さつまいもの栽培方法がテーマです。
秋に収穫の時期を迎えるさつまいもですが、プランターで栽培もできます。
プランター栽培の場合、水やりや肥料はどのように与えれば良いのか、さつまいものプランター栽培での方法についてまとめていきます。
さつまいものプランター栽培方法・苗の準備
さつまいもを育てるには、まず苗を用意します。
ジャガイモは種イモから育てますが、さつまいもの場合は、種や種イモではなく、さし苗というものから育てます。
さし苗をみるとただの葉っぱと思えますが、これからさつまいもを育てて収穫することができるのです。
実はこのさし苗、販売期間は短く、そして売り切れてしまうことが多々あります。
販売は、4月下旬~5月くらいまで販売されていますが、売り切れもあるので、心配な方は、予約しておくことをおススメします。
近くに、種苗店がない場合は、ネットでも購入することができます。
5月に購入して、植え付けを行うと、9月には収穫時期を迎えます。
さつまいもの栽培方法・プランターと土の準備
苗を用意したら、いよいよ栽培です。
購入した苗は、水に2時間以上浸して吸水させておきます。
さつまいもの栽培において、用意するプランターは、なるべく深いもの( 容量20L以上 )を用意します。
そして、培養土と赤玉土 を用意します。
培養土は、野菜用など様々なものが市販されていますが、迷った場合、じゃがいもやさつまいもなどの芋用の培養土も販売されています。
- プランターを用意したら、まず鉢底石を敷き詰めその上に8割ほどプランターの土をいれます。
- そしてその上に、赤玉土を3cm程度のせましょう。
- そして、さし苗をななめに置くように並べます。
- 苗の先2~3節を地上にでるようにし、それ以外には土をかぶせます。
- そしてさらに赤玉土を3cm程度かぶせてあげて、そして最後に水をたっぷりかけてあげるようにします。
これで植え付けの完了です。
参考画像
引用元:http://plaza.rakuten.co.jp/negishinouen/diary/201505050000/
つるがどんどん伸びてくるので、伸びたつるはまとめてプランターの上においておきましょう。
さつまいもの水やりや肥料はどうする?
さつまいもは基本的に乾燥を好みます。
ですのでそこまで水やりの心配はいりません。
植えた直後の10日ほどは毎日水やりをしてあげるようにします。
定植後は、土の表面が完全に乾いたら水やりをする程度で大丈夫です。
畑の場合だと、雨だけで、水やりはほとんどいりません。
また肥料の場合ですが、さつまいもは肥料を与えすぎないのもポイントです。
それはさつまいもに窒素の多い肥料を与えすぎると、葉ばかりが育ち、さつまいも自体が育たないためです。
しかし、プランターの場合は、畑のように肥料があるわけではないので、追肥が必要です。
葉っぱの色が悪くなってきたら追肥のサインです。
なるべくカリウムが多い肥料だとさつまいものがよく太ります。
さつまいもや芋用の肥料が売っているので、そちらを購入するのが良いと思います。
さつまいものプランター栽培まとめ
さつまいものプランターでの栽培方法についてまとめました。
乾燥を好むので、あまり水のあげすぎは良くないですが、プランターの場合は、畑と違うので、様子をみて、水やりや肥料をあげてあげる必要があります。
植え付けから120日ほどたったら収穫のタイミングです。
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