健康

さつまいもの栄養には何がある?栄養価がすごい!?効果や効能とは

さつまいもの栄養がテーマです。

いも類に分類されているさつまいもですが、どのような栄養価があって、人への効果や効能にはどういったものがあるのでしょうか。

そんな秋の味覚でもあるサツマイモについてまとめていきます。



さつまいもの栄養・栄養価

さつまいもはそもそもいも類に分類されていますが、いも類というと、炭水化物が多くてあまりビタミンやミネラルが含まれていない、そんなイメージはないですか。

いも類に含まれているサツマイモですが、ちゃんとビタミンやミネラルも含まれています。

ちなみにさつまいも100gあたりの栄養成分は、食品成分表をもとにすると、以下のようになります。

さつまいもの栄養(100gあたり)

エネルギー: 132kcal
水分:66.1g
タンパク質:1.2g
脂質:0.2g
炭水化物:31.5g
食物繊維:2.3g
ビタミンE:1.6mg
ビタミンB6:0.28mg
ビタミンC:29mg
カリウム:470mg

これだけ見ると、あまりよくわからないかもしれませんが、さつまいもを1本約200gを食べると、ビタミンE、ビタミンB6、葉酸、パントテン酸、ビタミンC、カリウム、銅、モリブデンの1食分に必要な摂取量をクリアしてしまうほど、豊富なビタミンやミネラル類が含まれています。

それほど、さつまいもは栄養価の高い食べ物だったんです。

1本あたり約200gであるので、つまり1本あたりのカロリーは約264kcalという数値であり、決して低いわけではないですが、それだけ多くの栄養素が含まれています。



さつまいもの栄養の効果や効能

では具体的にさつまいもにはどのような効果や効能があるのでしょうか。

さつまいもには、様々な期待ができます。

さつまいもの効能効能・ヤラピン

さつまいもには、ヤラピンという成分が含まれていますが、これはさつまいも特有の成分で、他の作物には含まれていません。

この成分は、なんと便秘に効果があるとされています。

緩下剤として古くから知られています。

ですので、サツマイモは便秘 に効果があるとされていますが、食物繊維だけではなく、このヤラピンという成分との相乗効果によって、便秘の改善効果があるわけです。

さつまいもの効果効能・ポリフェノール

さつまいもの一種である紫芋には、アントシアニンが含まれています。

このアントシアニンには、抗酸化作用があり、癌の予防や、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病の予防にも役立ちます。

さつまいもの効果効能・ビタミン類

さつまいもには多くのビタミンが含まれていると説明しましたが、このビタミン類はどのように作用するのでしょうか。

ビタミンE

さつまいもには、多くのビタミンEが含まれていますが、このビタミンEは、 老化防止のビタミン とも呼ばれていて、抗酸化作用によって体が酸化するのを防いでくれます。

また生活習慣病など予防する効果もあるとされています。

ビタミンC

ビタミンCといえば、抗酸化作用があるため、美容に効果があるとされていますよね。

しみ・しわの予防だけではなく、風邪予防にも効果があるとされています。

実は、さつまいもには、りんごの約7倍のビタミンCが含まれています。果物よりも多いんです!

しかも、通常ビタミンCは、加熱すると壊れてしまうのですが、さつまいもの場合、加熱してもでん粉がガードしてくれて、ビタミンCが破壊されないので、加熱調理しても全く問題ありません。

またカリウムも豊富に含まれているので、むくみ解消の効果もあります。

さつまいもって実はすごい栄養が含まれていて、嬉しい効果や効能があるんです♪



さつまいもの栄養・効果まとめ

さつまいもの栄養価や効能などについてまとめました。

さつまいもって実は栄養価が高い、優れものといえます。

ビタミンやミネラル、その他ポリフェノール類も含まれています。

秋が旬ではありますが、1年中食べることのできるさつまいも、料理に活かしたいですね!

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