そら豆のさやや薄皮がテーマです。
そら豆のさやは食べられるのでしょうか。また、そら豆の薄皮の簡単な剥き方とは。そして種はどうやって取れば良いのでしょうか。
そんなそら豆についてまとめていきます。
そら豆のさやは食べられる?さやごとのレシピや茹で方
そら豆は、4~6月が旬の野菜です。
そんなそら豆は、基本的にさやから豆を取り出して食べます。
そら豆だけで販売されているものもありますが、そら豆は、さやから剥くと、薄皮が硬くなり、鮮度がどんどん落ちていくので、食べる直前にさやから出して食べます。
「そら豆がおいしいのは3日間」といわれるほど、劣化が早く、購入したらなるべく早く消費した方が良いともいえます。
そんなそら豆はさやに基本的に入っていて、さやからとりだして食べますが、さや自体は食べることができるのでしょうか…。
基本的に、そら豆のさやは食べませんよね。
ですが、同じようにマメ科に属する「絹さやえんどう」はさやごと食べられます。
さやごと食べれるか検証してみました!
さやごと茹でる
いつもは、さやからそら豆を外して茹でるのですが、今回は、さやごとそら豆を茹でてみました。
いつもの茹で方はこちらです
そら豆のゆで方や茹で時間は?美味しい煮方!レンジでの方法は?
茹で方は、
これでそら豆を茹でた結果、そら豆自体は、いつも通りの味で茹でることができました。
そしてそら豆自体も、塩味が効いているし、時間がたってもしわがでにくく、鮮やかな色をしているので、見た目も良いという結果になりました!
肝心のさやは、「 まずい、青臭い、噛み切れない 」という感想です。
そら豆のさやごと茹でて食べられる人はかなりすごい人です…
さやごと焼く
さやごと焼いて食べたことは何回もあるのですが、今回は、さやの部分がしっかりパリパリになるまで焼いてみました!
焼き時間は1000wのトースターで25分です。
そら豆自体は、1000wで20分でOKですが、今回は、25分バッチリ焼きました。
こちらが焼けたそら豆です!
皮もパリパリで、中身もしっかり熱が通っています。
そら豆自体は、さやごと焼いたので、薄皮ごと食べれました!
肝心さやは、「 噛み切れない、味がしない 」という感じで、今回もそもそも食べられませんでした…。
さやごと蒸す
最後にさやごとそら豆を蒸してみました。
今回はフライパンでの蒸し焼き方法ということで、外部サイトのレシピを参考にしてみました。
フライパンで♪そら豆のサヤごと蒸し焼き☆
引用元:https://cookpad.com/recipe/1461571
- まずは、そら豆のさやの端を1cm程度カットします。
- 続いて、フライパンに水大さじ2杯、そしてそら豆をさやごといれて、最後に塩を少々振り、強火で1~2分熱します。
- そのあと、弱火にし、蓋をのせて8分ほど蒸し焼きにします。
- ここからはオリジナルで、さやを半分カットし、オリーブオイル、塩、チーズをかけて、トースター強で5分ほど加熱します。
こんな感じで蒸し焼きができあがりました。
そら豆自体は、柔らかく薄皮ごと食べられました!
しかし、そら豆のさやはこちらも硬くて私は食べられませんでした。
歯が悪いのか、、と思うほど、そら豆のさやは硬いです。
茹でる、焼く、蒸すの調理法の中では、蒸し焼きが一番柔らかく、そして食べやすくなりました!
新鮮なそら豆のさやの部分は食べることができるそうなので、手に入る方はぜひ試してみてください。
そら豆の薄皮のむき方
そら豆の薄皮は、むくことが多いですよね。
上記のように、焼く、蒸し焼きなどの調理工程でしたら、そら豆の薄皮も柔らかく、そして食べやすくなります。
皮をむく場合は、以下のような方法があります。
茹でたあとの皮のむき方
茹でたあと、そら豆を皮むきする場合は、あらかじめそら豆の皮に切込みをいれておきます 。
切込みをいれる場所は、そら豆の黒い部分、もしくはその反対側に包丁で1cm切込みをいれます。
切込みをいれた後、茹でて薄皮をむくと、皮と、そら豆の間に空間ができているので、簡単に皮むきできます。
また、さやのまま茹でるなど、あらかじめ薄皮に切込みをいれずに茹でた場合は、そら豆のおしりのような部分(小さく2つに割れてる部分)に爪をいれて、そこから皮むきすると、空洞があってむきやすいです。
また、爪がとがっていないという方は、つまようじなど細いもので刺して、穴をあけると、剥きやすくなります!
茹でる前の皮のむき方
茹でる前の生の状態のそら豆の皮むきをするときは、茹でたあとの皮を剥くよりも、少し、皮が剥きにくいです。
方法としては、まず、つめの部分(黒い部分)あたりと緑色の境目のあたりに爪をたてて剥くようにすると、皮が剥きやすくなります。
皮が少しでもむけると、そら豆の上半分のあたりは簡単に剥けます。
下半分には空洞が入っているので、上半分が剥けると、剥きやすくなります。
そら豆の種の取り方
そら豆は、家庭菜園をしている場合、そこから種とりをすることができます。
インターネットやホームセンターでも種は販売しているので、そちらの種からも育てることはできますが、家庭菜園で栽培したそら豆からも種の摂取は可能です。
摂取方法としては、サイズが大きめのさやを収穫しないでとっておきます。
他のそら豆の収穫時期が終わっても、残しておいたさやを黒くなるまで、収穫しないようにしておきます。
黒くなったらさやを収穫し、中からそら豆を取り出して、天日乾燥させます。
あとは、完全に乾燥させて、来年の種まきの時期まで保存しておきます。
保存は冷蔵の方が良いそうです!
実家では冷蔵庫にはいれておらず、常温保存だったかと思います。
家庭菜園でそら豆を栽培している方は、種取りにも挑戦してみてはいかがでしょうか。
そら豆のさやごとの食べ方まとめ
そら豆のさやごと食べる方法、茹でる方法や薄皮の剥き方をテーマにしてまとめました。
そら豆は基本的に、さやは剥いて食べますが、さやごと茹でたり、さやごと食べる方法もあります。
ただ、本当に新鮮でないと硬くて食べられません。
また、薄皮は茹でる前にひと手間加えてから茹でると、皮がとれやすくなります。
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