健康

生姜でも食べ過ぎには注意!種類は何がある?

生姜の食べ過ぎや種類がテーマです。

生姜といえば、健康というイメージがありますが、食べ過ぎはやはり体に良くはないです。

また、生姜にはどのような種類があるのでしょうか。

そんな生姜の食べ過ぎや種類についてまとめていきます。



生姜の食べ過ぎは注意が必要

生姜といえば、食べると冷え性に効果があったり、調理に用いると消臭効果もあったりと様々な効果や効能があるとされています。

そんな生姜ですが、やはり食べ過ぎは良くないとされています。

腹痛・下痢

生姜は、少量の場合ですと香味成分に健胃作用があり、疲労回復や夏バテにも効果があるとされています。

ですので、食欲増進や消化を促す効果があるのですが、食べ過ぎると副作用が起こります。

というのも、食べ過ぎると健胃作用が効きすぎて、腹痛や下痢 、嘔吐などの症状が起こる可能性があります。

普段から胃が弱い方は特に注意が必要です。

体を冷やす

生姜といえば、体を温めるイメージがあると思いますが、それは生姜を加熱処理した場合です。

生姜には「ジンゲロール 」という成分が含まれていますが、この成分は発汗作用が促され、皮膚が冷やされ、体温が下がることになります。

しかしこの「ジンゲロール」という成分は加熱することで「ショウガオール 」に変わります。

ショウガオールは血行をよくする効果があります。

生姜で体を温めるためには生姜湯にしたり、味噌汁にしたりして摂取する方が良いです。

脳を刺激する

生姜は、少量でしたら体を温める効果もあり、睡眠前に生姜湯などにして摂取すると、快眠効果もあるとされていますが、大量に摂取すると逆に脳を刺激し、眠りを妨げる・ストレスになる可能性があります。

適量であれば良い効果を得られる生姜ですが、食べ過ぎには注意しましょう。

生姜の摂取目安

そんな生姜ですが、摂取目安量としては1日10gほどが適量の目安とされています。

ちなみにおろし生姜の場合ですと、小さじ1杯で4gほどになります。

薄くスライスしたものでしたら、15枚程度で10gです。

少量でも薬味・香味野菜として使えるので、大量には使用しないようにしましょう。

あくまで目安ですので、人によって摂取目安量は異なります。



生姜の種類は何がある

生姜は主に、茎が肥大した塊茎を食用とします。

そしてサイズによって大生姜中生姜小生姜の3タイプに分類されます。

大生姜は、根の部分が大きくなり、一株で1kg以上になります。

主に生姜として出回っているのはこのタイプで、根生姜はこの大生姜に分類されます。

中生姜は、株の大きさが500g程度で、大生姜よりも小さいサイズですが、辛味が強いのが特徴であり、流通量は少なくなります。

小生姜は、さらに小さく株が300g程度で、辛味が強いのが特徴です。

早く収穫される葉生姜がこれに分類されます。

では主に流通している生姜の種類についてみていきましょう。

根生姜

一般的に出回っている生姜を指します。

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呼び方は地域によって様々で、「ひねしょうが」「土しょうが」「近江しょうが」などと様々な呼び名で呼ばれています。

根生姜は一般的に、ベージュの色をしており、すりおろして薬味にしたり、臭みをとるために、魚や肉と一緒に煮込んだりします。

9月~10月に収穫され、貯蔵されてから出荷されるので、1年中生姜を購入することができます。

新生姜

新生姜は夏の時期に収穫され、赤い付け根をもつ生姜を指します。

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品種ではなく、貯蔵されていないために、柔らかくみずみずしいのが特徴です。

新生姜は、主に新生姜の甘酢漬け、佃煮等に使用されることが多いです。

あまり日持ちはしないので、なるべく早めに使用するようにします。

葉生姜

葉生姜は、塊茎が小指大になったら収穫します。

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茎がまっすぐ伸びて湿り気があるのが特徴です。また茎の付け根は紅色です。

葉生姜は品種では「谷中生姜」が有名ですが、他にも金時生姜などもあります。

さらに、軟化させて早採りしたものは矢生姜 (筆生姜)とも呼ばれており、塊茎がより細いのが特徴です。

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この矢生姜を酢漬けにした「はじかみ」は焼き魚のあしらいに用います。



生姜の食べ過ぎ・種類まとめ

生姜をテーマにしてまとめました。

生姜は体に良いですが、やはり食べ過ぎると生姜の成分が体に悪影響を与えることがあります。

ですので、適量を摂取する方が良いですね。

また、生姜は種類によって料理にもいろいろな使い分けができます。

様々な生姜料理にチャレンジしてみてください。

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