保存方法

長芋は日持ちする?保存期間&保存方法は?

この記事では、長芋の保存方法について解説致します。

長芋は日持ちするのでしょうか。
保存方法や保存期間、賞味期限はどれくらいでしょうか。

長芋についてまとめていきます。



長芋は日持ちする?

長芋は山芋の一種です。

山芋の中でも、棒状であり長いものでは、1mの長さにもなります。

その他、いちょう芋やつくね芋も、長芋の一種とされていますが、形は棒状でなく、丸みを帯びています。

そんな長芋の旬は冬の時期の11~12月 が旬の時期とされています。

ですが、基本的に1年間出回っているので、いつでも食べられるという特徴があります。

そんな長芋は日持ちするのでしょうか。

結論からいうと、長芋は日持ちしやすい といえます。

常温・冷蔵・冷凍の保存方法がありますが、日持ちさせたいのであれば、「冷蔵保存」 が長持ちします。

また保存適温は 2~5℃ と低い温度帯のため、野菜室ではなく、冷蔵室で保存した方が良いです!

では具体的に長芋の保存方法についてまとめていきます。



長芋の冷蔵保存方法(そのまま&カットのもの)

長芋を長く保存させたいのであれば、冷蔵保存が向いています。

日持ちするには冷蔵保存がベストであり、野菜室ではなく、冷蔵室の方が向いています。

カットした長芋や、そのままの状態の長芋は、冷蔵庫で保存すると良いです。

長芋の冷蔵保存は以下のようになります。

1・まずは、長芋の乾燥を防ぐために、長芋をペーパータオルなどで包んだ後に、ポリ袋にいれます。

2・そのまま冷蔵庫で保存します。

なお、長芋は1本1本が大きいために、一度に食べきれないこともあるかと思います。

その場合は、カットして使用することになると思いますが、その場合は、水分流出を避けるためぴっちりラップをしてから保存してください。

冷蔵保存の保存期間

長芋を冷蔵庫で保存した場合の賞味期限は2か月 となります。

なんと、2か月も日持ちしてくれます。

基本的に芋類は長持ちするので、じゃがいもやさつまいもなども2か月以上日持ちします。

こういった日持ちするものは、値段が安いときに多めに買っておいても安心です。



長芋の冷凍保存方法(すりおろし&カット)

長芋は冷凍保存することも可能です。

ただ、そのまま皮つきの状態で保存するのではなく、加工したものを冷凍して保存すると良いです。

冷凍保存が向いているのは、すりおろした状態の長芋や細かくカットした長芋です。

そのままの状態の長芋は冷蔵庫の方が日持ちします。

すりおろした状態

長芋をすりおろして「とろろ」 にするという方も多いと思います。

とろろにしすぎてしまったら、保存すると思いますが、すりおろした状態のものは、冷蔵庫ではあまり日持ちしないので、冷凍保存がおススメです。

方法としては、すりおろしたものを、そのままジップつきの袋にいれて冷凍庫で保存するだけです。

細かくカットしたもの

長芋は、細く切ってサラダなどにすることもあるかと思います。

その場合は、冷蔵庫ではなく冷凍庫での保存が良いです。

冷凍する場合は、長芋の変色防止のために、一度酢水 につけてから、水気を切り、ジップつきの袋にいれて保存します。

長芋は変色してしまうので、一度酢水につけておくと良いです。

れんこんやごぼうと同様にあく抜きをすることで変色防止となるのです。

冷凍保存の保存期間

冷凍庫で保存した場合の長いもの保存期間は1か月 です。

すりおろしたり、細かく切ってしまったものはあまり日持ちしないので、冷凍しておくと便利です。

なお、加熱調理する場合はそのまま解凍しなくても調理できます。

すりおろしたものは、そのままご飯にかけて食べることもできますが、その場合は電子レンジで解凍するのではなく冷蔵庫で自然解凍してから食べると良いです。

長芋の常温保存方法(そのまま)

長芋は芋類なので、じゃがいもやさつまいも同様に常温での保存が可能です。

常温といっても、低温保存が適しているので、冷暗所が向いています。

冷暗所というのは

・日があたらなく風通しが良い
・14℃以下で涼しい

ような環境です。

昔でいえば「蔵」がありましたが、夏場のキッチンのような高温多湿の環境は不向きです。

保存方法は長芋を新聞紙で包み、そのまま立てかけるなどして保存します。

おがくずにいれて保存すると長持ちするので、よく箱ごと長芋を購入すると、おがくずの中に入った長芋が届きます。

常温保存の保存期間

上記のような保存をした場合、長芋の保存期間は 2週間程度 になります。

比較的芋類の中でも水分量の多い長芋ですが、常温でも日持ちします。

冬場はOKですが、夏場はなるべく冷蔵庫で保存してください。

なお、じゃがいもやさつまいもの方が水分量が少ないために常温でも日持ちしやすいです。

冬場でもキッチンは高温になることもあるので、なるべく保存場所としては避けた方が良いです。

冬でもぶよぶよになったことがありますので。

みなさん注意してください。

その他の保存方法

長芋は、常温・冷蔵・冷凍以外にも保存することができます。

保存方法としては
・干す
・漬ける

といった保存方法があります。

干し野菜・干しイモなどがありますが、長芋も同様に干して水分を抜くことができます。

長芋の干し方

1・まずはれんこんをお好みの大きさ(輪切り・細切り等)にカットします。

2・そのあと、変色を防ぐために酢水に漬けます。

3・ペーパータオルなどで長芋の水分を拭いたら、ザルに並べて天日干しします。

2~3日天日干しにしたら完成です。

こんな感じに

汁物などの料理に使えて便利です。

干した場合は、冷蔵庫保管で 1か月 程度日持ちします!

長芋の漬け方

長芋の漬物を食べたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私は居酒屋でよく注文する定番メニューなのですが。

わさび漬けや、浅漬けなど様々な漬け方があります。

方法としては
1・長芋は皮を剥いて、細切りなどお好みの形にカットします。

2・調味料と一緒に30分ほど冷蔵庫で寝かせます。

あとはそのまま食べるだけです。

長芋の漬物は冷蔵庫保存で 2週間 ほど日持ちします。

結構長持ちするのでおススメです。

このように長芋には様々な保存方法があります。

加工したものも保存できますので、お好みでどうぞ!

長芋の選び方は?

長芋は購入することの方が多いと思いますが、どのようなものを選べば良いのでしょうか。

スーパーでは様々なものが販売されていますので、その中から新鮮なものを選んでください。

長芋の選ぶポイントは以下のようになります。

・切り口が白い色をしている
・切り口が乾燥していない、傷がないもの
・表面が滑らかでつやがある
・でこぼこが少ない
・ひげが多い
・太く重みを感じるもの

このようなものが良い長芋です。

切り口は重要な判断材料になるのですが、おがくずまみれのものもありますので、そういったものは表面をチェックしてください。

スーパーによっては冷蔵保存だったり、常温保存だったりしますが、カットしてあるものは冷蔵の方が良いです。

傷アリのものは値段が安いです。

長芋の保存方法まとめ

今回は、長芋の日持ちする保存方法や保存期間をテーマにしてまとめてみました。

長芋は常温・冷蔵・冷凍の保存が可能ですが、一番日持ちするのは冷蔵保存です。

冷蔵庫はスペースが限られているので冷蔵庫から出して保存するという場合は、冷暗所で保存してください。

また切ってから保存する場合は、酢水につけてから保存することで変色防止になります。

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