さつまいもの苗の作り方や保存方法がテーマです。
さつまいもは苗から栽培しますが、苗はどのように作れば良いでしょうか。
また苗の保存方法はどうすれば良いのか。
さつまいの苗についてまとめていきます。
さつまいもの苗の作り方は?
さつまいもの苗は、一般的に苗から栽培します。
茎を挿し木して育てます。
さつまいもの植え付けを行う5~6月の頃になると、園芸店でも販売されるようになりますが、家庭で苗を作ることもできます。
苗をつくるための種いもはお店で購入したものでも大丈夫です!
苗づくりは3月下旬~5月の間に作っておきます。
- まずは黒斑病を予防するために、種いもを殺菌します。 47~48℃ のお湯に30分ほど漬けておきます。温度管理が難しいので、温度計を利用すると良いです。こうすることで、芽の発芽も良くなります。
- 続いて、殺菌したをプランターに培養土を半分程度いれたところに、種いもを並べて、さらに培養土をかけておきます。
画像引用:http://huntingfactory.blog112.fc2.com/blog-entry-808.html - 植えたあとは、たっぷりの水を与えるようにします。
- さつまいもの発芽温度が高いので、なるべく暖かい環境で育ててあげるようにします。25~30℃ 程度とされており、ビニールでプランターを覆うなどします。
- プランターの代わりに発砲スチロールを使用すると、保温効果が高いです。
- 芽がでるまで水やりはその後控え、なるべく光の当たらない暗い環境で芽だしを行います。
- 芽がでたあと25~30℃の環境で適度な水やりを行います。
- 2か月程度で30cm程度の苗ができるので、苗を切り取り、植え付けを行うようにします。
苗を切り取った後でも再度芽を取ることが可能です。
30cmに育った苗は茎に本葉が5~7枚程度ついていますので、それをプランター等に3・4節が土から出るようにして植え付けを行います。
植え付け後ははたっぷりの水を与えるようにします。
さつまいもの栽培においては、乾燥させないようにして水やりを行うようにします。
うまくいけば10~11月ごろには収穫できるようになります。
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さつまいもの苗の保存方法は?
さつまいもの苗を植え付けるまで保存して置く場合は、保存しておく必要があります。
浅く水をはったバケツを用意して、そこに苗をつけて保存するようにします。
日陰を選ぶようにしましょう。
またなるべく、冷える場所での保管は避けるようにします。
そうすることで、1週間くらいは長持ちします。
注意点としては、完全に水につけないようにすることです。
茎の先端が水につくようにすればOKです。
つるが曲がらないようにするには、新聞紙にくるんでおくと良いそうです。
さつまいもの苗が枯れることも?
さつまいもの苗は植え付け前に枯れてしまうことがあるようです。
でも一部では、少し萎れた方が定植した後の方が、活着率が良いそうです。
実家の母に相談したところ、実家では苗を枯らして植えたことはないそうです。
植えつける前に吸水させたあとに、それを一度乾かしてから植え付けを行うと良いです!
外部サイトですが、こちらのサイトに詳しくのっていました。
他には、しおれさせた後に茎の先端を切り、吸水させたあとに浅く水をはったバケツに一晩つけておいて、そのまま発芽させる方法もあるそうです。
なので、苗がある程度しおれていても、ダメな苗ではなく、きちんと栽培できるということですね。
枯らさなくても実家のさつまいもは元気に育っているので、怖い方は、しおれさせずに植え付けをしましょう!
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さつまいもの苗の作り方まとめ
さつまいもの苗の作り方や保存方法をテーマにしてまとめました。
さつまいもは、苗を購入して育てますが、苗を自宅で作ることもできます!
自分でつくった苗で栽培してみるのも良いかと。
また植え付け時期の前に育った苗は保存も可能です。