茄子の育て方がテーマです。
初心者にとってわかりにくい、剪定や整枝という作業ですが、ナスを栽培する上で重要です。
わき芽はどこまで処理すればよいのか、なすについてまとめていきます。
茄子の育て方・整枝やわき芽の処理
整枝という作業は、おおまかに、残した枝が伸びるための空間をつくる作業といえます。
ナスの整枝は、枝を2本仕立てにするか、3本仕立てにするかで整枝の方法が変わってきます。
プランターの幅が小さい場合は、V字にする二本仕立て、畑などの場合は、三本の枝を基準にした三本仕立てがおススメといえます。
基本的にナスに一番最初に咲いた花( 一番花 )を基準にして考えるのですが、通常、主枝の8~9節目には最初の花が咲きます。
二本仕立ての場合は、1番花を基準としてすぐ下の芽は残すようにします。
そしてそれ以降の下の芽は全部摘み取ってしまいます。
実がなったら摘み取った芽の枝葉も摘み取るようにします。
三本仕立ての場合は、1番花のすぐ下の2本のわき芽を伸ばすようにし、それ以降の芽は摘み取るようにします。
もしくは、1番花の咲いた枝の上下2本の枝を伸ばすようにして、三本の枝とします。
こうすることで主枝が太くなり、実が育ちやすくなります。
参考の図
引用:https://www.takii.co.jp/tsk/y_garden/spring/nasu/
ナスの育て方・剪定の方法
整枝やわき芽を摘み取る方法をお伝えしましたが、茄子の栽培においては、剪定という作業も重要です。
更新剪定という作業は、混みあった葉や枝を切り取ることによって、再び実がなるのを促す作業です。
茄子の収穫のピークは、植えた時期にもよると思いますが、30℃を超える日々が続く7月、この時期を超えると収穫量が減ってくるということがあります。
そのようなときに、更新剪定(切り戻し)の作業を行うことで、新しい枝を出させることで、秋茄子の収穫もできます。
更新剪定は、7月下旬~8月上旬に行うようにします。
なすの更新剪定の方法
方法としては、枝を1/3~1/2程度の長さに切ってしまいます。
基本的に枝を切るのはどの場所でも良いのですが、葉を1~2枚程度残しておくのが良いです。
また、このとき、幹からでている短い枝は残しておくようにします。
更新剪定のポイントとしては、枝だけではなく、根っこも切ることです。
ナスの株の根元から30cmくらいのところに、大きいシャベルをいれて根を切っておきます。
そうすることで、古い根も切り落とすことができて、枝を切るのと同時に、新しい根がでてくることで成長を促すことができます。
更新剪定を行うことで、1か月くらいたてば、再度ナスを収穫できます。
夏だけではなく秋にもナスを収穫できるようになります。
参考図
引用:http://www.truetools.jp/html/garden/vegetable/eggplant.html
なすは10cm程度になったら収穫するようにします。
大きなナスにして収穫するよりも、小さなナスのまま収穫する方が、ナスの株への負担が少なくなります。
剪定の作業をしたら、必ず追肥を行うことを忘れずにしてください。
なすの剪定や整枝まとめ
なすの整枝や剪定の方法をテーマにまとめました。
ナスの栽培にとっては、どちらも重要な作業ですね。
剪定を行って、秋までおいしいナスを収穫しましょう。
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