さつまいもの炭水化物がテーマです。
さつまいもは、太るというイメージを持たれやすいのですが、ダイエットに不向きな食品なんでしょうか。
そんな秋の味覚さつまいもについてまとめていきます。
さつまいもは炭水化物?含量はどれくらい
さつまいも=炭水化物というイメージがありますよね。
でもこのさつまいも=炭水化物というのは間違いであり、そもそも炭水化物という分類にされるものはありません。
ご飯やパンなども炭水化物ではなく、穀物類に分類されており、さつまいもは、芋類およびでんぷん類に分類されています。
そして炭水化物の含有量が多いと太るというのも間違った認識です。
さつまいもの炭水化物の含有量は、以下のようになります。
100gあたりの炭水化物量:31.5g
100gあたりの糖質:29.2g
この数値が多いか少ないかということですが、炭水化物の含有量が多いとされているお米やパンの炭水化物量は以下のようになります。
小麦100gあたり炭水化物:72.2g
お米100gあたり炭水化物:37.1g
この炭水化物は様々な食品に含まれていますが、ジャム類になると100g中8割が炭水化物であるということも。
それだけ砂糖が多く含まれているということですが、そういった食品と比較すると、さつまいもの炭水化物量は決して多くはない数値です。
さつまいもは太るというのは間違い!ダイエットには?
さつまいもは太ると思われがちですが、さつまいもは太る食品ではありません。
さつまいものカロリーは、100gあたり132kcalほど。
炭水化物を多く含んでいますが、そこまでカロリーは高くないです。
さつまいもは栄養素を考えればダイエットにも使えます。
ご飯100gあたりのカロリーは、約160kcalですが、さつまいもはご飯よりもカロリーが低いですよね。
ですので、ご飯の代わりに主食として用いることもできます。
100gあたり、130kcalという数値は決して太る数値ではないです。
むしろお菓子や菓子パンは、さつまいもの3倍近いカロリーを含んでいます。
ダイエットというと、食事量を抑えるということをする人がいますが、これは間違ったダイエット方法です。
食事の量を抑えると、その時は、痩せますが、食事制限のダイエットは、筋肉量が衰え、普通の食事に戻したときに、リバウンドしやすいという意味のないダイエットになってしまいます。
ですので、食事制限はしないできちんと食べなければなりません。
食べすぎて太ってしまうという方にさつまいもは強い味方です。
さつまいものダイエット中のメリット
さつまいもは、ご飯よりもカロリーは低いですが、腹持ちがよく、食物繊維も多く含んでいます。
そしてよく噛まないと食べられません。
ですので、食べすぎるという心配がありません。
さつまいもに含まれているでん粉は、白米などの穀物と比較すると、消化しにくいので、消化に時間がかかり、腹持ちがよくなります。
また、さつまいもに含まれているヤラピンという成分は、緩下剤として古くから知られています。
つまり、お腹を緩くしてくれるので、便秘に効果があるのです。
なので、食事量を減らすダイエット中は便秘になりがちですが、さつまいもを食べていれば、空腹をあまり感じず、そして便秘になることも防げるというわけです。
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ただ、さつまいもに含まれている食物繊維は不溶性の食物繊維なので、しっかり水分をとって食べてください。
でないと逆に便秘になってしまう恐れが。
ご飯の代わりにさつまいもを代用してみるなどして、ダイエット中でも、活用してみてください。
ただ、さつまいもはダイエットに向いているといってもスイートポテトなどの高カロリーなものだと太るので、焼くか蒸すか、など油を使わない調理法がおすすめです。
さつまいもの炭水化物量まとめ
今回はさつまいもの炭水化物量やダイエット効果などをテーマにしてまとめました。
さつまいもは、実は、炭水化物は3割でそこまで炭水化物を含んでいないということがわかります。
ほとんどが水分なのです。
さつまいもをうまく活用して、効果的にダイエットをしましょう。
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