美味しい人参の見分け方や選び方がテーマです。
美味しい人参の見分け方や選び方にはどのようなものがあるでしょうか。
また皮むきなしの皮ごとの人参でも食べることは可能でしょうか。
そんな人参についてまとめていきます。
美味しい人参の見分け方や選び方は?
人参は1年中食べられていますが、主に9~11月が旬で、春先にも旬の時期があります。
そんな人参は、日本全国で栽培されていますが、主な栽培地は北海道・千葉・徳島県の3都道府県です。
この3都道府県で、日本の収穫量の約60%を占めています。
そして日本の中でも、位置が違うので、旬の時期は移り変わっていきます。
- おもに春先4~5月は 徳島県
- 秋口は 北海道
- 冬は 千葉県
と収穫時期が変わってくるので、旬の人参を長く楽しめます。
旬の時期は、人参が最もおいしいとされているので、春・秋・冬と選ぶ地域を分けてみるのも、美味しい人参を選ぶコツです。
また、その中でも、美味しい人参を選ぶコツがあります。
見た目
- 茎の部分が黒ずんでいない
- 茎の部分が小さい
- 赤身が濃くて鮮やか
- 表面が滑らか
- 全体に丸みがある
- ひげ、傷がない
逆に、茎の部分が黒ずんでしまっていると、新鮮ではなく、古いものです。
また茎の部分が小さい方が、芯が硬くないことを表しています。
赤身が濃いということは人参の成分【βカロテン】が多く含まれていることを指します。
またひげがあるものは、人参の食味が落ちている証拠です。
重量
- ずっしりと実がしまっているもの
果肉がしっかりしている証拠です。
また、葉がついている人参も稀に販売されていますが、葉つきの人参は、その人参が新鮮である証拠です。
いろいろあって一気に見るのは難しい!という方は、とりあえず【へた】 の緑の部分を
チェックしてみてください。
黒ずんでなくて、小さいものであれば新鮮で人参自体が柔らかい証拠です。
また袋詰めされている人参が多いと思いますが、袋に水滴がついていると、収穫後時間がたっていることを表しているので、避けるようにしましょう。
鮮度が落ちているとまずいものが多いです…。
人参は皮むきしなくて皮ごとでもOK?
人参は基本的に皮むきすることが多いと思います。
昔は、野菜の皮は剥かずに食べることが多かったのですが、最近では「食べやすさ」「農薬」を気にして、皮を剥く人が多くなっています。
また、人参の皮を剥くことで、柔らかい状態で食べられるので、料理にも使いやすくなるといえます。
皮むきの方法としては主に2通りありますが、1本まるごと使う場合は「ピーラー」
人参を切って使用する場合は「包丁」を使うのがおススメです。
人参の下処理に関してはこちらをどうぞ
人参の下ごしらえ方法!カレーや野菜炒め、サラダスティックの切り方は?
では、人参は皮ごと食べることも大丈夫でしょうか。
もちろん皮を剥かなくても食べることができます。
皮つきで食べない方が良い野菜は、じゃがいもくらいでしょうか。
他にも皮を剥かないと食べにくい野菜はたくさんありますが、人参の場合は、食べやすいといえます。
ただ
- 臭み
- 農薬
の影響も考えられるので、皮ごと食べる人参は、なるべく新鮮で、農薬を使用していないオーガニックのものが良いかと思います。
日本の野菜は、農薬が少ないし、基準も決められていますので、比較的安全ですが。
また、人参は皮の近くにβカロテンが豊富に含まれているとされており、皮ごと食べることでメリットも多いといえます。
ですので、皮を剥いて食べる際も、なるべく薄く剥いて調理した方が、栄養成分は無駄なく摂取できるといえます。
人参の選び方・見分け方まとめ
今回は、人参の選び方や見分け方、そして人参の皮ごとについてまとめてみました。
人参を選ぶには様々なポイントがありますが、わかりやすいポイントとしては「へた」を
チェックするのが良いかと思います。
また、人参は皮を剥くのが一般的ですが、新鮮な人参であれば皮をむかないで食べられます。
こちらの記事もどうぞ
人参の日持ちする保存方法!賞味期限はどれくらい?保存食レシピは?