エリンギの食べ方がテーマです。
エリンギは生で食べることもできるのでしょうか。またエリンギを食べるときは洗った方が良いのでしょうか。
エリンギについてまとめていきます。
エリンギは生でも食べられる?
エリンギはヨーロッパ原産のきのこであり、日本で自生しているものではありません。
ですので、日本で販売されているエリンギは、人工栽培のものといえます。
エリンギは1年中スーパーで購入することができますが、私たちが普段食べているものは、工場で管理して出荷されているものといえます。
そんな管理して栽培されているエリンギですが、生で食べることは可能なのでしょうか。
結論からいうと、エリンギは生では食べられません!
エリンギを食べる際は、必ず加熱してから食べるようにしましょう。
エリンギをはじめとするきのこ類は基本的に加熱食材となっています。
なので、他のきのこ類
- えのき
- しいたけ
- まいたけ
などのきのこも生食はしないようにしましょう。
エリンギは基本的に栽培管理されてはいますが、生食した場合、腹痛、嘔吐などの食中毒が起こることがあります。
なので、毒きのことは違うリスクがあるので、生食は危険です。
スーパーで購入するエリンギをチェックすると、裏面に「加熱してからお召し上がりください」と表記してあるはずです。
なので生食はやめておきましょう!
最近ではレシピサイトも多く、たまに生のエリンギやきのこを使ったレシピも紹介されていますが、エリンギは生食NGなので、そういったレシピを参考にする場合は、加熱して調理するようにしてください。
マッシュルームは、生食もできるので、同じきのこ類だから大丈夫と誤解されている方も多いですが、同じきのこでも生食はできないのです。
1~2分程度の加熱時間で火は通りますし、電子レンジで加熱調理することもできます。
エリンギは洗って調理するべき?
基本的に野菜を調理する際は、よく洗ってから調理することの方が多いですよね。
エリンギも同じように洗ってから調理した方が良いのでしょうか。
結論からいうと、エリンギは洗わないで調理した方が良い! といえます。
野菜は畑で栽培しているので、土汚れがついていることがあるので、しっかり洗った方が良いのです。
ですが、エリンギのように人工栽培で工場内できちんと管理されて栽培されているきのこ類は、洗わなくても食べることができます。
エリンギを洗ってしまうことのデメリットとして旨み・風味が落ちてしまうという点があります。
せっかくのエリンギ独特の風味が台無しになってしまいます。
また洗うことにより、エリンギが水っぽくなります。
かさの部分はぬめりができ、水を吸ってぶよっとした感じに。
なのでこれらをデメリットを考えて、エリンギは洗わない方が良いとされています。
ただ気分的に食べる前に洗いたいという方は、キッチンペーパーで汚れをふき取るのがおススメです。
どうしても水で洗いたいという方は、水でサッと洗う程度にとどめておきましょう。
エリンギを水でわざわざ洗う必要がないのは、エリンギが工場で人工栽培されたものであるという点もあります。
工場栽培であるので、野菜類では不安な農薬がついているということもありません。
なので、しいたけやしめじなどの他のきのこ類も基本的には洗わないで調理します。
ただ、なめこはゼリー状のぬめりを水でサッと洗って落としてから味噌汁にいれるなどして調理するようにしましょう。
きのこ類は加熱調理するのを忘れずに。
エリンギの下ごしらえ方法
では、エリンギの下ごしらえの手順を説明します。
- まずは、エリンギに汚れがあるかをチェックします。汚れがついている場合は、キッチンペーパーや布巾でふきとるようにします。
- エリンギには、栽培の工程でおが粉がくっついていることがあるので、その場合もふきとって除くようにします。
- エリンギの石づきをとります。スーパーで販売しているものは、石づきがないものもありますが、石づきがついている場合は、包丁で削るようにして取り除きます。
- 少し古くなったものは、根元をカットしてから使った方が良いです。
- エリンギを好みのサイズにカットします。
炒め物にする際は、薄切りにされることが多いです。
また違った食感が味わえるので、横にスライスしてカットするのも良いです。
切り方に関してはこちらをどうぞ
エリンギの切り方!炒め物や鍋では?レンジでの加熱は何分?
またエリンギは柔らかいので、包丁ではなく、手で裂くこともできます。
手で裂くことで味が染み込みやすくなります。
切ったエリンギは、炒め物や煮物など、様々な料理に活用できます。
夏の時期は、大きく2つにカットしてバーベキューにするのも良いです。バター醤油炒めもおススメです!
エリンギのバター醤油炒め
エリンギのバター醤油炒めに必要なもの
- エリンギ:1パック
- バター:6g
- 油:大さじ1/2杯
- 醤油:小さじ1杯
エリンギのバター醤油炒めの作り方
- まずは、エリンギを薄切りにし食べやすい大きさにします。大きいエリンギの場合は、1/2、もしくは1/3にカットします。
- フライパンにバター、油をいれて、エリンギを炒めます。
- しんなりしてきたら醤油を加えます。
お皿に盛り付けて完成です。
炒めたときのエリンギの香りが食欲をそそります♪
エリンギの生食アレルギーまとめ
エリンギの食べ方をテーマにしてまとめました。
エリンギは生では食べられないので、必ず加熱調理をしてから食べるようにしてください!
また、エリンギの風味を残すために、洗わないで調理した方が良いです。