じゃがいもの収穫時期やタイミングがテーマです。
じゃがいもの収穫のタイミングは花の様子でわかるのでしょうか?
また雨の多い梅雨や、春の時期では収穫のタイミングはどうなっているのか…などじゃがいもについてまとめていきます。
じゃがいもの収穫時期のタイミングは花でわかる?
じゃがいもは、 炭水化物が多く含まれており、多くの料理に活用できる優れものですよね。
というわけで、多くの消費があり、農家さんでは結構育てている方が多いと思います。
実家でも育てており、大量のじゃがいもが送られてきます。
そんな多くの地域で栽培が盛んなじゃがいもの収穫時期はどのように判定すれば良いのでしょうか。
ちなみに、かぼちゃは、へたの部分を見るということが知られています。
花が枯れて、かぼちゃとつるをつなぐ部分がコルク化すると、収穫のタイミングなのです。
じゃがいもは、花が枯れたらOK…?と思っている方もいるかもしれませんが、それでは まだまだです。
じゃがいもの収穫時期としては、花が咲き、枯れて、そして、じゃがいもの葉っぱや茎の部分が黄色くなってきたら収穫が可能な時期です。
画像引用:https://blog.goo.ne.jp/nonachi2234/e/8c93bedfb286eb85d25713a3b088f8e0
この葉っぱや茎の収穫可能という合図をしっかり見ておきましょう。
じゃがいもは、収穫が遅れてしまうと、腐ってしまったりするので、タイミングを見極めます。
基本的に、じゃがいもの種いもを植え付けしてから3か月程度が収穫のタイミングとなります。
葉や茎のサイン、そして、晴れている日が2日以上続いたときに収穫しましょう♪
じゃがいもの収穫方法
じゃがいもの収穫方法としては、まずじゃがいもの株元から離れたときにクワやスコップなどをさします。
そして土を掘り上げて、じゃがいもの茎をもって収穫します。
じゃがいもは、掘るだけでも簡単に収穫することができます。
葉が枯れていると、茎からじゃがいもがとれているものも多くあります。
ですので、土の中にもじゃがいもが残っていることもあるので、しっかり確認するようにしてください。
我が家のじゃがいも堀の様子です↓↓↓
実家の父のじゃがいも堀りは、素早いです。
梅雨や春、収穫のタイミングは?
じゃがいもの収穫のタイミングとしては、
・春植えをして 6月頃
・そして秋植えとして9月前後に植えると 12月前後
で収穫でき、2度の時期、収穫することができる作物です。
具体的に説明しますと、じゃがいもの栽培周期は以下のようになっています。
じゃがいもの定植時期(春まき)
関東や東海などの中間地:2月中旬~3月中旬
北海道や東北などの寒冷地:3月上旬~5月下旬
沖縄や九州などの暖地:2月上旬~3月上旬
じゃがいもの収穫時期(春まき)
関東や東海などの中間地:6月中旬~7月中旬
北海道や東北などの寒冷地:7月中旬~9月下旬
沖縄や九州などの暖地:5月中旬~6月中旬
じゃがいもの定植&収穫時期(秋まき)
定植時期:8月中旬~9月中旬
収穫時期:11月中旬~12月下旬
あくまで目安ですが、地域によって多少収穫時期には差がみられます。
じゃがいもの適温は15~25度程度でうので、暑すぎず寒すぎずの環境が向いています。
なお、冬の時期の場合は土の中で植えたままにしておいてもOKです。
必要に応じて収穫することができます。
じゃがいもの収穫が遅れてしまったら?
じゃがいもの最適な収穫時期は、じゃがいもの葉っぱや茎の部分 が黄色くなってきたタイミングですが、うっかりタイミングを逃してしまうこともあると思います。
収穫が遅れてしまうと、腐ってしまったり、害虫に食べ荒らされたりすることがあります。
ただ、半月ほど収穫が遅れてしまったからといって、問題なく食べられるものもあります。
掘ったものは天日干しをし、腐りがないか確認してから食べるようにしてください。
じゃがいもを雨の日に収穫する上での注意点
そんな長期にわたり収穫もできるじゃがいもでも注意すべき時期があります。
それは 梅雨の時期 です。
梅雨の時期は、雨がじとじと降る、嫌われがちな季節ですが、じゃがいもの収穫としても適していません。
雨が降り続く時期の収穫の場合、じゃがいもが水分を含みやすくなり、腐敗の原因 となってしまうのです…。
せっかく育てたじゃがいもが収穫できなかったら残念すぎます。。
というわけで、梅雨の時期の収穫はなるべく避けるようにします。
じゃがいもは生育するのに3か月程度時間を要するので、逆算して、梅雨入りの6月前半までには収穫できるようなタイミングで植えるのが良いです。
生育が悪くて、葉が枯れていない場合でも、腐るくらいなら、梅雨の時期の前に収穫してしまった方が良いかもしれませんね。
東北や北海道は梅雨入りの時期も遅くなりますので、適宜調整してください。
また、じゃがいもは収穫したら、半日ほど日光にあてて表面を乾燥させる ようにします。
ただし、半日以上、乾燥させておくと、じゃがいもに芽がでやすくなったり、じゃがいもの表面が葉緑体の影響で緑色に変色してしまったりします。
また傷があるじゃがいもは腐るので、取り除いておきます。
こちらの記事を参考にどうぞ★
じゃがいもで皮が緑になっているものは食べられる?毒が原因!味は?
これはじゃがいもの毒である
【ソラニン】を多く含んでいるので、注意が必要です。
ですので、乾燥をさせるのは半日程度にして、そのあとは適切な保存方法で保管するようにします。
じゃがいもの保存方法!冷蔵庫・冷凍・常温の期間が長くなる方法とは?
ただニシユタカなどの品種は、ソラニンができにくいとされているので、そういった栽培する際は、そういった品種を選ぶのもの良いですね♪
じゃがいもの収穫後の畑で育てられるもの
じゃがいもは、ナス科の野菜です。
ですので、同じナス科の野菜をじゃがいもを栽培した後の畑で栽培してしまうと、連作障害が起こる可能性があります。
同じ畑に同じ種類、もしくは同じ科の野菜を続けて栽培すると、病気がでやすくなり、また土の養分に偏りがでるために、作物の育ちが悪くなることを指します。
同じナス科の野菜には、ナス・トマト・ピーマン・唐辛子があげられます。
ですので、これらの作物はじゃがいもの収穫後には栽培しない方が良いです。
2~3年は間隔をあけた方が良いといえます。
ただ、じゃがいも収穫したすぐ後、ナスやトマト、ピーマンの植え付けは既に終わっています。
そんなときは、どのような野菜を栽培すれば良いのでしょうか。
じゃがいもの収穫後の畑・葉菜類
じゃがいもは、秋植えもされていますが、春~夏の時期に栽培されるというのが一般的です。
秋~冬に収穫できる野菜としては、葉菜類もオススメです。
※じゃがいもは根ものであるので、葉物もしくは実物、マメ科を栽培すると良いです。
葉菜類の中でオススメなのは、キャベツ、小松菜、白菜、玉ねぎなどの野菜です。
玉ねぎは連作障害の出にくい野菜として知られています。
また、キャベツや小松菜、白菜などの葉菜類は秋植えし、冬に収穫することができます。
じゃがいもの収穫時期まとめ
今回はじゃがいもの収穫時期やタイミングについてまとめました。
じゃがいもの収穫のタイミングは、葉っぱで判断します。
梅雨の時期のじゃがいもの収穫には気をつけましょう。
また乾燥させる場合も、日光に当てすぎないように気をつけてください。