黒キャベツ(カーボロネロ)がテーマです。
黒キャベツは、カーボロネロといって、栄養のあるイタリア野菜として知られています。
そんな黒キャベツの旬や保存方法についてまとめていきます。
黒キャベツは、まだ食品成分表に記載されていないような種類なので、まだまだ謎の多い野菜ですが、料理にも取り入れられる野菜です。
黒キャベツ・カーボロネロとは?
聞きなれない黒キャベツですが、もとは、イタリアのトスカーナ地方が原産のキャベツです。
キャベツのように結球の形はしておらず、ケールと同じ仲間に属します。
そして黒キャベツとは呼ばれていますが、濃い緑いろをしていて、葉は繊維質で硬いというのが特徴です。
黒キャベツの栄養とは?
見た目が黒く、ちぢれた葉っぱをもつ黒キャベツですが、家庭菜園で広まっています。
キャベツと同様に栽培もできます。
さて、そんな黒キャベツの栄養ですが、カリウムやカルシウム、そしてビタミンKやCやUが多く含まれているとされています。
ビタミンkは、血液凝固や、骨形成、を促進してくれますし、ビタミンCは、美肌効果や風邪予防が主な作用ですね。
ビタミンUというのは、キャベツに含まれているキャベジンという成分で整腸作用があり、胃薬にも含まれているほどです。
この成分を見ている限り、寒玉キャベツに含まれているような栄養が、黒キャベツにも含まれているととらえて良さそうです。
ただ、キャベツと比較すると、ビタミンCの含量が多く、抗酸化力も高いとされています。
また、見た目のように繊維があり、煮崩れしにくいという特徴をもっています。
なので、煮込み料理や、炒めることで調理をすることができます。
黒キャベツが原産のトスカーナ地方では、パスタやスープなどに使用されています。
日本でもサラダなどの様々なレシピで活用されています。
黒キャベツの旬は?
黒キャベツの旬は、寒さに強い作物とされています。
なので旬は、 12月から4月 あたりです。
初夏の6月~10月の間に種まきを行います。
そして植え付けは7月~11月。
植え付けから60~70日程度で、40センチ程度にまで成長します。
成長も早いです。
黒キャベツの選び方・保存方法は?
黒キャベツの選び方や保存方法についてみていきましょう。
まだまだ多く出回っていない黒キャベツですが、栽培しているところは増えているといえます。
黒キャベツの選び方
黒キャベツは繊維がしっかりしているので、選ぶものは、やわかくなっているものではなく、シャキッとしているものを選ぶようにします。
またちょうど良い長さは40センチ程度です。
これより大きすぎているものは、外葉で葉が硬かったりします。
黒キャベツの保存方法
黒キャベツは、冷蔵庫での保存が可能です。
キャベツのように、玉になっているわけではないので、そこまで長期保存ができるわけではないので、早めに食べるようにします。
冷凍も可能ですが、あらかじめ調理するサイズに切って、ジップ付きの袋にいれて空気をぬいて保存するようにします。
黒キャベツの栄養まとめ
黒キャベツの栄養や旬、保存方法などについてまとめました。
イタリア料理に使用されているので、目にしたことがある方もいるのでは。
これからもっと料理に活用されると考えられます。
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