いんげん(さやいんげん)の種類がテーマです。
さやいんげんの種類には何があるでしょうか。長くて平たいものや色があるものなど様々です。
そんないんげんの種類についてまとめていきます。
いんげんの種類には何がある?
さやいんげんの旬は6~9月の夏の時期です。
いんげんは1年中販売されていますが、夏の時期が旬なので、美味しく、そして安価でいんげんを手にいれることができます。
いんげんは未熟な豆であり、野菜と豆のどちらの特徴も兼ね備えているといえます。
またβカロテンが豊富で、直黄色野菜に分類されています。
そんないんげんにはどのような種類があるのでしょうか。
丸ざやいんげん
どじょういんげん(ケンタッキー・ワンダー)
どじょういんげんは、別名「ケンタッキー・ワンダー」や「五寸いんげん」などと呼ばれています。
つる性、丸さや の代表品種であり、長さは15cmほどです。
やわらかく、筋が少ないのが特徴です。そして味も良いです。
どじょういんげんと呼ばれるのは、形がどじょうに似ているからという説があります。
サーベルいんげん
サーベルいんげんも、どじょういんげんと同じように丸ざやなのが特徴です。
どじょういんげんよりも細いのですが、色は緑が濃いです。
画像引用:http://www.shijou.city.osaka.jp/sikyoportal/?page_id=1557
こちらも筋が少ないので、調理しやすく味も良いです。
平ざやいんげん
丸ざやのいんげんとは違い、さやが扁平で幅が広いのが特徴です。
丸ざやのものよりも、曲がっておらず、まっすぐな形のものが多いです。
形がまっすぐなために、切りやすいので、調理しやすいです。甘味が強いのも特徴です。
モロッコいんげん
モロッコいんげんは、丸ざやとは対照的に「平ざや」です。
さやの幅が広く、扁平な形をしており、茹でるとやわらかく、甘味もあります。
長さは20cmになるものもあります。
1980年頃に日本に導入され、それ以降人気のある品種です。
シャキシャキとした食感が特徴で、炒め物など様々な料理に利用されています。
黄色インゲン
黄色インゲンはその名前の通り、黄色いさやをしたインゲンです。
ハッピーイエローなどの品種があります。
長さは、 15cm程度で、茹でても色が変わらないので、サラダの彩や煮物などの付け合わせにも使えます。
ほんのり甘味があるのが特徴です。
通常のいんげんと同じように栽培できますが、まだまだ流通量は少ないです。
種はネットでも購入できます。
紫いんげん
黄色以外にも紫色のいんげんがあります。
品種にもいろいろありますが、ハッピーパープルが有名です。
長さは黄色いんげん、普通のいんげんと同じように15cm程度です。
こちらの紫いんげんは、茹でてしまうと、濃い緑色になってしまいます。
紫色を残したいのであれば、通常いんげんを茹でるときよりも、茹で時間を短くする必要があります。
また外側の色は紫色ですが、中身は緑色なのが特徴です。
黄色いんげんと同じようにまだまだ流通量は少ないです。
四角豆
形が特徴的ないんげんの一種です。
主に沖縄で栽培されています。
さやが四角いのが特徴ですが、咲かせる花が綺麗で、青色の花を咲かせます。
通常のさやいんげんと同じように天ぷらや炒めものなど、調理できます。
いんげんの種類まとめ
いんげんの種類をテーマにしてまとめました。
いんげんにはいろいろな種類があります。
昔は筋がかたく必ず取り除いていましたが、最近では筋なしの品種も多く出回っています。
βカロテンも豊富で炒め物にすると、吸収が良くなります。
夏バテの際の疲労回復にも。
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