生姜の栽培方法がテーマです。
生姜はプランターでの栽培も可能です。
また、芽だしはどのようにしたら良いのでしょうか。
生姜の栽培方法についてまとめていきます。
生姜の栽培方法!プランターでもできる!
生姜は、香味野菜として親しまれています。
そんな生姜は1年中スーパーで購入することができますが、家庭菜園で栽培も可能です。
生姜は日当たりの少ない場所でも栽培可能ですので、プランターでベランダで栽培することもできます!
そんな生姜のプランターでの栽培方法についてまとめていきます。
プランターでの生姜の植え付け方法
野菜は種から育てるものが多いですが、タネではなく、「種生姜」と呼ばれる生姜の塊茎から栽培します。
種生姜は4月ごろになると、ホームセンターやネットでも販売されるようになるので、そちらから購入します。
悪い生姜を選んでしまうと生育しないこともあるので、なるべく傷のない種生姜を選ぶようにします。
生姜を植え付ける
- まずはプランターを用意します。
- プランターは60cm程度のサイズのものであれば3株ほど植えることができます。(45cm程度で2株となります。)
- プランターを用意したら、鉢底石をしきつめ、さらに野菜用の培養土を6~7割程度しきつめます。生姜の株間は 20~30cm 程度が理想です。
- プランターに培養土をいれたと、株間をとって、新芽が上になるようにして植えます。
- そしてさらに生姜の上に培養土を5cm程度かぶせるようにして植え付けを行います。
画像引用:http://2soyokaze.com/saibai.htm
植え付け後は、たっぷりと水やりを行うようにします。
土の上に芽がでてくるまでに 1か月半~2か月程度 の時間を要します。
また、苗からの栽培も可能で、あらかじめ芽だしされた生姜の苗を購入することができます。
生姜の植え付け時期についてはコチラをどうぞ
生姜の収穫時期はいつごろ?種生姜の保存方法は?植え付け時期は?
生姜の芽だしの方法
生姜は芽がでにくいので、芽がでていない種生姜があったら芽出しを行ってから植え付けを行うことで、栽培しやすくなります。
芽出しの方法としては、段ボールや発砲スチロールを用意し、そこに土を薄く敷き、その上に生姜をのせて日光にあてておきます。
そうすることで、 2~3日 程度で芽がでます。
あとは、培養土を用意し、生姜を植え付けるだけです。
20℃以上は発芽しますが、10℃以下になると種生姜が腐ってしまいます。
また大きい生姜は、40~50g程度の大きさに切ってから植え付けると発芽しやすくなります。
生姜の栽培・追肥・水やり・土寄せ
追肥
生姜は追肥も行うようにします。
生姜の新芽が伸びてきたら1週間に1回程度薄めの液肥を与えるようにします。
そして、1か月に1回 カリ分 の多い肥料を施すようにします。
株元の周辺の土に5g程度まくようにします。
肥料切れを起こさないように注意しましょう。
土寄せ
生姜は土寄せしないとうまく育ちません。
頻繁に土寄せを行い、根元の土を3~4cm程度盛り上げるようにしましょう。
水やり
生姜は、乾燥に弱いので、水やりを忘れないようにします。
土が乾燥しないように、土が乾きかけたらたっぷりの水を与えるようにします。
また、気温の低い時間帯とし、水やりのタイミングとしては朝と夕方の2回とします。
畑の場合と違って、プランター栽培は特に乾燥に気をつけます。
また、乾燥防止として、生姜の株元に 敷き藁 をしいておくと、乾燥対策となります。
生姜の収穫
あとは、生姜がうまく育てば7~8月 の時期には葉生姜、10~11月 の時期には根しょうがの収穫が可能になります。
夏に葉しょうがを収穫する場合は株元が赤くなったタイミングで。
また、根しょうがは茎葉が黄色くなってきたときが収穫のタイミングです。
霜が降りる前に行いましょう。
収穫時期に関してはこちらもどうぞ
生姜の収穫時期はいつごろ?種生姜の保存方法は?植え付け時期は?
生姜のプランターでの栽培方法まとめ
生姜のプランターでの栽培方法や芽出しの方法をテーマにしてまとめました。
生姜は日陰でも栽培できるので、ベランダーなどの省スペースでの栽培もおススメです。
ただし、4~5年程度の連作障害があるので、同じ土は使用しないように注意が必要です。
また、夏の暑い時期にも栽培するので、乾燥や肥料切れを起こさないよう、管理も忘れずに。