松茸の賞味期限や保存方法がテーマです。
松茸の賞味期限はどれくらいでしょうか。
また保存方法や冷凍する方法はあるのでしょうか。
松茸についてまとめていきます。
松茸の保存方法・冷蔵保存
松茸といえば、秋の味覚です。
スーパーに松茸が並ぶようになると、秋がきたと実感できます!
というのも、他のきのこ類と違って、松茸は人工栽培が難しく、天然のものしか流通しておらず、9~10月の旬の時期しか食べられません。
他のきのこ類も旬の時期は9~11月くらいが多いのですが、人工栽培の技術が発達し、今では1年中食べることができます。
松茸は高価なので、腐らせたくはないですよね!
というわけで、自宅でできる松茸の保存方法を簡単に紹介していきます。
松茸の冷蔵保存方法
松茸を購入したら、腐らせたくないですよね。
松茸を手にいれた場合の保存方法として最も最適なのは冷蔵保存です。
たまに、きのこは野菜室で保存する!と書いてあるものも見かけますが、きのこ類は、基本的に野菜室ではなく、 冷蔵庫 で保存するようにしてくださいね。
松茸は以下のようにして、冷蔵庫で保存することができます。
1⃣松茸を新聞紙、もしくはペーパータオルで包みます。
松茸に汚れがついていたら、ふきんを少し濡らして軽くふくようにします。
天然きのこなので、菌床栽培のしめじやまいたけと比べると汚れがついています。
賛否両論ですが、さっと洗った方が、汚れは落ちます。
洗って水気がついている場合は、ペーパータオルでよくふき取ってください。
2⃣続いて、松茸をポリ袋にいれる、もしくはタッパーにいれて、冷蔵庫で保存するようにします。
これで松茸の保存はOKです。
きのこ類は、水気に弱いので、保存している段階で水がつかないように注意してください。
松茸の冷蔵保存の賞味期限
松茸を上記のように保存した場合の賞味期限は、1週間 となります。
きのこ類は基本的に1週間程度であれば日持ちします。
松茸も同様に1週間程度はもつのですが、松茸は香りが命!です。
やはり保存期間が長くなってしまうと、松茸の鮮度が落ち、香りが落ちてしまうので、なるべく早く食べてください。
松茸の冷凍保存方法!
松茸は、冷凍保存も可能です。
松茸がたくさんあってすぐには食べられない…というような状況、もしくは松茸をとっておいて後で食べたいというような時は冷凍保存しておくのが良いでしょう。
松茸の保存方法は以下のようになります。
1⃣まずは松茸の石づきをカットします。
松茸には石づきがあるので、その部分は取り除くようにします。
しかし他のきのこと違い、ざっくり切ってしまうともったいないので、中心部は残して周りだけを削るようにします。
2⃣松茸に汚れがついている場合は、冷蔵保存のときと同じように、軽く水で洗ったのちに、水気をよくふき取るか、濡らした布巾などで汚れをとってください。
3⃣続いて、松茸をラップで包み、ジップつきの袋にいれて空気を抜き、冷凍庫で保存します。
あとは松茸を冷凍庫で保存するだけです。
注意点として松茸は加熱した状態ではなく、生の状態で保存するようにしましょう。
きのこによりますが、一度加熱してから、冷凍してしまうと再度加熱調理をしたときにべちゃっとした食感になってしまいます。
生の方が冷凍してもきのこのおいしさを残しておけます。
松茸の冷凍保存の賞味期限はどれくらい?
松茸を冷凍庫で保存した場合の賞味期限は1か月 程度になります。
基本的にきのこの冷凍保存は、1か月程度にしておいた方が良いです。
このくらいの期限であれば、松茸の独特な香りも残っています♪
ただ、冷凍した松茸は焼き松茸には向きません。
冷凍した後、松茸を食べるのであればお吸い物や松茸ご飯などの調理の方がむいています。
冷凍した状態で包丁で、食べやすいサイズにカットしてから料理に使ってください。
なお、冷凍庫の状態によって肉類を多く冷凍していると、においが移ってしまうことがあります…
なので、冷凍保存をしていても、なるべく早めに消費するようにしてください。
松茸の常温保存方法
松茸は常温保存も可能です。
ただ冷蔵・冷凍と比べて日持ちしません。
ですので、常温で保存する場合は
- 15~25℃
- 直射日光が当たらない
- 高温多湿でない環境
で保存するようにしてください。
保存する際は、ペーパータオルや新聞紙で包むようにします。
松茸が出始めるのは、9月からですが、9月の室内は30℃を超える日もあります。
そのような環境では日持ちしないので、冷蔵庫での保存をおススメします。
松茸の常温保存の賞味期限はどれくらい?
松茸を常温で保存する場合の賞味期限は1~2日 間程度になります。
1~2日程度であれば、常温での保存も可能ですが、高温多湿の環境では、長く持たないので注意してください。
松茸のマメ知識
松茸は国産のものが高くて、中国産や韓国産のものは安いですよね。
でも、中国産だからといって、同じ種類であることに変わりありません。
アメリカやカナダのものは、日本の松茸とは違う種類です。
でも中国産のものは、価格も安く香りも少ないですよね。
というのも、輸入に時間がかかるために、香りがとんでしまって、国産のものよりも風味が落ちてしまうようです。
なので多少安いけれど、もとは同じ松茸。
というわけで、中国産だからといって種類に変わりはないのです。
松茸の選び方
松茸を購入する際は、どのような松茸を選ぶのが良いのでしょうか。
松茸は以下のようなものを選ぶのが良いです。
・軸が白っぽくて太い
・厚みがある
・湿り気がある
・カサが五分開き
・ひだが汚れていない
このような松茸を購入するのが良いです♪
松茸は、かさの開きによって呼び名が変わってきますが、「つぼみ」 と呼ばれるものがもっとも高値がつきます。
かさの膜切れがないのが特徴です。
呼び名の中で、一番香りが強いのが「ひらき」 と呼ばれるもので、こちらはマツタケのかさが開いていて香りが良いのですが、安いため松茸ご飯やすき焼きなどに調理されます。
松茸の保存方法まとめ
松茸の賞味期限や保存方法をテーマにしてまとめました。
松茸は、鮮度が悪くなると香り・風味が落ちてしまうので、なるべく早く食べるようにした方が良いです。
冷蔵保存の賞味期限は1週間、冷凍保存で1か月程度です。
購入したり、もらってから食べるまでに時間がかかってしまう場合は、常温保存ではなく、冷蔵保存の方が良いです。
また野菜室ではなく、冷蔵室で保存してください。
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