ゴーヤの育て方における摘心や剪定がテーマです。
また、ゴーヤの栽培において、水やりや追肥はどのようにすれば良いのでしょうか。
ゴーヤについてまとめていきます。
ゴーヤの育て方!水やりは追肥のタイミングは
ゴーヤは、夏が旬の野菜ですね。
そんなゴーヤは、生育温度が20~30℃と温度が高いのも特徴です。
そんなゴーヤはどのように管理していけば良いのでしょうか。
種まきや植え付け方法に関してはこちらをどうぞ
ゴーヤの栽培をプランターで!大きさは?植え付ける時期や植え方は?支柱も
ゴーヤ・水やり
ゴーヤは夏に栽培するということもあり、水は切れないように注意します。
種まきをした後、苗を植え付けた後は、水をたっぷりと与えるようにしましょう。
その後の水やりは、土の表面が乾いたら、たっぷりあげるようにします。
基本的に水やりのタイミングとしては朝に与えるようにします。
真夏で乾燥が酷い場合は、夕方にもあげます。
また、保温や保湿のために、株元に敷き藁をしいておくと良いです。
ゴーヤ・追肥
ゴーヤは肥料を好む野菜なので、肥料切れを起こさないように注意します。
ゴーヤは、肥料を好む野菜なので、元肥を充分に与えていても、肥料切れを起こす可能性があります。
肥料切れを起こすと、葉が黄色っぽくなります。
肥料切れを起こすと、一気に枯れてしまうこともあるので、注意します。
1回目の追肥は、苗の植え付け後1週間程度がたってからに行います。
2回目は果実が膨らみだしたら行うようにします。そのあとは、2週間に1回程度追肥を行うようにします。
追肥の方法としては、化学肥料を施す方法、液肥を水やりと一緒に与える方法があります。
化学肥料から、株元から少し離して一握り程度の化学肥料を与えるようにします。
液肥も水やりのタイミングで株にまくようにします。
ゴーヤの育て方!摘心・剪定
ゴーヤは、条件がそろえば良く育ちます。
ですので、ベランダなどで栽培しておいてもつるを伸ばして成長し、収拾がつかないほどに。
収穫量を増やすためにもゴーヤは剪定・摘心の作業が必要になってきます。
摘心というのは、剪定の一種で、株の先端を摘み取ってしまうことです。
そんなことして良いのかなと不安になりますが、先端を切ってしまうことで、必要以上に先端が伸びるのをとめて、わき芽の成長を促し、実のつきをよくする効果があるのです。
摘心は難しいと考えず、行ってしまうのもコツです。
一般にゴーヤの摘心の場合、本葉が5~6枚になったときが摘心のタイミングです。
親づるの先端を、ハサミ等で摘み取ってしまいます。
画像引用:http://www.aquagreen.co.jp/category/19.html
そうすることで、子づる、孫づるが成長していき、たくさん花をつけ、結果的に収穫量がUPします。
子づるは伸びてきたら、ネットに誘引するようにします。
子づるは上の方のものを3本ほど伸ばし、他のものは摘み取ってしまうと、さらに収穫量がUPします。
そして葉が混み合ってきたら、下の方の葉を摘葉し、風通しをよくしてあげます。
風通しが悪いと、成長が悪くなったり、病気にかかりやすくなったりしてしまいます。
一般に、ゴーヤの収穫目的であれば、摘心は1回で大丈夫ですが、緑のカーテンを作るのであれば、摘心の回数を増やすことで、美しいカーテンを作ることができます。
摘心は、親づるの先端が作ろうとしている緑のカーテンの上まで伸びたときです。
それ以上つるが伸びないように、先端を2~3cmほど摘心してしまいます。
あとは子づるを伸ばし、横に広がるように誘引します。
背丈を低く、葉をたくさん広げたいのであれば、本葉4~5枚のときに摘心し、さらに、子づるも同じように摘芯すれば孫づるもよく伸び、隙間のない緑のカーテンに育ちます。
ゴーヤの摘芯剪定まとめ
ゴーヤの水やりや追肥、そして摘心をテーマにしてまとめました。
わき芽を伸ばすためにも、摘心は大切な作業になります。
摘心を行わないと、まっすぐつるがのびていき、収穫量も減ります。
ただ、栽培者によっては、本葉何枚で摘心は気にせず、支柱より伸びたところで摘心し、あとはネットからはみ出る込み合った部分を摘心するだけでも収穫は可能としている方もいるので、収穫を楽しむ気持ちで、摘心も行えればと思います。
こちらの記事もどうぞ
ゴーヤの収穫時期の目安やタイミングとは?種まき方法や時期はいつ?