変色

ブロッコリーが変色!黄色くなったのは食べられる?茶色や黒い点は?

ブロッコリーの変色がテーマです。

ブロッコリーはあまり日持ちしないので変色してしまうこともあるのですが、黄色くなったものは大丈夫でしょうか。

また、茶色や黒い点がついているものは大丈夫でしょうか。

そんなブロッコリーの変色についてまとめていきます。



ブロッコリーが変色!黄色くなったものは食べられる?

ブロッコリーは、冷蔵庫で長く保存していると、花蕾の部分が、すぐに黄色くなってしまいます。

なぜこのように黄色く変色してしまうのかというと、ブロッコリーは収穫したあとでも、花を咲かせようとします。

普段私たちが食べている部分は、花の蕾の部分なので、成長し、すぐに黄色っぽくなってしまうのです。

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画像引用:http://sun.ap.teacup.com/taira/2344.html

ですので、ブロッコリーが黄色くなってしまっても、腐ったわけでもなく、生理現象ですので、ブロッコリーは安心して食べることができます

ですが、通常の緑色の花蕾と比較すると、味は悪くなりますし、栄養価も落ちているといえます。

黄色くなってしまったものはしょうがないですが、ブロッコリーは購入したらなるべく早めに使いきるようにするのが良いですね。

苦味は多少あるので、おススメは浅漬け和え物にすることです。

保存方法を守れば、ブロッコリーも長持ちします。

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ブロッコリーの保存方法!冷凍はどうする?保存期間や賞味期限は?

また、たまに紫色に変色しているブロッコリーがありますが、悪くなっているわけではなく、ブロッコリーに含まれるポリフェノール「アントシアニン 」によるものです。

寒さによってブロッコリーが反応し、紫色になってしまうことがあるのです。

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画像引用:http://farm-ogawa.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-96da.html

もちろんブロッコリーの由来成分が関係しているので、悪くなっているわけではないので食べられます。

また、紫色になっているブロッコリーの方が、味が美味しいとも言われているので、販売していたら、気にせず、紫色のものを選んでも良いかもしれません。

ただ、紫のブロッコリーですが、茹でたり加熱すると、通常の緑色に戻ってしまいます!



ブロッコリーの変色!茶色のものは食べられる?

黄色くなるブロッコリーですが、他の色に変色することもあります。

花を咲かせようと黄色く変色したブロッコリーは、黄色→茶色と変色していきます。

茶色の状態になるにはかなりの時間がかかりますし、そのころになると、異臭もしてきます。

ですので、茶色く変色したブロッコリーは、食べない方が良いといえます。

うっかり2週間ほど冷蔵庫で放置したら、表面がうっすら茶色く、異臭も発生していました…。

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異臭もするということは、食材が傷んでいますので。

稀に表面だけが枯れたりして変色する場合もありますが、一部表面だけが、茶色に変色している場合は、その分だけ、包丁で切りおとせば食べるのも可能だと思います。

ただ変色している場合は、おススメはしませんし、異臭がする場合は、もったいないと思わずに、廃棄するようにしましょう。

また、茹でたブロッコリーが茶色に変色してしまうことがありますが、茹ですぎない・塩水で茹でる・冷ますとすれば、変色しません。

茹で時間は、 2分程度とし、うちわであおぐなどして、早めに冷ましましょう。

冷水につけると、変色防止になるとされていますが、ブロッコリーが少し水っぽくなってしまいます。



ブロッコリーの黒い点のものは食べられる?

稀にですが、ブロッコリーの茎の部分に黒い斑点のようなものができているブロッコリーがあります。

これは、ブロッコリーの生理障害によるものと考えられます。

ブロッコリーが傷んでいるわけではないのですが、ブロッコリーが、栽培されている段階で、何らかのストレスである

  • 窒素肥料過多
  • 低温

などの影響で、細胞壁にポリフェノールが蓄積されて、その結果、黒い点として茎に現れたと考えられます。

ですので、食べても問題はないといえます。

これは白菜にもいえることで、白菜は、根元の方に、黒い斑点ができることがよくありますが、これを「ゴマ症」と呼び、見た目は悪くなりますが、味や健康には影響はないとされています。

スーパーで販売されているブロッコリーでは、あまり見かけなくなりましたが、野菜を直売しているところや、家庭菜園で育てる場合、そういったブロッコリーに遭遇することもあると思います。

病気ではないので、気になる場合は、削って食べるようにしましょう。

また、ブロッコリーの病気(黒すす病)で黒っぽくなることがありますが、基本的に病気になってしまった野菜でも食べられます!

ブロッコリーの変色まとめ

ブロッコリーの変色をテーマにしてまとめました。

ブロッコリーは、保存の状態によって、黄色に変色したり、茶色に変色しますが、茶色の状態のブロッコリーは注意しましょう。黄色いものは、味が落ちていますが問題ないです。

ですが、ブロッコリーの茎にできている黒い点は、生理現象によるものといえます。こちらも食べられます。

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