じゃがいもの栽培方法における、水やりや芽かき、盛り土などのじゃがいもの苗の管理方法がテーマです。
じゃがいもの栽培においては、これらの方法もポイントになってきます。
水やりなど、タイミングをチェックして、美味しいじゃがいもを栽培しましょう。
じゃがいもの栽培方法・水やりのタイミングは?
じゃがいもの栽培においては、水はほとんどあげなくて良い というのを聞いたことはありませんか。
実は、これは本当なんです。
野菜の栽培方法には様々なやり方があり、たっぷりと水を与えるものが多いと思います。
特にキュウリなどの野菜は、夏に収穫を迎える野菜で、朝と夕方にも水をたっぷりと与えるのが理想なくらいです。
なので、水分が90%を超える作物が育つのかと思います。
しかし、じゃがいもの場合は、そういった育て方はしません。
じゃがいもは、畑などの露地栽培と、プランターでの栽培があると思いますが、基本的に、露地栽培の場合は、水は自然に降る雨の水でいちいち水を与える必要はありません 。
ただし、種いもを植えたあとは、たっぷりと水を与えるようにしてください。
一方、プランターの場合は畑の土のように、水を蓄えておくことができないので、自然に降る雨だけというわけにはいきません。
プランターでの栽培の場合は、じゃがいもの土を少し、指で堀り、中の用土まで渇いていたら、水やりを行うようにします。
じゃがいもの原産は、アンデス山脈といわれていて高原なので、そこまで水の心配をする必要はありません。
水やりの頻度が多いと、じゃがいもが腐ってしまう原因となります。
じゃがいもは、梅雨の時期に収穫できないと言われているほど、水には実はデリケートな作物なのです。
じゃがいもの栽培方法・芽かきや盛り土とは?
芽かき
茄子やトマトに芽かきは必要ですが、じゃがいもの栽培においても芽かきが必要です。
じゃがいもは放置するとどんどん芽がでてきて、栄養がいたるところに行ってしまい、実が大きく育たなくなってしまいます。
それを防ぐために芽を刈り取る作業を行います。
芽かきのタイミングや方法
30日ほどたって、丈が10cm程度になったら行います。
方法としては、元気の良い芽を1~2本だけ残して、他の芽はすべて引き抜きます。
地面を押さえて上ではなく、横方面に引き抜くと、抜きやすいです。
画像引用:http://shop.takii.co.jp/shop/selection/potato1201_01.html
盛り土
株の方に土を寄せて、土の量を増やすことで、じゃがいもを育てるうえで、水はけ・通気性が良くなり、じゃがいもの腐敗、そして病気を防ぐとされています。
じゃがいもの病気に関してはコチラから
じゃがいもの栽培で病気のそうか病や疫病・葉の黒い斑点に注意!
盛り土をしないと、じゃがいもに日光が届き、じゃがいもが緑化することで、【ソラニン】と呼ばれる毒が生成されてしまうとされています。
盛り土のタイミングや方法
タイミングとしては、2回行います。
1回目 は植え付けをして30日ほどたった後に。
2回目 は、蕾が付き始めたら行うようにします。
方法としては、1回目は、新しい土を10cmほど足して、軽く押さえるようにします。
2回目は1回目よりも増やし、じゃがいもが土から見えないよう、たっぷりと与えてあげるようにします。
こうすると、じゃがいもの生育がよくなり、なおかつ病気も防げるようになります。
必ず行うようにしましょう。
収穫したら調理も♡
じゃがいもの栽培方法まとめ
じゃがいもの水やりや芽かき、そして盛り土についてまとめました。
ちなみに、盛り土と同じタイミングで追肥も行うようにします。
管理をしてあげて美味しいじゃがいもを栽培しましょう。