人参の切り方がテーマです。
人参の飾り切りや、細切り、短冊切り、乱切りなど、様々な切り方が人参にはありますが、どのようにして切れば良いのでしょうか。
人参の切り方についてまとめていきます。
人参の切り方・輪切り
どの切り方でも輪切りが定番です。
- まずは、人参をよく洗い、皮をむきます。
- そのあと、好みの幅(0.5~2cm)のサイズで端から切っていきます。
輪切りは煮物の他、人参のグラッセなどにも活用できます。
人参のグラッセにする場合は、面取りをします。
人参の切り方・乱切り
乱切りは、煮物の他、ビーフシチューやカレーなどの汁物に利用されやすいです。
人参の切り方・細切り
- まずは、人参を4~5cmの幅に切ったあと、縦に3~4mm程度の幅に切ります。
- そのあと、人参を数枚重ねて、端から3~4mm程度の厚さに細く切っていきます。
細切りは、野菜炒めや焼きそばなど、炒めものに最適です。
人参の切り方・千切り
細切りの厚みをさらに細くすると千切りになります。
千切りは炒め物以外にも、サラダなどにも向いています。
人参の切り方・みじん切り
- まずは人参の千切りをつくります。人参の皮を良く洗い、剥いた後、4~5cmの幅に切って、人参を縦にし、1~2mmの幅にきります。
- 切った人参は重ねて、1~2mmの幅で端から切っていきます。
みじん切りは、ミートソースやチャーハンなどにも使えます。
人参の切り方・短冊切り
短冊切りは主に、野菜炒めを作る際に、使用することが多い切り方です。
わかりやすい動画です
人参の切り方・さいの目切り
- まずは、人参をよく洗って皮を剥き、4~5cmの幅に切っていきます。
- そのあと、縦にして、1cm程度の幅に切ります。
- さらに4等分程度にして1cmの拍子木切りにします。
- 正方形になるように、端から1cm程度の幅にして切っていきます。
さいの目切りにしたものは、スープなどにつかえます。
人参の切り方・シャトー切り
シャトー切りは、主にお肉料理の付け合わせにされることが多いですが、それ以外でもビーフシチューなどに使えます。
フットボール形が理想です。
人参の切り方・半月切り
半月切りは、煮物や炒め物など何にでもつかえます。
人参の切り方・いちょう切り
汁物など、何でも使えます。
人参の切り方・飾り切り
人参は、懐石料理や、おせちなどに飾り切りにして添えられていることが多いです。
見た目が華やかで、難しいイメージもありますが、ものによっては、形無しで包丁でできるものもあります。
一例ですが、紹介したいと思います。
ねじり梅
- まずは、人参をよく洗い、皮の部分を取り除きます。
- 続いて輪切りにします。お好きな幅で。輪切りは通常0.5~1cm程度です。
- 5等分になるように切込みをいれます。
- 切込みを目印に丸いVのような形に切ります。
- 丸型に切るには、切込みを目印にして、切込みまで、丸く切ったら、反対側にして、また切込みの方に向かって、丸くきると切りやすくなります。
- この形になったら、中心に向かって外側が厚くなるように斜めに切込みをいれます。
- 最後に切込みの角度で花びらになるように、人参をそぎ取ります。
あらかじめ五角形で切込みをいれておくと、花形にしやすくなります。
お正月のお雑煮や煮物などにも使えます。
もみじ
ねじり梅と同じように、もみじの形に切って使うこともあります。
もみじの形のものは、鍋などにも使えます。
- まずは、人参を良く洗い、皮をむきます。
- そして輪切りにします。薄すぎず、少し分厚い方が良いです。
- 人参を図のように、4本線をいれます。
8等分ではなく、枝の部分を考慮して、真ん中の線は、少し下にするのがポイントです。 - もみじの形になるようにして切込みをいれます。
- 線がついていない箇所へ大きくV字を描く感じです。
- このまま薄切りにしたら、完成です。
もうひとつには、あらかじめモミジの形を用意し、それに合わせて切るという方法もあります。
また一度七角形にしてから切るという方法も。
外部サイトですが、きれいなモミジの形になります。
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【もみじ完成までの切り方と詳しいコツ】
苦手な方には型も販売されています。
人参スティックに関してはこちらに記載しました
人参の下ごしらえ方法!カレーや野菜炒め、サラダスティックの切り方は?
人参の飾り切りまとめ
人参の切り方をテーマにしてまとめました。
人参には非常に多くの切り方があります。
料理用途に合わせて、様々な切り方にするのが良いといえます。