コリンキーの食べ方や栄養、そして栽培方法がテーマです。
コリンキーは、別名サラダかぼちゃとも呼ばれており、生で食べられるのが特徴です。
そんなコリンキーには、どのような食べ方があるのでしょうか。また栄養はあるのでしょうか。
コリンキーについてまとめていきます。
コリンキーの栄養
コリンキーは最近できた新しい野菜です。
そして生食できるタイプのかぼちゃとして題になっています。
コリンキーの大きさとしては、1kg程度ですので、一般的なかぼちゃと対して大きさは変わりません。
コリンキーの方が、少し小さいかな?というくらいのサイズです。
しかしコリンキーは、2002年に商標登録されたばかりで、まだデータが少ないといえます。
ですので、食品成分表の分析はあまりされていないようです。
コリンキーは西洋種である「打木赤皮栗」の品種系統が混ざっているために、西洋カボチャに近い成分であるといえます。
そんな西洋かぼちゃの栄養として注目して欲しいのは、
- βカロテン
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンK
- ビタミンB1.2
- 食物繊維
- カリウム
などの栄養成分です。
緑黄色野菜に分類されているのでβカロテン量が多く、100gで4000µgものβカロテンが含まれています。
ですので、皮膚を正常に保つ働きがん予防、動脈硬化の予防、健康維持に役立つといえます。
またビタミンCも豊富で抗酸化作用が強く、アンチエイジング効果も期待できるといえます。
そして食物繊維も豊富に含まれているので、便秘改善にも役立ちます。
もとからビタミンCも多く含まれているかぼちゃですが、生食できるコリンキーは、効率よく摂取できる野菜といえます。
またビタミンEが含まれている野菜は珍しいです。
コリンキーの食べ方
まだ出たばかりのコリンキーですが、生食できるというのが、今までのかぼちゃになかった点といえます。
そんなコリンキーは一般的なかぼちゃと同じように加熱処理をしても美味しく食べることができます。
まず最初にコリンキーを縦に半分に割って、種やわたの部分を取り出してから調理するようにします!
そんなコリンキーの食べ方は主に以下のようなものがあります。
サラダ
コリンキーは生のまま食べることができるので、食べ方としてはサラダもおススメといえます。
皮ごとスライスして、そのままドレッシングをかけて食べることができます。
アレンジとして、きゅうりなどの他のウリ科の野菜と一緒にスライスして食べるのも良いと思います。
画像引用:http://cookpad.com/recipe/3431999
浅漬け
コリンキーはどちらかというと生の状態では、臭みもなく、あっさりとした味わいなので、浅漬けやピクルスなど、漬物にも向いています。
揚げ物
コリンキーは生で食べられるといっても、かぼちゃですので、かぼちゃと同じように、天ぷらや炒め物にしても美味しくいただけます。
また油と合わせることで、栄養素βカロテンも効率よく摂取することができます!
ジャム
野菜をジャムにするというとちょっとびっくりしますが、コリンキーのかぼちゃジャムも作ることができます。
コリンキーは家庭菜園でも栽培できるのですが、育ち過ぎたコリンキーは生食で食べるのはちょっとおススメできないので、そういった場合は、ジャムにして食べてしまうと良いかと思います。
画像引用:http://cookpad.com/recipe/1555440
コリンキーは、かぼちゃというか、かぼちゃの仲間であるズッキーニに味が近いといえるので、ズッキーニのようにラタトゥイユにしてしまってから食べる方もいるようです。
コリンキーは様々な食べ方ができます。かぼちゃよりも生食も加熱もできるという点で優秀かもしれませんね!
コリンキーの栽培方法
コリンキーは、最近ではスーパーで販売されることも多くなってきました。
そんなコリンキーですが、家庭菜園で育てることも可能です。
かぼちゃを栽培した経験がある方は、コリンキーの栽培にも挑戦してみると良いかもしれません。
栽培方法は以下のようになっています。
種まき・植え付け
かぼちゃですので、種まき時期や植え付け時期は基本的にかぼちゃと同じです。
発芽温度が25~28℃程度ですので、暖かい環境で栽培するようにします。
関東や東海などの中間地で種まきは3月中旬~4月中旬です。
- ポリポットを用意し、そこにコリンキーの種を2~3粒程度まき、発芽するのを待ちます。
- そして本葉1枚で2本、本葉3~4枚で1本に間引きを行います。
- 本葉が4枚くらいになったら植え付けを行います。
- 株間は1m程度あけるようにします。植え付けする前に苦土石灰50g/m2、堆肥3kg/m2、化学肥料100g/m2を土に混ぜ、よく耕し、そこに幅2mの畝をつくっておき、マルチや敷き藁をして、保温するようにしましょう。
栽培管理
2~3本仕立てとします。
かぼちゃは人工授粉してやると確実に受粉するので、朝の9時までにその日咲いた雌花に、雄花を切り取って、先端をこすりつけるようにします。
そうすると人工授粉ができます。
雌花はつけ根が膨らんでいるのが特徴です。
収穫
順調に育てばコリンキーの収穫ができるようになります。
開花10日程度で、 500~1kg程度の大きさに成長するので、その際に収穫を行うようにします。
収穫後は、3週間に1回をめどに追肥を行うと、着果がよくなります。
取り遅れる前に早めに収穫を。
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コリンキーの食べ方と栄養まとめ
コリンキーの栄養や食べ方、そして栽培方法をテーマにしてまとめました。
コリンキーは、まだ新しいかぼちゃですが、生食もできるかぼちゃとしてどんどん注目されてきています。
スーパーでも手に入りますが、家庭菜園でも作ることができます。
様々な栄養が期待できるコリンキー、見つけたらチェックしてみてください。