じゃがいもの食べ過ぎや食物繊維・ビタミンC量がテーマです。
じゃがいもの食べ過ぎは体に毒なのでしょうか。
また食物繊維やビタミンC量はどれくらいなのでしょうか。
じゃがいもについてまとめていきます。
じゃがいもの食べ過ぎは太るし毒?
じゃがいもの食べ過ぎは体に毒なのでしょうか。
じゃがいもは、野菜ではなく、いも類に分類されており、炭水化物量も多いといえます。
ちなみにカロリーや炭水化物量を他の食材と比較してみると、それぞれ100gあたりでは以下のようになります。
じゃがいも : 76kcal/17.6g
さつまいも : 132kcal/31.5g
白米 : 168kcal/37.1g
そば : 132kcal/26.0g
食パン : 264kcal/46.7g
うどん : 105kcal/21.6g
カロリーや炭水化物量を見てみると、他の炭水化物量を多く含む食品と比べて、カロリーも低く、炭水化物量も少ないということがわかります。
ですので同じ量を食べるのであれば、ご飯を食べるよりもじゃがいもを食べた方が、
カロリーは低いということになります。
主食の中でもじゃがいもはカロリーが低いといえます。
現に、主食としてじゃがいもを食べているところも多いので、白米の代わりに、じゃがいもを摂取しても炭水化物量は摂取できます。
じゃがいもは300gを摂取したところで、カロリーは228kcalとなり、白米ごはん1膳150gよりもカロリーは低いといえます。
それにじゃがいも300gも食べたら相当お腹もいっぱいになりますよね。
じゃがいの食べ過ぎが危険なのは、加工品です。
じゃがいもはポテトチップスやフライドポテトなど、油と相性が良いので、油ものと一緒に摂取されがちですが、この食事は、まさに「毒」といえます。
ポテトチップス100gあたりのカロリーは554kcal
フライドポテト100gあたりのカロリーは237kcal
となり、じゃがいも100gあたりのカロリーの数倍となります。
こういった食品を食べ続けると、エネルギー過多といえますし、こういった食品と一緒に摂取するハンバーガーや清涼飲料水も高カロリーといえます。
じゃがいも自体が太るわけではなく、こういった加工食品を食べていると太るといえます。
じゃがいも料理でも煮物・蒸しもの・焼き物など、油をあまり使わない調理法でしたら、太るということもありません。
じゃがいも料理だけで1日1000kcal以上取っていたらもちろん太りますが。
ビタミン類も豊富なじゃがいもは摂取して欲しい食材ともいえます。
ただじゃがいもを食べ過ぎて偏るような食事ではなく、1食じゃがいもを主食とするのであれば、他の2食の主食はじゃがいも以外のものにするなど、バランスよく摂取してください。
じゃがいもは食物繊維やビタミンCが豊富!
実はカロリーがさほど高くないじゃがいもですが、炭水化物量以外にも、ビタミンも豊富です。
特にビタミンCやカリウムが豊富です。
じゃがいものビタミンC
ビタミンCは、100g中に生の状態で35mgも含まれています。
これは果物のりんごの8倍以上です。
果物でも100gに4mgしか含まれていません。
ビタミンC量が多い、レモン果汁でも100gに50mgしか含まれていないので、いかにじゃがいもに多くのビタミンCが含まれているのかがわかるかと思います。
ちなみにビタミンCは、アンチエイジング効果としてしみ・しわを予防したりと美肌効果があるだけでなく、風邪予防・動脈硬化の予防・がん予防・骨や皮膚の健康維持など、様々な効果があります。
じゃがいもの食物繊維
じゃがいもは100g中に1.3gもの食物繊維を含んでいます。
食物繊維は女性で1日に17g以上摂取することが目標となっています。
じゃがいも1個の大きさは150g程度ですので、1個じゃがいもを摂取するだけで、2gもの食物繊維を摂取することができます。
ご飯やうどんなどよりも多くの食物繊維が含まれています。
食物繊維は、便秘解消だけでなく、血糖値の上昇が緩やかにしたり、コレステロール値を改善する効果も期待できます。
じゃがいもの食べ過ぎや栄養素まとめ
じゃがいもの食べ過ぎや食物繊維量、ビタミンC量などをテーマにしてまとめました。
じゃがいもは、蒸したり煮たりする程度であればカロリーも高くありません。
むしろ、主食の中でもカロリーは低い方です。
ただ、油で揚げるとかなりカロリーが高くなるので、こういったものは注意が必要です。
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