生姜の収穫時期や種生姜の方法がテーマです。
生姜の収穫時期はいつぐらいなのでしょうか。
また種生姜の保存方法や植え付け時期はいつ頃でしょうか。
そんな生姜の栽培についてまとめていきます。
生姜の植え付け時期はいつ頃?方法は?
生姜は、種ではなく「タネショウガ」の植え付けを行って栽培を行います。
生姜は、日陰でも栽培可能とされており、日当たりの悪いベランダでも栽培できます。
ただし、ベランダでも乾燥に気をつけて栽培するようにします。
そんな生姜は、基本的に春の時期に植え付けを行い、夏には葉生姜を、秋には根生姜を収穫します。
植え付け時期は一般的に以下のようになっています。
関東や東海などの中間地 : 4月~5月上旬
東北や北海道などの寒冷地 : 4月中旬~5月中旬
九州や沖縄などの暖地 : 3月下旬~4月中旬
4月になると、生姜の種となる「タネショウガ」が販売されるようになります。
そちらをホームセンター等で購入します。
タネショウガはなるべく傷がないものを選ぶようにしましょう!
生姜の植え方
プランターでの方法を紹介します。
プランターはなるべく大きいサイズのものを用意するようにします。
2株でしたら、幅が45cm程度のものを。
60cm程度のものだと、3株程度栽培することができます。
プランターの底に針底石をしき、その上に、野菜用の 培養土 を6~7割程度しきつめるようにします。
株間を20~30cm程度とって、タネしょうがを植え付けます。
引用:http://2soyokaze.com/saibai.htm
6割程度いれた培養土の上に、新芽が上になるようにし、そのあと5cmほど培養土をかぶせるようにします。
タネショウガは、芽がでるまでに時間がかかるので、あらかじめ芽がでているポット苗を利用すると、便利です。
植え付けは気温が十分に上がってから行うようにします。
気温が低いと、タネショウガが腐って芽がでないこともあります。
そしてたっぷり水を与え、発芽するまでビニールをかけるなどして保温します。
芽がでるまで 1か月半~2か月程度 かかることもあります。
芽がでたら、乾燥防止のため藁をかぶせておきます。
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生姜の収穫時期はいつごろ?
生姜は夏の時期は葉生姜、秋になると根生姜が収穫できます。
上記のような時期に植え付けを行った場合、それぞれの収穫時期は以下のようになります。
葉しょうがの収穫時期
関東や東海などの中間地 : 7月下旬~8月
東北や北海道などの寒冷地 : 8月上旬~下旬
九州や沖縄などの暖地 : 7月中旬~8月上旬
根しょうがの収穫時期
関東や東海などの中間地 : 10月中旬~11月
東北や北海道などの寒冷地 : 10月中旬~11月上旬
九州や沖縄などの暖地 : 10月上旬~下旬
気候や環境により、多少収穫時期は変化しますが、葉しょうがであれば7~8月根しょうがであれば10~11月くらいになります。
葉生姜の収穫タイミングとしては、
- 茎が1cm程度に太っている
- 葉が6~8枚になったとき
- 株元が赤くなった時
がタイミングです。
付け根からポキっと折って葉生姜として収穫します。
さらに早採りすると、筆生姜の収穫もできます。
根しょうがの収穫タイミングとしては、「 茎葉が黄色くなってきた時 」が収穫のタイミングとなります。
霜が降りる時期の前に収穫するようにしましょう。
土ごとプランターから取り出し、掘りあげるようにして収穫を行います。
種生姜の保存方法は?
たくさん収穫した生姜は、翌年に種生姜として使用したいものですが、種生姜の保存は難しいとされています。
というのも生姜の適温は15℃前後であり、その程度の温度をキープしないといけないのです。
一般に家庭でできる方法としては、穴を掘り、そこに発砲スチロールに生姜・土をいれたものを埋め、さらに藁で保温して保存というものがありますが、生姜は温度管理が大切で、雪が降るとダメになってしまうものもあります。
農家さんだと専用の保存庫を確保しているくらい、生姜は温度管理が重要といえます。
以下のページに詳しい方法が載っていました。
↓↓↓
種生姜の保存方法
引用:http://ginger-factory.net/recipe/?p=3098
土のついたままの生姜をビニール袋にいれてさらに発砲スチロールにいれて保存します。
こちらも温度が15度前後になるように注意をしないといけないですが、家の中だと暑くなりすぎないように注意が必要ですね。
腐るのが心配な方は、再度4月に新しい種生姜を購入してから栽培する方が手間はかからないと思います。
生姜の収穫時期まとめ
生姜の植え付け時期や収穫時期、そして種生姜の保存方法をテーマにしてまとめました。
生姜の栽培は簡単とされていますが、生育適温が25~28℃程度で寒い環境が苦手です。
また、4~5年は連作障害もあるので、同じ土で栽培しないように注意が必要です。