さつまいもの種類や特徴がテーマです。
さつまいもには様々な品種がありますよね。
中でもシルクスイートが注目を集めています。
そんなさつまいもの種類や特徴についてまとめていきます。
さつまいもの種類や特徴とは?
さつまいもは、全国各地で栽培が盛んですが、中でも、鹿児島県・茨城県・千葉県の3県での収穫が盛んです。
さつまいもの収穫は9月からがピークで、秋の味覚としても注目されていますね。
さつまいもの種類を知って、様々な品種を食べてみましょう。
さつまいもには非常に多くの品種があります!
ベニアズマ(紅あずま)・甘い
紅あずまは、関東で人気の品種といえます。
ですので、茨城や千葉県でも多く栽培されていますね。
実はこの紅あずまは、「関東85号」と「コガネセンガン」という品種を交配させて、誕生しました。
甘みが強く て、焼き芋やお菓子にも最適です!
中身は黄色っぽい色をしていて、見た目からして食欲をそそります♪
画像引用:http://www4.synapse.ne.jp/anet/satumaimo/019_beniazuma.html
高系14号
関東の人は聞きなれないかもしれませんが、有名な品種で、主に西日本で栽培されています。
貯蔵性に優れていて、寝かせると甘味が強くなります。
焼き芋やお菓子にも適しています。
中身はクリーム色をしていて、粉質です。
さらに選抜された宮崎紅・大栄愛娘という種類もあります。
画像引用:http://www.jrt.gr.jp/var_s/pre_03.html
紅こがね
主に茨城県で栽培されている品種です。
ベニアズマの中から優れたものを選び、それを育成したものです。
紅あずまと同じように甘味があり、ホクホクとした食感をもっています。
鳴門金時・甘い
西日本で多く流通している種類です。
主に徳島県鳴門市で栽培されており、土産としても鳴門金時が使用されています。
甘味が強くてねっとりとした食感 が特徴の種類で、貯蔵性も良いです。
皮は紅色ですが、中身はクリーム色です。
画像引用:http://www.corai.jp/
安納芋・甘い
甘味が強いことからも話題の種類です。
種子島が原産の品種で、甘味が強く、ねっとりした食感が特徴です。
非常に 糖度が高く 、焼き芋として人気が高いです。
皮が赤く、中身はオレンジ色をしています。
安納芋の中でも皮が赤っぽいものを安納もみじ、皮が白っぽいものを安納こがねとして流通されています。
お菓子や焼き芋としての販売が多いです。
灯籠蜜いもという種類も安納芋の一種ですが、かなり甘いことで人気になってきています。
紅はるか・甘い
紅はるかは、「九州121号」と「春こがね」を交配させた品種で、見た目も良く、味も良い品種になっています。
中身はクリーム色をしていて、糖度が高い品種です。
ですので、焼き芋としても好まれますが、スイートポテトなどのお菓子に加工しても甘味が強いので美味しくいただけます。
便秘に効果のあるヤラピンを多く含んでいます。
茨城県のブランド「紅天使」も紅はるかです。
画像引用:http://furusato.karen-ja.or.jp/products/list.php?category_id=53
シルクスイート・甘い
「春こがね」と「べにまさり」という品種を交配させて生まれた種類です。
名前の通り、舌触りがなめらかで、 甘味が強い のが特徴です。
まだデビューしたばかりの種類ですがmその甘さからすでに人気がでています。
皮は紅色で中身はクリーム色をしていて、粉質です。
甘味がとても強いので、焼き芋、そしてスイートポテトなどの加工にも良いです。
一度食べた人を虜にするとして話題です。
さつまいもの種類・オレンジ系
隼人芋
別名「にんじんいも」とも呼ばれています。
皮は薄いオレンジ色で、中身は鮮やかなオレンジ色をしています。
特に加熱すると人参のようなオレンジ色になり、βカロテンも多く含んでいます。
甘味が強くて柔らかいのが特徴で、焼き芋や蒸し芋にしても美味しいですが、鹿児島では焼酎の原料にもされます。
紅はやと
皮は赤紫色なのに、中身はオレンジ色をしているのが特徴です。
βカロテンの含有量が多いのが特徴です。
柔らかい食感で、大学芋の他、甘い菓子類、またシャーベットの原料にも利用される種類です。
ベルベット
皮は一般的なさつまいも同様、紅色をしていますが、中身はオレンジ色なのが特徴です。
中心部も少し紅色をしています。
粘質なので、天ぷらや蒸し芋にしても食べられています。
アヤコマチ
中身が濃いオレンジ色をしているのが特徴で、βカロテンを含みます。
焼き芋や蒸し芋にすると美味しいですが、その他サラダにしても美味しくいただけます。
さつまいもの種類・紫芋系
種子島紫・紫芋
種子島の品種です。
皮は白っぽいですが、中身は紫色をしています。
甘味がある品種で、焼き芋やお菓子などにも使用されます。
紫の色は、ポリフェノールの一種であるアントシアニンによるものです。
アントシアニンには、抗酸化作用があるので、癌の予防にもなると言われています。
種子島紫の選抜種「種子島ゴールド」の方がより甘い品種です。
画像引用:http://kagonma-shop.com/sp/item?item=2
パープルスイートロード・紫芋
「九州119号」と「関東85号」の交配などによって生まれた新しい品種です。
紫芋にしては甘味がある品種とされています。
皮は赤紫色で中身は、紫色をしていて、アントシアニン が豊富に含まれています。
焼き芋や蒸して食べられますが、通常のさつまいもと比較すると甘さは落ちるので、スイートポテトなどに加工してから食べるのがおススメです。
画像引用:http://www.engei.net/Browse.asp?ID=47155
他には、白っぽサツマイモとして、コガネセンガン・シロユタカなどの品種があります。
白いさつまいもについて詳しく知りたい方はコチラの記事をどうぞ
皮が白いさつまいもの種類や特徴!中から白い液や汁がでても大丈夫?
さつまいもの種類や特徴まとめ
サツマイモの種類や品種についてまとめました。
さつまいもでは品種改良が進み、甘味が強いサツマイモも多くなってきました。
調理法に合わせて、甘いものやそこまで甘く無いものを使いわけるのも良いですね!
9月からが旬なので、スーパーに並ぶ様々な品種を試してみてください。
さつまいもの価格の相場はこちらをどうぞ
さつまいもの価格の相場!品種によって値段が違う