栽培における重要な作業である、剪定や摘心、整枝の作業がテーマです。
摘心などの作業を実をよく育てる上で、重要な作業になってきます。
かぼちゃが成長してきたら、作業を行い、美味しい実を収穫しましょう。
かぼちゃの摘心作業
かぼちゃには、大きくわけて3タイプ、日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ、ペポカボチャがあります。
その中でも日本で主に栽培されるのは、西洋かぼちゃですが、日本かぼちゃの栽培も多くされていますね。
西洋カボチャと日本かぼちゃでは、摘心の方法が、少し異なってきます。
西洋かぼちゃの摘心
西洋かぼちゃの摘心方法は、日本かぼちゃとは異なります。
西洋かぼちゃの場合は、親づるに実がよくなるのが特徴です。
なので、 摘心の作業はせずに、そのまま親づるを伸ばすようにして育てます。
ただ、子づるの処理は必要で、子づるは、勢いのある子づるを3本ほど伸ばし、他のものは摘み取ってしまいます。
日本かぼちゃの摘心
日本かぼちゃの場合は、西洋かぼちゃとは異なり、摘心の作業が必要となります。
日本かぼちゃの場合は、親づるが5~6節まで育ったらそこで摘心してしまいます。
そして、残り4本の子づるを伸ばして生育します。
こうすることで、かぼちゃの実のつきが良くなります。
画像引用:http://01.shittoku-navi.jp/?p=4802
1本のつるに1~2個のかぼちゃを収穫することができます。
そのまま伸ばすと、1個あたりの実が小さくなって生育不良となってしまうので注意しましょう。
かぼちゃの整枝アレンジ方法
整枝の方法はいろいろとあり、栽培主によって異なります。
種から育てる場合は、種の袋の裏に、その品種にあった最適な整枝方法が載っているので参考にしてみてください。
他に親づるだけ伸ばす剪定方法があります。
方法としては、親づるだけを残して、子づるは全て取り除いてしまうというものです。
子づるが伸びてきたらハサミですべて切り取ってしまいます。
親づるの一本仕立てとし栽培します。
画像引用:http://www.do-agri.com/sub01/index106.html
ハサミで切り取る際は、他のウリ科の植物を栽培している場合は、必ず消毒をしてから他の子づるも切りとるようにします。
でないと、ウイルスが原因の病気であるモザイク病などの病気がうつってしまう可能性もあります。
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かぼっちゃの剪定摘芯まとめ
かぼちゃの摘心や整枝の作業についてまとめました。
野菜を育てる際には、少し面倒ですが、摘心や摘葉という剪定作業が必要になってきますね。
剪定作業を行って、実のつきの良い株を栽培しましょう。