栽培

秋きゅうりの育て方はどうする?生産量はどれくらいなの?

秋きゅうりの育て方や生産量がテーマです。

秋きゅうりはどのように育てれば良いのでしょうか。またきゅうりの生産量はどれくらいでしょう。

秋きゅうりの育て方や生産量についてまとめていきます。



秋きゅうりの育て方

きゅうりは基本的に4月~5月頃に植え付けを行い、そして6~8月に収穫を行います。

ですが、秋きゅうりは、 8~9月 に植え付けを行うので、秋の時期に収穫を楽しめるきゅうりです。

基本的に、秋きゅうりの栽培も、通常のきゅうりと同じような栽培方法です。

では、秋きゅうりの育て方についてまとめていきます。

植え付け・支柱

秋きゅうりは種からの栽培も可能ですが、苗も8月上旬~販売されているので、苗を購入して栽培する方が、栽培しやすいといえます。

種を購入して栽培することも可能ですが、種まきは一般に 7月中旬~8月上旬とされています。

また、苗の場合の植え付け時期は、8月中旬~9月上旬の時期です。

本葉が3~4枚で茎がしっかりしている苗を選ぶようにしましょう。

プランターでも畑でも栽培は可能ですが、本数が少ない場合は、プランターでの栽培がおススメです。

サイズとしては大型の60cmで深さは20cm程度のものを用意すると、二株育てることができます。

  1. 株間は40cmとします。
  2. 一株の場合は、直径30cm程度の鉢植えで栽培可能です。
  3. プランターの底に鉢底石をしき、野菜用の培養土を8割程度しきつめ、そして苗を植え付けます。
  4. 植え付けが完了したら、たっぷりの水を与えるようにします。

支柱は2m程度のものを選びます。

支柱と苗を紐などで結んで固定し、そして、週に1度は誘引します。

整枝

秋きゅうりも通常のきゅうりと同じように整枝の作業を行います。

きゅうりが成長してきたら、親づるの6節目までにでてくる脇芽はすべて摘み取るようにします。

そしてその後の子づるは、2節目で先端を摘み取り、摘心を行います。

摘心に関してはこちらをどうぞ
きゅうりを栽培してみよう!剪定・摘心や摘葉、注意することは?

こうすることで、多くの収穫が望めるようになります!

追肥

通常のきゅうりと同様に2週間に1回程度追肥の作業を行うようにします。

追肥に関してはこちらをどうぞ
きゅうりの栽培で水やりや肥料(追肥)はどうする?わき芽かきは?

収穫

きゅうりは成長が早いので、あっという間に収穫のタイミングとなり、収穫時期を逃すと、大きく成長しすぎて、株を弱らせてしまいます。

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ですので、 20cm 程度のサイズになったら収穫してしまいましょう。

1日に3cm程度成長してしまうとされているので、なるべく若採りを心掛けましょう。



きゅうりの生産量はどれくらいなの?

きゅうりは日本だけでも年間55万トンを超える量が収穫されています。

きゅうりの栽培は盛んなんですね。

そんなきゅうりの生産量について簡単にまとめていきます!

一番収穫が多いのは宮崎県ですが、関東での生産量が一番多いとされています。
※平成25年のデータ

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1位宮崎県…6万1400トン
2位・群馬県…4万9000トン
3位・埼玉県…4万3300トン
4位・福島県…3万7600トン
5位・千葉県…2万8600トン
6位・茨城県…2万4800トン
7位・高知県…2万3600トン
8位・北海道…1万3700トン
9位・愛知県…1万2900トン
10位・熊本県…1万2800トン

他にも様々な地域で栽培されています。

★東北地方
青森県…3860トン
岩手県…10800トン
秋田県…6140トン
宮城県…10200トン

★関東
栃木県…10200トン
東京都…1990トン
神奈川県…9480トン

★中部
新潟県…6760トン
富山県…451トン
石川県…1780トン
福井県…816トン
山梨県…3140トン
長野県…10800トン
岐阜県…4640トン
静岡県…2950トン

★近畿
滋賀県…2100トン
京都府…4110トン
大阪府…2070トン
兵庫県…1190トン
奈良県…2010トン
和歌山県…96トン
三重県…1600トン

★中国
鳥取県…1140トン
島根県…1250トン
岡山県…1180トン
広島県…2670トン
山口県…1840トン

★四国
徳島県…6610トン
香川県…3610トン
愛媛県…8730トン

★九州
福岡県…9990トン
佐賀県…10200トン
長崎県…7020トン
大分県…2950トン
鹿児島県…7900トン
沖縄県…2870トン

このように日本全国で栽培されていますが、地域によって多少差はあります。

ですが、宮崎県の栽培量はかなり多いといえます。



秋きゅうりの栽培まとめ

秋きゅうりの栽培や、きゅうりの生産量についてまとめました。

秋きゅうりも通常栽培しているきゅうりと同じように栽培することができます。

夏のきゅうりを収穫したあとでも、秋きゅうりを栽培しておけば、きゅうりの収穫を長く楽しむことができます。

また、きゅうりは日本全国でも栽培されており、55万トンほどの栽培量がありますが、日本では宮崎県の栽培が一番盛んといえますね。

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