今日は、たけのこのゆで方やゆで時間をテーマにしていきたいと思います^^
たけのこはどのように茹でれば良いでしょうか。
また米ぬかがないときはどうすれば良いでしょうか。
たけのこについてまとめていきます。
たけのこのゆで方・ゆで時間!
たけのこは、4~5月 が旬です。
春の時期になると、たけのこが収穫できるようになります。
一般に流通するのは
「孟宗竹」 という種類ですが、
他にも淡竹や根曲がり竹など様々な種類があります。
流通量の多い、孟宗竹は他のたけのこよりも収穫が早く、
北海道や東北でも収穫できる淡竹は、
収穫がやや遅くなります。
そんなたけのこは、茹でてから煮物やなどとして
調理されます。
たけのこを下茹でしてあく抜きをしたあと、
味付けをして煮込みます。
採れたてのたけのこでしたら、
あく抜きをしっかりしなくても食べられるものもありますが、
基本的に下茹でをして、調理します。
茹で方は様々なので、一例として紹介します^^
~たけのこのゆで方~
1・まずは、たけのこをよく洗って、
泥などの汚れを取り除きます。
2・続いて、たけのこの穂先を斜めに
切り落とします。
たけのこの穂先にはえぐみが多いためです。
3・続いて、たけのこの皮を縦に1~2cm程度
切込みをいれます。
切込みをいれることで、
火が通りやすくなるだけでなく、
たけのこの皮が剥きやすくなります。
※たけのこの皮は、茹でる前ではなく、
茹でた後に剥きます。
たけのこの皮の成分により、
たけのこを柔らかく煮るためです。
4・たけのこが入る鍋を用意します。
そこにたけのこ 、水 (たけのこがかぶるくらい)、米ぬか 1/2~1カップ、
唐辛子 1~2本
をいれて、火にかけます。
米ぬかの量はたけのこの量によりますが、
ゆで水の15%が理想量です。
実際は、たけのこ500g程度のサイズで、
1/2カップ程度でも茹でられます。
沸騰するまで火にかけます。
5・沸騰したら火加減を調整し、
弱火にします。
たけのこの茹で時間はたけのこの大きさにもよりますが、
500g程度のサイズで
1時間 が目安です。
6・たけのこを茹でて、
根元のかたい部分にすーっと竹串が通るくらいになったら
茹で加減はOKです。
7・火をとめて、たけのこはゆで汁の中で
冷まします。
8・たけのこが冷めたら、
たけのこのぬかを洗い流し、
皮をむきます。
あとは、そのまま煮物などにして
調理可能です。
またすぐに使わない場合は、
タッパーなどの保存容器に茹でたたけのこをいれ、
水に漬けて保存するようにします。
毎日水は交換するようにします。
★保存に関してはこちらをどうぞ
たけのこの保存方法!冷凍もできる?賞味期限・保存期間!日持ちしない?
水をかえることで、
5日~1週間 ほど冷蔵庫内でも日持ちします。
もちろん、ゆでたものはすぐに食べた方が
美味しいです。
また、たけのこは、手にいれたらなるべく早く茹でないと、
えぐみが増し、
そしてたけのこ自体が硬くなってきてしまいます。
なるべく早めに調理して春の味を楽しみましょう♪
たけのこを茹でる際に米ぬかがなかったら?
たけのこは、米ぬかを使用するのが基本とされています。
ですが、米ぬかは普通の家ではなかなかないと思います。
私もこの時期は、たけのこを茹でるということで購入しましたが、
普段から持っているという方も少ないのではないでしょうか。
米ぬかはスーパーで500g100円程度で購入できます。
野菜コーナーか、漬物コーナーを覗いてみてください。
ただ、ぬかが手に入らなかったり、
たけのこを茹でるためだけに「ぬか」を購入するのが面倒
という方には、米ぬか以外にも代用できるものがあります。
具体的には
・重曹水
です。
米を用いることで、
えぐみ成分の「ホモゲンチジン酸」「シュウ酸」 を吸着し、
取り除くことができます。
重曹水でも可能ですが、
米を使用していないため、
変色、風味が多少変わります。
米のとぎ汁を使用する場合は、
なるべく最初の頃に研いだ、濃い目のとぎ汁を利用します。
とぎ汁を、水の代わりに、たけのこがかぶるくらい
鍋にいれます。
茹で方は上記と同じです。
重曹の量は、
水1ℓに対して、小さじ1杯程度が目安です。
とぎ汁、重曹を使用する際も、
ゆで時間はゆで方はしっかり守りましょう。
これからの時期は淡竹も♪
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まとめ
今回は、たけのこの茹で方や茹で時間をテーマにして
まとめてみました。
たけのこは、一般的に「米ぬか」を利用して茹で、
茹で時間は40分~1時間程度です。
皮ごとゆでて、ゆで汁で冷ますように
しましょう^^
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たけのこの栄養!栄養成分や栄養価は高い?効果・効能には何がある?