じゃがいもの栄養の効果や効能がテーマです。
じゃがいもって身近な野菜ですが、その栄養にはどんな効果や効能があるのでしょうか。
また、じゃがいもの皮には栄養が含まれているとも言われています。
そんな私たちの身近な野菜であるじゃがいもについてまとめていきます。
じゃがいもの栄養の効果や効能とは?
じゃがいもは炭水化物がたくさん含まれているというイメージがあると思います。
しかし、そんなじゃがいもでも、約8割が水分なのです。
なので、炭水化物含量は、他の野菜と比較すると多めですが、実は、そこまで多く入っているというわけではないのです。
食品成分表をもとに、じゃがいも100g中の栄養価をみてみると以下のようになります。
じゃがいも100gあたりの栄養価
エネルギー: 76kcal
水分:79.8g
たんぱく質:1.6g
脂質:0.1g
炭水化物:17.6g
食物繊維:1.3g
カリウム:410mg
ビタミンC:35mg
緑黄色野菜に多いとされているカロテンやビタミンB群などの含有量が多くはないのですが、ビタミンCや、 カリウムがかなり多く含まれています。
野菜の中でも含有量が多い方です。
そしてカロリーもあまり高くないです。
こちらの記事もどうぞ
じゃがいも1個のカロリーや糖質はどれくらい?煮物や味噌汁にすると?
またビタミンCの含量が多く、じゃがいも100gに含まれるビタミンC量は、みかん100gに含まれているビタミンC量よりも多いです。
じゃがいもを1個摂取することで、1食に必要なビタミンCの基準をクリアしてしまいます!
じゃがいもの栄養の効能や効果
先ほど、じゃがいもにはビタミンCや、カリウムの含量が多いことを説明しましたが、じゃがいもを食べることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
カリウムの効果・効能
じゃがいもに多く含まれているカリウムですが、カリウムは、多くの夏野菜にも含まれています。
カリウムは、体の中でとても大切な働きをしてくれます。
それは、ナトリウムのバランスをとり、体の塩分濃度のバランスをとってくれています。
つまり、カリウムによって、細胞内の浸透圧が一定に保たれています。
たとえば、塩分過多な食事をしたとしても、カリウムがあるおかげでバランスをとってくれています。
カリウムは、不足すると、筋力が低下したり、イライラしたりします。
ビタミンCの効果・効能
じゃがいもには多くのビタミンCが含まれていますが、ビタミンCといえば、美肌効果のあるビタミンですね。
ビタミンCには抗酸化作用があるので、アンチエイジング効果、美白効果、そして風邪予防の効果など、うれしい働きがたくさんあります。
抗酸化作用があるということは、癌の予防にもつながりますね。
ということで、肌を気にする女性だけでなく、男性もビタミンCは摂取したいところ。
ちなみに、じゃがいもに含まれているビタミンCは、加熱しても壊れにくいので、様々な調理法のあるじゃがいもですが、ビタミンCをたくさん摂取することができるというわけです。
カリウムもビタミンCも、人間の体にとってとても大切な効果を発揮してくれるミネラルです。
じゃがいもを食べて不足しがちなミネラル分を補いましょう!
じゃがいもの皮には栄養がある?
たまに皮つきで食べるじゃがいもですが、どのような栄養があるのでしょうか。
じゃがいもの皮には、じゃがいもの栄養素の20%が含まれているとされています。
そこには、鉄分やカルシウム、ビタミンB群、そしてカリウムやビタミンCも多く含まれているとされています。
そして、皮のほとんどは澱粉ですが、そこには食物繊維も含まれています。
なので、皮を捨ててしまうのはもったいないのです。
かといって、そのまま食べるのはダメです。
じゃがいもの芽にはソラニンという毒が含まれていて、食べてしまうと吐き気、腹痛、下痢などをもたらします。
皮は綺麗に洗って、そして芽はしっかりとってから調理するようにしてください。
じゃがいもの栄養と効果まとめ
じゃがいもの栄養の効果や効能についてまとめました。
じゃがいもの皮にもたくさんの栄養が含まれていますね。
身近な食べ物のじゃがいもですが、たくさんの良い効果があるので、様々なレシピを活用してみてください!