春菊の栽培方法がテーマです。
春菊の栽培はプランターでも可能です。また、種まき時期や収穫時期、そして方法はどうすれば良いでしょうか。
そんな春菊についてまとめていきます。
春菊の栽培方法はプランターでも可能!
春菊の旬は、11~2月とされています。
旬の時期が冬に当たるため、春菊は鍋で多く利用される野菜といえます。
そんな春菊は、スーパーで購入することもできますが、家庭菜園ではわりと簡単に栽培することもできます。
プランターでの栽培も可能なため、ベランダのような省スペースでも栽培が可能です。
春菊の種まき時期・方法
春菊の栽培適温は15~20℃とされており、さらに日当たりも半日程度で良いので、春まき・秋まきの栽培が楽しめます。
そんな春菊の主な種まき時期は以下のようになります。
春菊の春まき
関東や東海などの中間地 : 3月下旬~5月下旬
北海道や東北などの寒冷地 : 4月下旬~5月下旬
沖縄や九州などの暖地 : 3月下旬~5月上旬
春菊の秋まき
関東や東海などの中間地 : 8月下旬~10月上旬
北海道や東北などの寒冷地 : 8月上旬~9月中旬
沖縄や九州などの暖地 : 8月下旬~10月下旬
環境や気候によって多少変わってきますが、一般的な種まき時期はこのようになっています。
春菊の種まき方法
- まずはプランターと培養土を用意します。春菊のプランターのサイズは、標準型のサイズでOKです。プランターを用意したら、底に鉢底石を敷き詰め、さらに、野菜用の培養土を8割程度いれ、ウォータースペースを残しておきます。
- さらに、列間10cmほどの間隔をとり、1cm程度の間隔で、春菊の種をすじまきにしていきます。
- 種を植えた薄く覆土し、軽く押さえて土となじませたあと、たっぷりと水を与えるようにします。
これで種まきは完了です。
種が発芽するまでは、乾燥させないように水やりを行います。
春菊の間引き
春菊は、種まき後1週間程度で発芽が揃ってきます。
間引き1回目
発芽がそろったらまず1回目の間引きを行います。
混み合っている部分や、生育の悪いものを間引きし、株間を1~2cm程度の間隔にします。
間引き2回目
続いて、本葉が2~3枚程度になってきたら、さらに間引きを行います。
株間は5~6cm程度に調整します。
この際、追肥を行い、さらに増し土を行います。
間引き3回目
さらに本葉が 6~7枚程度になってきたら、さらに間引きを行い、株間を10cm程度に調整します。
春菊の水やり
春菊は、あまり手間はかかりませんが、乾燥しないように、たっぷりと水やりを行うようにします。
そして同様に追肥を行います。
春菊の収穫時期・方法
春菊が成長したらいよいよ収穫時期となります。
上記のような時期に種まきをした場合、一般に収穫時期は以下のようになります。
春まきの収穫時期
関東や東海などの中間地 : 5月中旬~7月中旬
北海道や東北などの寒冷地 : 6月中旬~7月中旬
沖縄や九州などの暖地 : 5月上旬~7月上旬
秋まきの収穫時期
関東や東海などの中間地 : 10月中旬~11月下旬
北海道や東北などの寒冷地 : 9月中旬~11月上旬
沖縄や九州などの暖地 : 10月上旬~11月下旬
環境や気候によって変わってきますが、これくらいの時期が収穫の目安となります。
種まきからだいたい40~50日程度たってからが目安です。
春菊の草丈が15~20cm程度になったときが収穫の目安です。
収穫の方法としては、春まきは株ごと収穫。
そして秋まきの場合は、摘み取って収穫するのが良いといえます。
株ごと収穫する方法としては、株ごと引き抜いて収穫してしまいます。
摘み取って収穫する場合は、根元から4~5cm離し、わき芽の上から葉をつまむようにして、手で折って収穫するようにします。もしくはハサミを使用します。
そうすることで、わき芽が伸びてくるので、1か月程度収穫を楽しむことができます。
収穫した春菊は、鍋でも良いですし、また天ぷらや胡麻和えなどの料理に活かすのも人気です。
春菊の栽培方法まとめ
春菊のプランターでの栽培方法についてテーマにしてまとめました。
春菊は、βカロテンも豊富に含まれていて、ビタミンやミネラルも豊富に含まれている野菜です。
スーパーでは100~200円の価格帯で販売されていますが、種を購入すれば、家庭菜園でも栽培することができます。
家にスペースがある方は、プランターなどで栽培して料理に活かすのも良いかと思います。
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