がテーマです。
高麗人参といえば、サプリメントで摂取するというのが一般的ですが、どのような食べ方があるのでしょう。
また、高麗人参の栽培は可能なのでしょうか。
高麗人参についてまとめていきます。
高麗人参の食べ方とは?
高麗人参といえば、漢方なので、煎じてお茶で飲んだり、サプリメントで摂取するのが一般的だと思います。
そんな高麗人参ですが、他にも食べ方があります。
それは「参鶏湯」にして摂取するという方法です。
参鶏湯といえば、韓国料理で鶏肉を煮込んでつくるスープです。
この参鶏湯では、高麗人参を切って使うのではなく、そのまま使います。
皮や芽を取り除き、そのままナツメグやもち米、そして高麗人参を鶏のお腹の中につめて、長時間煮込むようにします。
参鶏湯は、体が温まるというイメージがありますが、高麗人参には、冷え性、肩こりなどにも効果があるので、参鶏湯に高麗人参をいれて煮込めば、余計に体の調子が良くなりそうな気もしますね。
また、他には、抽出液を利用するという方法があります。
基本的にお酒に漬けられている高麗人参のエキスを利用します。
お酒もしくははちみつに漬けることで、高麗人参の有効成分を抽出することができます。
この抽出液は、何でも使えます。料理にかけて食べたり、飲み物に混ぜて摂取するのも可能です。
ただ、高麗人参は独特なにおいがあるので、気になる人は、元から味が強いものと一緒に摂取することをおススメします。
特に、高麗人参は、貧血や胃腸が弱っている人、そして疲れを感じている人におススメです。
高麗人参は栽培することもできる?
高価な高麗人参、自宅で簡単に栽培することができたら良いですよね。
日本でも高麗人参を栽培している地域があります。
しかし、高麗人参を栽培するのは難しく、長い時間が必要といえます。
また雨が少ない気候の地域が剥いていることから、日本のように雨の多い地域は不向きといえます。
また栄養分を吸収するので、ひとつの土地で栽培すると、次には育てられないということも。
なかなか難しい高麗人参ですが、栽培する方法はあります。
長い時間をかけて育てたいという方は、育ててみるのも良いかもしれません。
基本的に 5~9年ほどの年月が必要とされており、難しい高麗人参ですが、長い年月をかけて育った高麗人参は格別といえるでしょう。
土づくり
高麗人参の栽培としてはまず土づくりからは始まります。
化学肥料や堆肥は高麗人参の成長を阻害する原因となります。
ですので、こういったもの使用せず、あくまで有機物(トウモロコシなどの作物)を使用します。
土づくりには1年ほど必要となります。
種まき
土づくりが終了したら、つぎは種まきを行います。
ここでのポイントとしては、高麗人参は、直射日光に弱いということ、日光を遮るように、軽い小屋のようなものが必要となります。
そうすると4年くらいで開花、実がなります。
収穫時期
高麗人参を収穫できるのは、実がなった4~6年後です。
というわじけで9年ほどの歳月が流れますね。
生育期間は、虫の駆除などを忘れないようにします。
収穫が終わった土は、高麗人参が養分を吸い取っているので、次の作物が育ちにくくなります。
ですので、高麗人参を収穫した後の土はしばらく使えないので、10年ほど寝かせるようにします。
かなりの年月が必要となりますが、収穫した喜びはすごいでしょうね!
高麗人参がなぜそんなに高いのか納得できますね。
高麗人参の食べ方・栽培方法まとめ
高麗人参の食べ方や栽培方法についてまとめました。
高麗人参は、料理にも使用できますが、抽出液を利用するのが便利ですね。
また栽培にはかなりの年月を消費し、さらに育ちにくいという点があります。
簡単に購入できるようになった高麗人参ですが、実はかなり育てるのは大変ですね。