トリビア

れんこんの産地はどこが有名?生産量ランキング!

今日は、れんこんの産地をテーマにしていきたいと思います^^

 

れんこんの産地はどこが有名でしょうか。
また生産量はどれくらいでしょうか。

 

れんこんについてまとめていきます。

 



れんこんの産地はどこが有名?

れんこんは、地下茎を食べる野菜です。

 

根っこを食べていると思いがちですが、
実はあの穴がたくさんあいているものは
茎なんです。

 

地下茎を食べるのは、じゃがいもも当てはまります。

 

れんこんは、煮物や揚げ物など、
様々な料理に利用されています。

 

1年中食べられる野菜ではありますが、
どこが有名なのでしょうか。

 

れんこんの産地で有名なのは
・茨城県土浦市
・徳島県鳴門市・徳島市・松茂町
・佐賀県白石町

です。

 

これらの地域で栽培されるれんこんは
生産量も多いです。

 

その他、千葉県の成田市や愛知県の愛西市でも
生産されています。

 

では、産地別の生産量はどのようになっているのでしょうか。

 

産地別の生産量ランキングは以下のようになります。

生産地生産量(t)
1位茨城県28000
2位徳島県7210
3位佐賀県5920
4位愛知県3740
5位山口県3410
6位熊本県2240
7位新潟県1860
8位岡山県1410
9位千葉県1240
10位石川県1200

※平成28年度
引用元:指定野菜(秋冬野菜等)及び指定野菜に準ずる野菜の作付面積、収穫量及び出荷量

http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_yasai/index.html

 

茨城県の生産量が ダントツ です。

 

全国の生産量は59.800tですので、
茨城のれんこんの生産は、
約半分 を占めることになります。

 

続いて、有名な生産地もある、
徳島県、佐賀県が続きます。

 

これだけ生産量が多い理由は様々です。

 

 

①作付面積が広い
そもそもの作付面積が他の県とは段違いです。

 

茨城県の作付面積は 1610ha であり、
徳島県は530ha、
佐賀県は397haと、そもそもの栽培環境が
異なります。

 

茨城県に旅行に行ったことがある方でしたら
わかるかもしれませんが、
土浦駅の周辺でも、れんこん畑をたくさん見ます。

 

常磐線を利用して、どこか茨城の地域を訪れる際は、
土浦のれんこん畑にも注目してみてください。

 

 

②土地があっている
茨城県には有名な湖である、
霞ヶ浦があります。

 

その周辺で栽培が盛んなのですが、
そもそも茨城の中でも栽培がさかんなところは、
低湿地帯であり、土壌も肥えている、
この環境がれんこんの栽培には
適しているといえます。

 

また、茨城の土浦周辺は雪も少なく、
温暖な気候もあっているのだといえます。

 

③栽培歴史
茨城県のれんこんの栽培は昔から行われて
きました。

 

販売する目的での栽培がはじまったのは、
昭和20年からです。

 

れんこんはどこの土地でも育つというわけではないので、
環境にあっているからこそ、
古くから栽培され、
そして販売もできるほど、
大量生産ができています。

 

なお、東京の市場では、ほとんど茨城のれんこんが
流通しています。

 

関西の方にいくと、
徳島県や佐賀県産のものが多くなってきます。



れんこんの種類

れんこんにも実は種類があります。

 

主に中国種・在来種の2種類があります。

 

 

中国種
現在多く流通しているのは、中国種です。

 

在来種と比較すると、
中国種の方がずんぐりとした形をしており、
節間がつまっています。

 

なぜ中国種なのかというと、
中国から導入したものを改良したためです。

 

様々な品種がありますが
・備中系(徳島県)
・金澄系(関東)
・だるま系(徳島県)
・支那(山口、石川)

などが有名です。

 

病気に強く、収穫量も多いうえ、
在来種と比較すると、シャキシャキとした食感が特徴的です。

 

 

在来種
在来種は中国種と比較すると、
ほっそりしているのが特徴です。

画像引用元:https://vegetable.alic.go.jp/panfu/renkon/renkon.htm

 

在来種は、中国種と比較すると、収穫量が少ないために、
あまり出回らないです。

 

こちらは粘り気が強いために
柔らかい印象です。

・天王
・上総

などの品種があります。

 

このように中国種と在来種では多少異なります。

 

一般に多く流通しているのは
中国種であるといえます。

 

また一般にれんこんの収穫時期は、
9~10月 とされていますが、
それより早く収穫する新れんこんもあります。

 

新れんこんは、7~9月ごろが旬になりますが、
水分が多く、サクサクとした食感が特徴的です。

 

かなり新鮮であれば、
新レンコンは生で食べることもできます。

 

あとはサラダや和え物にするのも良いですね。

 

冬の時期に収穫されるれんこんは
煮物にも向いています。

 

茨城のれんこんもおススメ

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まとめ

今回は、れんこんの産地や生産量をテーマにして
まとめてみました。

 

れんこんの産地は茨城県の土浦周辺が有名ですが、
その他、徳島や佐賀も有名な産地です。

 

また生産量は茨城県がトップといえます。

 

れんこんはビタミンCも豊富です。

 

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