今日は、大和芋の食べ方をテーマにしていきたいと思います^^
大和芋の食べ方には何があるでしょうか。
また大和芋の皮むきはどのようにすれば良いでしょうか。
大和芋についてまとめていきます。
大和芋の皮むきはどうする?
大和芋は、山芋の一種です。
山芋は、大きく分けると長いも・大薯・自然薯の
3種類に分けられます。
大和芋はこの中で、長芋に分類されます。
また関東と関西では、大和芋といっても、指す芋が
異なります。
関東で一般に大和芋として販売されているのは
「いちょういも」 で
皮の色がベージュで、手ように平たい形をしています。
関西で一般に大和芋として販売されているのは
「つくね芋」 で
こぶしのように丸く、ごつごつとした形をしている
のが特徴です。
私は関東住まいなので、
今回は上記の「いちょういも」について記載していきます。
いちょう芋というのは、
こういう形をしています。
店頭で販売しているときは、真空パックに入っていることが
多いかと思います。
いちょういもは、普段よく目にする長芋とは形が違い、
表面は少しぼこぼこしています。
なので、ピーラーや包丁で皮をむくというのは
少し難しいのです。
というわけでこういうときは、「スプーン」 を使用します。
大和芋の皮は、そこまで硬くはないので、
スプーンで皮を削るようにして、
取り除きます。
大和芋にも長芋と同じようにひげ根がついているのですが、
スプーンで削れば、
綺麗になります。
※大和芋をすりおろす場合は、
あらかじめ、手でもつ部分の皮を残しておくと、
ぬるぬるしないので、すりおろしやすいし、手もかゆくなりにくくなります。
スプーンで表面の皮を削ったら、
変色を防ぐためにあく抜きします。
あく抜きは、3%の酢水を用意して、
5~10分 ほど漬けておきます。
あとはお好みのサイズにカットしたり、
すりおろしたりしてください^^
大和芋の食べ方は?
大和芋は、多く流通している長芋と比較すると、
かなり粘りが強いといえます。
つくねいもも粘りがかなり強いので、
粘りの度合は長芋とつくね芋の間くらいとされています。
そんな大和芋は粘りが強いので
「とろろ」
にされる他、お饅頭にも利用されます。
簡単な大和芋レシピを紹介します。
大和芋の磯辺焼き
大和芋は磯辺揚げにもされますが、
一人暮らしで油の処理が面倒くさいという方は、
揚げではなく、焼きの方が簡単につくれます。
~必要なもの~
大和芋:150~200g
味付け海苔
油:大さじ1~2杯
醤油、ポン酢少々
~作り方~
1・まずは大和芋の皮を削ったあとに、
すりおろします。
2・続いて、スプーンで大和芋をすくい、
海苔の間に挟みます。
3・フライパンを熱し、油大さじ2杯分を
いれて、海苔でまいた大和芋を
揚げ焼きにしていきます。
両面うっすら焦げ目がつくくらいまで
加熱してください。
焼き色がついたら完成です。
お好みで醤油やポン酢をつけるなどして
食べてください。
大和芋のとろろ
大和芋のとろろは定番です。
~必要なもの~
大和芋:100~150g
めんつゆ:大さじ1/2~1杯
だし汁:50cc
ご飯:150g
醤油やねぎ:お好みで
~作り方~
1・大和芋は、皮をスプーンで削り、
皮を取り除いた後、変色防止のために
酢水に5~10分ほど漬けておきます。
2・小鍋にだし汁、めんつゆをいれて
煮立たせ、粗熱をとっておきます。
3・続いてあく抜きしておいた
大和芋をすりおろし、だし汁と
混ぜて伸ばしていきます。
4・ご飯の上にのせたら完成です。
お好みでネギや海苔を散らしてください。
長芋でつくるとろろとはまた違って味わいとなります。
その他
・汁物
・そば、うどん
・グラタン
・お好み焼き
・バター醤油炒め
などの食べ方があります。
お好み焼きに大和芋をいれるだけで、
つなぎの役割となります。
その他外部サイトですが、大和芋のおススメの食べ方を
紹介します。
大和芋のふんわり磯辺揚げ
レシピ
引用元:https://cookpad.com/recipe/1507520
先ほど、磯辺焼きのレシピを紹介しましたが、
同じようにすりおろした大和芋は、
油で揚げることで磯辺揚げになります。
おつまみにも!
山芋焼き
レシピ
引用元:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1480002428/
大和芋とだし汁を混ぜて、
焼くだけレシピです。
山芋焼きは居酒屋でもよく提供される人気メニューです。
一人前のお好み焼き
レシピ
引用元:https://cookpad.com/recipe/2934806
大和芋をお好み焼きに混ぜて食べるだけで
ふわふわの食感になります!
土付きの大和芋で長期保存も可能です!
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大和芋を食べるメリット
大和芋には、消化酵素であるアミラーゼ が豊富に含まれて
います。
この消化酵素が、でんぷんの消化を助けてくれるため、
大和芋を生で食べても美味しくいただけます。
普通、じゃがいもやさつまいもはなかなか生では
食べませんが、
消化酵素のおかげで、大和芋は生でも美味しいです。
しかも消化酵素は熱に弱いために、
生で食べた方が働きが良いのです。
ですのでとろろにして食べるのがおススメです!
とろろにしてすりおろすと、さらに働きが強くなります。
疲労回復に効果のあるアミノ酸の「アスパラギン酸」 も
自然薯よりも多く含みます。
★大和芋の栄養に関してはこちらもどうぞ
大和芋の栄養はすごい?加熱すると?栄養価・効果まとめ
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まとめ
今回や大和芋の食べ方をテーマにして
まとめてみました。
大和芋は、長芋より粘りが強い山芋です。
関東では、いちょう芋のことを大和芋として
販売しています。
酵素が多く含まれていますので、
生でも美味しいですし、
加熱調理しても美味しくいただけます。