人参の種類がテーマです。
スーパーに売っているあのオレンジ色の人参の他に、赤や紫色、そして黄色のものまでたくさんの種類の人参が実は存在しています。
そんな人参の種類についてまとめていきます。
人参の種類にはどのようなものがある?
見たことのないような人参もあるかもしれません。
人参の種類・五寸ニンジン
五寸ニンジンは、一般的に、多くスーパーに出回っているニンジンを指します。
人参といって頭に思い浮かべるのは、 オレンジで三角形の形をしてと想像されると思いますが、あの人参は、実は五寸ニンジンという名前です。
五寸という名前がついているように、サイズが15~20cm です。
βカロテンが豊富で、最近では品種改良により、甘い人参も増えてきました。
「向陽2号」・「恋ごころ」などの品種があります。
人参の種類・金時人参【赤い】
京人参とも呼ばれている品種です。
赤い色が特徴で、長さは30cm と長いものがあります。
関西では正月料理によく使われています。出回るのは、11~3月と短いです。
画像引用:http://gurutabi.gnavi.co.jp/i/gs10312/
柔らかく甘味があるのが特徴で、鮮やかな人参の色にはβカロテンの他に、リコピンも含まれており、実は、五寸にんじんよりも栄養は豊富です。
人参の種類・紫人参
皮が紫色の人参です。
皮が紫色でアントシアニンを多く含みます。
大きさは、五寸ニンジンと同じくらいの長さですが、五寸ニンジンと比較すると細身です。
皮が紫で中身がオレンジ色のものを「パープルスティック」といい、北海道産のものは、中が紫色と黄色のグラデーションになっています。
紫にんじんは、多くスーパーに出回ることはないですが、甘味があるので、生食としてサラダや、野菜スティックとして食べるのに向いています。
画像引用:http://fufufufuchan.at.webry.info/200802/article_3.html
人参の種類・黄色にんじん
皮が黄色の人参です。
皮が黄色い人参は様々な品種があり、形が違ってきます。
金美にんじん
普通の五寸ニンジンと形が似ているのが特徴ですが、中身も皮も黄色です。
やわらかくて、甘味が強いのが特徴です。
色が鮮やかなので、サラダとして生食にも向いています。
画像引用:http://www.tamaseika.co.jp/mail/%E9%BB%84%E8%89%B2%E3%81%84%E4%BA%BA%E5%8F%82/
チデークニー・沖縄の島ニンジン
皮が黄色くて、30cmほど長く細長いのが特徴で、ごぼうのように、繊維質も多いです。
きんぴらや炒めものに使用される他、沖縄ならではの、チャンプルーなどにも使用されます。
人参の種類・ミニキャロット
ミニキャロットは、名前の通り、サイズが小さいのが特徴です。
通常の人参は15~20cm程度のサイズですが、ミニキャロットは、5~10cmほど、人の小指程度の大きさしかありません。
五寸ニンジンのミニバージョンという感じです。
甘味があるものが多く、生食もむいています。
通常の人参と同じように、加熱してシチューや煮物にも向いています。
皮も薄いため、皮は剥かずに食べることもできます。
気軽に栽培もできるので、家庭菜園にも向いている種類です。
種まきから80日程度で収穫することができます。
人参の種類まとめ
今回は、人参の種類についてまとめました。
パプリカと同じように、赤い色や黄色い人参もあります。
通常のスーパーではなかなか手に入らないので、百貨店の野菜コーナー、もしくはネットで購入するのが良いかと思います。