今日は、たけのこのアレルギーをテーマにしていきたいと思います^^
たけのこのアレルギー症状とはどのようなものでしょうか。
またたけのこは妊婦の方は食べられるのでしょうか。
そして犬も食べることはできるのでしょうか。
たけのこについてまとめていきます。

たけのこにアレルギー症状はあるの?
たけのこは4~5月 が旬の野菜です。
水煮のたけのこは1年中食べることができますが、
生のたけのこを食べられる時期は限られています。
市場に出回るのは「孟宗竹」という種類が多いですが、
他にも淡竹などの種類もあります。

たけのこには、煮物や炊き込みご飯など、
様々な調理法がありますが、アレルギー症状が
おこることもあります。
食品の中でもアレルギー症状を起こしやすい食材は多く、
卵、乳、小麦、落花生、えび、そば、かに
の7品目は原材料の表示義務があります。

他にも大豆や山芋、鮭、さばなど、
義務ではないですが、
表示を推奨されている食材もあります。
この中にたけのこは入っていないので、
たけのこはアレルギーの起こりやすい食材とはいえませんが、
人によってはアレルギー症状が起こることがあります。
通常アレルギーとして起こりやすいのは
体内の抗体が食べ物に反応してしまうことによって起こります。
食材に含まれているタンパク質に反応し、
IgE抗体が働いて、粘膜や皮膚にさまざまな症状を引き起こします。
じんましんができたり、
嘔吐や下痢などの症状がおこることもありますが、
一番怖いのはアナフィラキシーショックです。
たけのこのアレルギーはこのような反応ではなく、
たけのこに含まれる化学物質である「アセチルコリン」 が
体に直接作用して、
かゆみが起こったり、じんましんができたりします。
これを 仮性アレルゲン と呼び、症状としては
・喉がイガイガする
・皮膚がただれる
・下痢
・腹痛
・胃痛
などの症状が起こることがあります。
いつもたけのこを食べても何もなかった人でも、
食べすぎたり、体調が悪いと、
このような症状がおこることがあります。
たけのこはアセチルコリンという物質が原因となりますが、
アセチルコリンはたけのこ以外にも、
トマトやナス、山芋などに含まれます。
また、仮性アレルゲンの原因物質となる成分は他にもあります。
ヒスタミン :なす、トマト、牛肉、鶏肉、チーズ、サバ、ほうれん草…
セロトニン :アボカド、メロン、トマト、キウイ、バナナ、パイナップル…
チラミン :アボカド、チーズ、バナナ、トマト、なす…
トリメチルアミン :エビ、カニ、イカ、タコ、カレイ、アサリ、ハマグリ…
など様々な食品に仮性アレルゲンの症状が起こる危険性もあります。

またお子さんの場合、
少量でもアレルギー症状が起こることがあるので注意が必要です。
このような仮性アレルゲンを防ぐには、
熱を加えて、加熱調理する、大量に食べないなどの注意が必要です。
またたけのこの場合は、
しっかりあく抜きをすることでも防ぐことができます。
★たけのこのあく抜き方法に関してはこちらをどうぞ
たけのこのあく抜き方法!重曹・米ぬかどっちを使う?時間は?
またたけのこを食べてアレルギーのような症状がでた場合は、
自己判断をせず病院で診てもらうようにしましょう。
たけのこは妊婦も食べてOK?
妊婦さんは、お腹の子供のことも考えて健康に
特に気を遣いますよね。

食材にも気を遣うと思いますが、
たけのこは食べても大丈夫なのでしょうか。
たけのこは、えぐみがあるので、
昔は、妊娠中は食べない方が良いなどと言われていたこともありました。
ですが、
妊娠中でもたけのこを食べて大丈夫です 。
おそらくあくの成分が体に悪い影響を与えるという考えから
そのように言われていたのだと思います。
たけのこには、
・カリウム
・アスパラギン酸
など様々な栄養素を含んでいます。
そしてカロリーは100gあたり26kcal程度と
低カロリーです。
ただ先ほど説明しましたが、
たけのこにはアレルギー のような症状が起こることがあるので、
食べ過ぎには注意が必要です。
もとからアトピーなどの症状がある方は、
体調が悪いときに食べると、症状が悪化することもあります。
たけのこを食べ慣れていない方は
注意が必要です。
たけのこが好きな人も食べ過ぎには注意し、
しっかりあく抜きをして調理すれば問題ないです。
なので、妊婦さんも安心して食べることのできる食材といえます。
国産たけのこも♪
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犬に食べさせても大丈夫?
最近では、犬を飼っている方も多いかと思います。

私も実家でトイプードルを飼っています♪
犬の食べるものは、人間と違うので、
何でも与えていいわけではないんですよね。
そしてたけのこは、
あまり与えない方が良い食材 といえます。
というのも、たけのこは食物繊維量が豊富で、
犬にとっては 消化が悪い 食べ物なのです。
人間も、たけのこで消化不良を起こす方もいますよね。
繊維質が多いと、
小型犬の場合つまらせてしまうこともあります。
また、たけのこに含まれるえぐみ成分
「シュウ酸」「ホモゲンチジン酸」 が含まれているので、
特に生の状態のものは良くありません。
なので、たけのこは与えない方が無難な食材といえます。
ただ、ねぎ類と比べると
危険性は低いです。
ねぎ類は、絶対与えてはない食べ物です。
犬って好奇心旺盛なので、
置いておくと食べてしまうこともあるので注意が必要です!
他にも消化に悪い食べ物はたくさんあります。
こんにゃく、きのこ、ピーナッツなども消化に悪く
よくありません。
また野菜をあげるときは、
生の状態ではなく、加熱して、細かく刻んでからあげるようにすると
食べやすいかと思います♪
まとめ
今回は、たけのこのアレルギー症状をテーマにして
まとめてみました。
たけのこを食べてアレルギー症状が起こることがあるので、
注意が必要です。
また、食べ過ぎにも注意が必要です。
★こちらの記事もどうぞ
たけのこの食べ過ぎに注意?下痢になることも?消化には悪い?