さつまいものカビや、芽がテーマです。
さつまいもを購入して少し放置していたらカビや芽がでていたなんてことはありませんか。
さつまいもも作物なので、放置していると、カビが生えたり、芽がでてしまうこともあります。
そして芽がでてしまったさつまいもは栽培することもできるのでしょうか。
さつまいもの芽やカビについてまとめていきます。
さつまいものカビは食べられる?
さつまいもは、基本的に貯蔵性は高いですが、保存の仕方が悪いとカビが生えてしまうこともあります。
季節が冬だからといって、カビが生えてしまうときもあるので要注意です。
基本的に保存としては、常温保存がむいているのですが、適温は13~16℃程度とされているので、それ以上になると、芽がでてしまったり、それ以下だと低温障害を起こしてしまうこともあります。
さつまいもの保存に関しては、こちらの記事をどうぞ
さつまいもの冷凍保存方法や賞味期限は?長持する保存はコレ!
さつまいもにカビが生えると、表面に白い綿のようなカビや、アオカビが生えてしまうことがあります。
カビが生えてしまったら捨てなきゃーと思うのはちょっと早いです。
カビが生えている程度によっては切り落とすことで使えます。
基本的にさつまいもの内部はぎっしり詰まっているために、中までカビが生えるということはあまりありません。
内部が黒かったり、茶色になっている場合は低温障害が考えられます。
ですので、表面にカビが生えている程度でしたら、厚めにその部分を切り取れば食べることができます。
ただし、カビの発生によって、さつまいも自体が柔らかくなっている場合や、酸っぱい臭いがする場合は、さつまいも自体が腐っています。
そこまでくると、廃棄した方が無難かと思います。
また他の野菜類は、基本的にカビが生えたものは食べないで捨ててしまいましょう。
芽がでたさつまいもは食べられる?
さつまいもは保管している温度が高いと芽がでてしまいます。
特に、冬場の秋になるとさつまいもが旬の時期になり、ご近所からいただくということもあると思いますが、貯蔵性が良いからといって放っておくと芽がでます。
しかし、さつまいもに芽でしまった場合でも食べられます。
食べられないのは、じゃがいもの場合です。
じゃがいもの場合は、芽にソラニンという毒が含まれているので注意が必要です。
ただ、芽がでてしまったさつまいもも食べられますが、芽の成長に栄養がとられているので、味は落ちていると考えられます。
芽からさつまいもを栽培できる?
芽がでてしまったさつまいもからさつまいもを育てることができるという情報が。
さつまいもは苗から育てますが、市販のさつまいもからも栽培が可能です。
さつまいもはツル苗から育てます。
画像引用:http://plaza.rakuten.co.jp/negishinouen/diary/201402110000/
市販のさつまいもから発芽させて、そのツル苗を植えるようにすれば芽がでます。
さつまいもの発芽させる方法としては、市販のさつまいもを培養土をいれて混ぜたプランターに植え付けます。
このとき、頭を1/4ほど出しておきます。
最初に、48℃のお湯に40分くらい漬けておくと発芽が促進されるようです♪
発芽したら水やりをし、日光にもあてるようにします。
苗が育ったら切り取って、つる苗として栽培しましょう!
ちなみに、水耕栽培でも、芽が育ち、そして葉っぱもなるのですが、さつまいもの実はならないようです。
ですが、葉っぱが食べたいという方は、水耕栽培でも簡単に芽がでて育てることができるので挑戦してみてください。
さつまいもの苗も販売されていますが、4~6月で売り切れになってしまうので要注意!
さつまいもの芽・カビまとめ
今回は、さつまいものカビや芽についてまとめました。
さつまいもはカビても食べられるし、芽もでるし、とても生命力が強いです。
芽がでても食べられるし、そして葉っぱや茎も食べることができるので料理に活かしてみてください。