乾燥生姜や蒸し生姜の効果や効能がテーマです。
乾燥生姜の作り方や効能には何があるでしょうか。
また蒸し生姜の作り方や効果には何があるでしょう。
そんな生姜についてまとめていきます。
乾燥生姜の効果や効能
乾燥生姜とは、ずばり乾燥させた生姜を指します。
生姜は漢方にも使われており、生の生姜は「ショウキョウ(生姜)」そして乾燥させた生姜は「カンキョウ(乾姜)」と呼んでいます。
生の生姜は、ジンゲロールという成分を多く含み、発汗作用、体を冷やす作用があるとされています。
ですので解熱効果があり、風邪の初期症状にも効くとされています。
一方、乾燥させた生姜は、ショウガオールを含みます。
ジンゲロールは、加熱・乾燥させることで、ショウガオールに変わります。
ショウガオールには、体を温める効果があり、体を芯から温めてくれます。
そして乾燥生姜にはショウガオールも多く含まれているので、以下のような効果に期待できます。
血行促進・新陳代謝を活発に
ショウガオールには、血行を促進し、体を温める効果がありますが、冷えを改善することで
同時に新陳代謝を高めるとされています。
また免疫力を高める効果も。
また冷え性が改善すると、便秘改善にも効果があるとされています。
ダイエット効果
ショウガオールには、脂肪燃焼を促進させる効果があるので、ダイエットにも効果的とされています。
運動する30分前に摂取すると、より効果的ともされています。
継続的に摂取することで太りにくい体になります。
アンチエイジング効果
ショウガオールには、抗酸化作用もあるとされています。
抗酸化作用は、肌の老化を防ぐ効果も期待されています。
生の生姜にも、発汗作用や解熱作用、殺菌作用など、様々な効果がありますが、体を温めたいのであれば、加熱もしくは乾燥させることを忘れずに。
乾燥生姜の作り方
乾燥生姜は、その名の通り、生姜を乾燥させたものですが、意外に失敗もあります。
電子レンジでも作ることができますが、失敗しやすいので、別の方法を紹介します。
その方法は、そのまま乾燥させるだけ!という簡単なものです。
必要なもの
- 生姜:好きなだけ(※生姜の90%は水分なので、乾燥させると1/10の量になります。)
- ザル
乾燥生姜の作り方
使いやすいのは、この乾燥生姜をミキサーなどを用いて、粉末にしてしまうことです。
粉末にしてしまえば、煮物・味噌汁・炒め物何でも使えます。
粉末してしまえば、手軽に使えるので、とても便利です。
蒸し生姜の効果
生姜には蒸し生姜というものがあり、最近TVで放送されてから話題になりました!
生姜は、加熱・乾燥させることにより、ショウガオールの量が増え、より生姜の効果を得やすいとされています。
特に、加熱・乾燥するだけではなく、80℃で一度蒸してから乾燥させることで、ただ乾燥させるだけでなく、もっとショウガオールの効果を得やすいとされています。
ですので、ショウガオールの効果があるとされる冷え性やダイエットで悩んでいる方は、生姜を蒸してから乾燥させる蒸し生姜がおススメといえます。
蒸し生姜の作り方
- まずは、生姜をよく洗ってから1mm程度の幅に切っていきます。皮はついたままでOKです。
- 続いて、蒸し器にキッチンペーパーを敷いて、生姜を蒸していきます。
- 30分ほどしたら甘い匂いがしてきます。そのあたりになると、生姜も黒くなってきているので、その時点で火をとめます。
- そのあとは、生姜を天日干しします。天日干しで2日程度、部屋干しで1週間程度で完成です。
乾燥生姜と同じようにミキサーなどを用いて、粉末にしてしまえば使いやすいです。
蒸し生姜のオーブンでの作り方
- 蒸し器をいちいち使うのが面倒臭いという方には、オーブンで作る方法もあります。
- まずは生姜をよく洗い、1mm程度の幅に切っていきます。薄い方が、乾燥が早まります。
- 重ならないように天板に並べて、オーブンを80度に設定し、1時間程度焼きます。
- 生姜がカラカラになったら、粉末状にして瓶で保存するようにします。
生姜は、80℃で蒸すのが一番効果的とされており、逆に100℃を超えるような温度で加熱すると、ショウガオールが別の物質に変わってしまうとされています。
ですので、温度は高熱にならないように注意しましょう。
乾燥生姜・蒸し生姜まとめ
乾燥生姜や蒸し生姜の作り方についてまとめました。
生姜は、加熱したり乾燥することで、有効成分であるショウガオールの量が増えます。
冷え症の方には、おススメの食材です。
市販で売っていますが、割と簡単につくれるので、お試しください。
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