人参の下ごしらえ方法や人参の切り方がテーマです。
人参は、よく使われる野菜ですが、どのような切り方があるのでしょうか。
人参の下ごしらえ、切り方についてまとめていきます。
人参の下ごしらえ方法
まず、人参の表皮をよく洗います。
さつまいもやじゃがいもと比較すると、土がついているものは少ないので、タワシでごしごしと洗う必要はありません。
下ごしらえとしては人参の皮むきがあります。
人参は新鮮なものほど、皮はむかなくても食べられますが、基本的に剥くことが多いと思います。
どの野菜にも言えることですが、皮の周りは栄養が豊富です。
ですので、なるべく皮は薄く剥くようにします。
丸ごと1本使う場合は、ピーラーで縦に剥くようにし、部分的に使う場合は、包丁で皮むきをした方が簡単です。
また、人参の外側の方は柔らかいので、そのまま加熱せずにサラダなどにして食べることができますが、芯の部分は硬いので、生食ではなく、加熱調理がおススメです。
人参には、多くのβカロテンが含まれていますが、油と調理することで、効率よく摂取できるとされています。
ですので、炒め物などにして調理するのがおススメといえます。
人参の切り方は?
人参は、野菜の中でも頻繁に食べられる野菜といえます。
独特の甘味もあり、苦手なお子さんもいますが、加熱調理することで食べやすくなります。
そんな人参は、料理用途によって、様々な形にカットされることが多いといえます。
そんな人参の切り方について簡単にまとめていきます。
カレー・ビーフシチュー(乱切り)
人参は、カレーやビーフシチューなどの料理にもよく活用されています。
一口大に切ったら完成です。
野菜いため・焼きそば(短冊切り、千切り、半月切り)
野菜炒めや焼きそばにも人参は多くいれられることがあると思います。
野菜炒めや、焼きそばなどの火を通す場合、なるべく薄く、そして細い方が、火は通りやすくなるといえます。
人参はβカロテンが豊富であり、油と炒めて調理することで効率よく栄養素を吸収できるとされています。
短冊切り
わかりやすい動画です♪
千切り
3~4mmの厚さだと、細切りになります。
千切りしたものは、炒め物以外にもサラダなどにも使用できます。
半月切り
半月切りはその名前の通り、月の半分のような形をしています。
そうすると、半月切りとなります。
さらに人参を半分に切った1/4サイズだと、いちょう切りになります。
人参スティック
野菜スティックの一種に人参スティックもあり、他の野菜と同様、提供されることが多いです。
- まずは、人参をよく洗い、皮をむきます。人参スティックの場合は、なるべく太めのLサイズくらいの人参が良いかと思います。
- 人参をまずは4~5cmのサイズにきり、人参を縦に3~4分割します。長めにしたい場合は、4~5cmサイズではなく、もっと長く切るのがおススメです。
- 切った人参はさらに4等分にします。
- 人参スティックは、そのままたべる前に氷水で浸したあと、さらに水気を切ってから盛り付けた方が、食感が良くなります。
あとは他の野菜と一緒に盛り付けてください。
おせちやお雑煮(飾り切り・ねじり梅)
おせちやお雑煮など、お正月の際に人参を使用する場合は、ねじり梅という切り方をするのが多いといえます。
ねじり梅の切り方は一見、とても難しいですが、コツをつかめば形無しでも切ることができます。
- まずは、人参をよく洗い、皮の部分を取り除きます。
- 続いて輪切りにします。お好きな幅で。輪切りは通常0.5~1cm程度です。
- 5等分になるように切込みをいれます。
- 切込みを目印に丸いVのような形に切ります。
- 丸型に切るには、切込みを目印にして、切込みまで、丸く切ったら、反対側にして、また切込みの方に向かって、丸くきると切りやすくなります。
- この形になったら、中心に向かって外側が厚くなるように斜めに切込みをいれます。
- 最後に切込みの角度で花びらになるように、人参をそぎ取ります。
硬い人参だと、最後の段階が少し難しくなります…。
おせちやお雑煮など、何でも使えます。
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人参の飾り切り(花・もみじ)・細切り・短冊切り・乱切り・千切り・みじん切り
無理!という方は、市販のものも販売されています。
人参の切り方まとめ
今回は、調理別に人参の切り方についてまとめてみました。
人参は、様々な調理に使えますが、調理法によって、多少切り方は変わってきます。
また、お正月などの行事食の際には、飾り切りにするのも良いです。