じゃがいもの栽培における秋植えがテーマです。
じゃがいもといえば、春と秋に植え付けが可能ですよね。
秋の場合は、春に植えるよりも少し大変といわれているのです。
春は暖かくなっていきますが、秋はどんどん涼しくなってくる時期ですよね。
秋栽培でのポイントやコツをテーマにしてまとめていきます。
じゃがいもの栽培・秋植えの時期は?
そもそもジャガイモの栽培時期はいつが適当なのでしょうか。
じゃがいもは、春植えと秋植えの2つの時期が存在します。
春植えの場合は、植え付け時期が2月下旬~3月上旬
秋植えの場合は、植え付け時期が8月下旬~9月上旬となっています。
そうすると、11月~12月の間に収穫をすることができます。
じゃがいもの栽培としては、春の植え付けが一般的となっています。
私の祖父も夏の時期になると、ジャガイモを収穫していました。
ですので、秋の時期に栽培するじゃがいもを栽培する地域は限られています。
でも秋にじゃがいもを栽培し、収穫すれば、保存が効くので冬でも美味しく食べられるわけです。
ただ、秋に栽培するジャガイモは、残暑が厳しい時期に栽培すると、種いもが腐りやすいなどの注意点もあるので注意が必要です。
じゃがいもの秋植えに向いている品種は?
秋植えに向いている品種としては、アンデスレッドやデジマ 、 ニシユタカなどの品種があげられます。
なので、これらの品種を選べば、わりと短期間で収穫することができるので、栽培しやすいです。
夏後半の暑い時期に植えても、種イモが腐りにくいです。
デジマは、煮崩れしにくいので人気のじゃがいもの品種でもあります。
じゃがいもの栽培・秋植えのコツ
まず、じゃがいもは種ではなく、種イモというものから育てるのですが、種イモはスーパーで購入したものではなく、ウイルス検査された、種イモを種苗店などで購入しましょう。
そうでないと、苗が病気にかかりやすくなってしまいます。
こちらの記事を参考にどうぞ
じゃがいもの栽培で病気のそうか病や疫病・葉の黒い斑点に注意!
春植えと秋植えの違いとしては、種イモの植え付け方も異なります。
春植えの場合は、種イモを切って、2~3つに分けてから植えるのですが、秋植えでこれをやると育ちが悪くなるので、種いもはそのまま植える ようにしましょう。
※あらかじめ植え付ける1か月前くらいには、袋からだして、冷暗所に保存し、若芽を伸ばしてから植えるようにします。
植え付けを行ったら、芽かき→土寄せ、追肥を行います。
土寄せと追肥のタイミングは同じ時期に行うようにします。2回程度行います。
1回目は、植え付けてから 30日 がたったくらいに。
そして2回目は蕾がついたときに行うようにするのが良いタイミングです。
また、秋植えの場合は、春の収穫と違って、霜の危険性があります。
じゃがいもは実は霜に弱いのです。
なので、初霜が降りる前に、晴れが2日以上続いているタイミングで収穫するようにしましょう。でないと腐ってしまう可能性も。
収穫の時期に関してはコチラの記事をどうぞ
じゃがいもの収穫時期やタイミングは花でわかる?春や梅雨では?
春植えの場合は、秋とは違い、梅雨の前の収穫しなければなりません。
じゃがいもの栽培では、雨や霜に注意するようにしましょう。
美味しいじゃがいもができたら美味しく調理を♡
じゃがいもの秋植えまとめ
じゃがいもの秋栽培をテーマにしました。
秋にかけて、美味しいじゃがいもが収穫できるのは良いですが、注意が必要ですね。
秋植えに合った品種を選んで、美味しいじゃがいもを収穫しましょう。
【追記】
じゃがいもの栽培に関して、お問い合わせがあったのですが、メールアドレスに返信ができなかったので、こちらに記載させていただきます。
じゃがいもの苗に関してですが、15cmほど成長したのであれば、土寄せを行ってください。
土寄せを行うことで、収穫量が増えるようになりますし、じゃがいもの緑化を防ぐことができます。
また状況を見て、追肥を行ってください。