今日は、しいたけの切り方をテーマにしていきたいと思います^^
しいたけの切り方はどうすれば良いのでしょうか。
飾り切りや鍋などの時にはどうすれば良いのでしょうか。
しいたけの切り方についてまとめていきます。

しいたけの切り方
しいたけは、3~5月、そして9~11月の時期が旬の時期
とされています。
しいたけの旬の時期は限られていますが、
実際には、菌床栽培で栽培されているしいたけが多く、
1年中流通しているといえます。
しいたけ以外にも人工栽培されているきのこ類は多く、
旬の時期以外でも食べることができます。
そんなしいたけは、鍋にいれられたり、
炒め物にしたり…
様々な料理に利用されているといえます。

料理に合わせて切り方も変えましょう♪
まず、しいたけを切る前に、
下処理をしておく必要があります。
石づきと軸の処理です。
しいたけには石づきと軸の部分があります。
基本的にこの部分はカットします。
1・まずはしいたけに汚れがついている場合は、
キッチンタオルや布巾で
汚れを軽くふきます。

しいたけを調理する際は、
洗わないようにします。
しいたけを水で洗ってしまうと、
うまみがでてしまいます…。
2・続いて軸をカットします。
横をむかせて、切り落とすようにします。

また、軸の先についている固くて黒ずんだ部分は
「石づき」 です。

しいたけは、軸の部分も食べられるので、
軸を料理に利用する場合、この黒い部分は包丁で
削りとってしまいましょう。
また、しいたけは日光に当てることで、
ビタミンD量が増加します!
ビタミンDは、カルシウムの吸収をよくするので、
骨を丈夫にし、骨粗しょう症を予防する働きがあります。
では具体的にしいたけの切り方について説明していきます。
しいたけの薄切り【炒め物・汁物】
しいたけの定番の切り方です。
炒め物や汁物、そして炊き込みご飯の具材にするときなど、
どんな料理にも使えます。
1・まずはしいたけの軸を切り落とします。
2・つづいて、かさの端から2~3mm程度の厚さで
切っていきます。


これでしいたけの薄切りの完成です。
さらに、しいたけの薄切りにしたものを、
端から刻んでいくと、
しいたけのみじん切り になります。

みじん切りは、スープなどの汁物に最適です。
また離乳食にしいたけをいれる際は、
みじん切りして赤ちゃんに食べやすくしてあげるのが
良いです。
しいたけの飾り切り(花切り)【鍋・すき焼き】
鍋にするときは、この切り方にすることが多いです。
鍋以外にもバーベキューなど、
飾り切りにすることで、華やかになります。
1・まずはしいたけの軸を切り落とします。
2・続いて、斜めに包丁をいれ、
さらに反対側からも切り取るように
斜めに切りこみをいれます。



3・6~8か所、切込みが入るようにします。


これでしいたけの飾り切りの完成です。
亀甲しいたけ
しいたけの飾り切りの一種です。
おせち料理の際は、このように切ります。
1・まずは、しいたけの軸を切り落とします。
2・続いてしいたけの縁を切り取り、
しいたけが六角形になるように形を整えます。

3・縦にV字になるように左右から
切込みをいれます。

4・さらに横に2本切込みをいれます。

これで完成です。
亀は長寿の象徴として、
おせちにいれられます。
しいたけのそぎ切り【煮物】
そぎ切りにすることで、加熱時間が早く仕上がる他、
味が染み込みやすくなります。
煮物の他、炒め物にしても
しいたけの存在感がでる切り方です。
1・まずはしいたけの軸を切り落とします。
2・続いて、しいたけを寝かせて、
そぐように切ります。

さらにそぐようにして半分に切ります。

サイズの大きいしいたけは、3~4つ程度に
切り分けるようにします。
しいたけのいちょう切り【煮物】
煮物の他、汁物にも向いています。
1・まずはしいたけの軸ではなく、
石づきの部分をカットします。

この切り方では、しいたけの軸も活用します。
2・つづいて、しいたけをそのまま半分に
切ります。

3・さらに、切ったしいたけをさらに
半分に切ります。

これでしいたけのいちょう切りの完成です。
しいたけは、軸の部分だけをカットしてしまえば
肉詰めやステーキ、天ぷらなどの料理に活かせます。
炒め物や汁物にするときは、
そのままだとサイズが大きいので、
食べやすい大きさに切ってから料理するのが
良いです^^
おうちで椎茸栽培に挑戦してみてはいかがでしょうか?^^
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まとめ
今回は、しいたけの切り方をテーマにして
まとめてみました。
しいたけには、様々な調理法があるので、
調理法に合わせて、しいたけの切り方も変えるのが
良いかと思います。
飾り切りは一見難しそうですが、
簡単なので、
鍋の際には、飾り切りにすると華やかな印象になります。
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