とうもろこしの栄養成分や効果・効能がテーマです。
とうもろこしは、どのような栄養成分を含んでいるのでしょうか。
とうもろこしの効果や効能についてもまとめていきます。
とうもろこしの栄養成分
とうもろこしといえば、夏の時期が旬の野菜ですね。
スーパーでは、とうもろこしが安く販売されています。
とうもろこしの中でもスイートコーンは、甘味が強い品種であり、おやつとして食べられることもあります。
バーベキューでも人気ですね。
とうもろこしには、スイートコーン以外にもポップコーンの原料になるものや、でんぷんの元になる種類があります。
そんなとうもろこしの中でもおなじみのスイートコーンについてみていきましょう。
では、どのような栄養が含まれているのでしょうか。
とうもろこし(生) | |
エネルギー(kcal) | 92 |
たんぱく質(g) | 3.6 |
脂質(g) | 1.7 |
炭水化物(g) | 16.8 |
カリウム(mg) | 290 |
カルシウム(mg) | 3 |
マグネシウム(mg) | 37 |
リン(mg) | 100 |
鉄(mg) | 0.8 |
亜鉛(mg) | 1 |
銅(mg) | 0.41 |
βカロテン(μg) | 53 |
ビタミンE(mg) | 0.3 |
ビタミンK(μg) | 1 |
ビタミンB1(mg) | 0.15 |
ビタミンB2(mg) | 0.1 |
ビタミンB6(mg) | 0.14 |
ビタミンc(mg) | 8 |
葉酸(μg) | 95 |
食物繊維(g) | 3.0 |
このような栄養成分が含まれています。
とうもろこしは、1本あたり200g程度ですが、廃棄率が50%ですので、1本食べると、これだけの栄養素を摂取することができます。
※茹でたとうもろこしの廃棄率は30%となります。
また、野菜ですが、炭水化物量は多く、16.8gも含まれています。
その他、注目すべき栄養素はビタミンB群です。
ビタミンB1は、ビタミンB1は炭水化物(糖質)をエネルギーにかえるのを助ける働きがあります。お米が主食の日本人にとっては必要な栄養素といえますね。
ビタミンB2は、脂質の代謝を助ける栄養素です。皮膚や粘膜などの健康維持にも役立ちます。
エネルギー代謝に関わる、ビタミンB群がとうもろこしには多く含まれています。
とうもろこしの効果や効能
では、とうもろこしにはどのような効果や効能があるのでしょうか。
食物繊維
とうもろこしは、1本で3.0gもの食物繊維を含んでいるので、便秘改善の効果が期待できます。
便秘改善のイメージのあるさつまいもよりも食物繊維含有量は多いです。
不飽和脂肪酸
とうもろこしには、リノール酸(多価不飽和脂肪酸)やオレイン酸(一価不飽和脂肪酸)が多く含まれています。
これらの不飽和脂肪酸は、コレステロールを減らす働き、そして善玉コレステロールは増やす働きがあるので、動脈硬化の予防の効果が期待できます。
むくみ改善
とうもろこしには、カリウムが多く含まれているので、むくみの改善の効果が期待できます。
特にひげには利尿作用や抗炎症作用もあるとされています。
むくみが気になる方は、とうもろこしのひげ茶を飲むのも良いです。
ひげには、クエン酸、脂肪酸、ビタミンKが含まれているとされています。
こちらの記事もどうぞ
とうもろこしのひげ茶の効果や効能は?ひげの簡単な取り方は?
ビタミンB群
とうもろこしには、エネルギー代謝に関わるビタミンB群が多く含まれているので、疲労回復の効果があります。
また、疲労回復に効果があるスパラギン酸も含んでいます。
またビタミンEは、抗酸化作用が強く、美肌効果やアンチエイジング効果も期待できます。
とうもろこしは、栄養供給できるだけでなく、体に良い効果ももたらしてくれますね。
とうもろこしの栄養・効果まとめ
とうもろこしの栄養成分や効果や効能についてまとめました。
甘くて美味しいとうもろこしですが、野菜として、ビタミンやミネラルも多く含まれています。
旬の時期は夏ですが、缶詰なども販売されているので、サラダの彩などにして、摂取したいですね。
こちらの記事もどうぞ
とうもろこしの茹で時間や美味しいゆで方は?レンジやフライパンでも?