小松菜の栽培方法がテーマです。
小松菜の栽培はどのようにすれば良いでしょうか。また、小松菜の種まき方法や間引きの時期はいつ頃でしょうか。
そんな小松菜の栽培方法についてまとめていきます。
小松菜の栽培方法!種まき時期や方法は?
小松菜は1年中スーパーで購入することができますが、旬の時期は12~2月の冬の時期です。
小松菜は種まき時期によって、ほぼ1年中栽培→収穫できるという優れた野菜です。
そして実は、ほうれん草よりも鉄分を多く含むという優れた野菜なのです。
そんな小松菜は、家庭菜園で栽培することも可能です。
またプランターでも栽培することができるので、省スペースでも栽培可能です。
まず小松菜の種まき時期ですが、主に以下のようになります。
小松菜の種まき時期
関東や東海などの中間地 : 3月上旬~10月下旬
北海道や東北などの寒冷地 : 4月中旬~9月中旬
沖縄や九州などの暖地 : 3月上旬~11月上旬
環境や気候によって多少変化しますが、このような時期であれば種まきが可能です。
小松菜の生育適温は18~20℃とされており、極端に寒い時期でなければ栽培も可能です。
小松菜の種まき方法
小松菜は、プランターでも畑でも栽培可能です。
家庭菜園では、プランターで栽培すると簡単かと思います。
- まずはプランターを用意します。プランターのサイズは40~60cm程度で
OKです。最終的に株間は5cm程度あればOKです。 - プランターを用意したら底に鉢底石を敷き、市販の培養土を8割程度いれて、ウォータースペースをとっておきます。
- 続いて種まきをしていきます。プランターに種が重ならないように、まいていきます。定規などを使用して、5cm間隔に溝をつくり、そこに種を1cm程度の間隔でまいていきます。そのあと、土は軽く覆土します。あまり深くかぶせると発芽率が悪くなります。
- 種まきを終えたら、たっぷりと水を与えます。
小松菜の水やり
野菜によっては、水を与えすぎると病気になりやすかったり、乾燥気味に育てた方が良い場合があります。
ですが、小松菜の場合は、乾燥させないようにたっぷりと水を与えるようにします。
小松菜の間引きの時期
小松菜の間引きは2回程度で大丈夫です。
1回目
小松菜は種まき後1週間ぐらいで発芽が揃うようになります。
その時期が間引きのタイミングです。
このときに株間を1~2cm程度の間隔にします。
混み合っている部分、そして生育の悪い株を中心に間引きを行いましょう。
2回目
小松菜の2回目の間引きのタイミングは、本葉が3~4枚になったときです。
このときに、株間が5cm程度になるように間引きを行います。
根元からハサミで切るようにて間引きを行い、同時に化学肥料を株元から離して追肥してあげるようにします。
さらに増し土を行います。
小松菜の収穫時期
一般に小松菜は、種まきから収穫時期までの期間が短いといえます。
- 夏まき:25~30日
- 春・秋まき:30~40日
が収穫適期です。
そのときの気候によっても変わってきます。
草丈10cm程度でも収穫可能ですが、目安は20~25cm 程度になったときです。
株元からハサミで切って必要な分を収穫するようにします。
小松菜の収穫は長期で楽しめるので、種まき時期をずらして栽培すれば、小松菜を使う分は栽培して収穫することができます。
ただ小松菜を栽培する上では、病気や害虫の心配もあります。
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小松菜の栽培において病気に注意しよう!白い斑点は?害虫対策は?
小松菜の花は食べられる?
小松菜の収穫時期を逃してしまうと、小松菜がどんどん成長をし、とう立ちして、最終的に花を咲かせてしまいます。
なるべくそうなる前に収穫した方が良いのですが、とう立ちしてしまった後でも、食べることは可能です。
花が咲かずに蕾の状態であれば、花茎のつけ根を手で摘み取り、収穫します。
炒め物などにして美味しく食べることができます。
外部サイトですが美味しい炒め物にも♪
牛肉と小松菜のオイスター炒め
レシピ
引用元:https://cookpad.com/recipe/1085973
基本的に、なばなと同じような調理用で美味しく食べることができます。
また花が咲いてしまったものでも、お浸しや胡麻和えにすると、菜の花と同じように美味しくいただけます。
炒め物にしても。
小松菜の栽培方法まとめ
小松菜の栽培方法をテーマにしてまとめました。
小松菜は家庭菜園で簡単に栽培できますし、寒い時期でなければ種まきも可能、そして収穫時期までの期間が短いというすごい野菜です。
栄養もたっぷりなので、家庭菜園で栽培して自宅で調理するのも良いですね。
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