とうもろこしの栽培方法として、肥料や害虫対策がテーマです。
とうもろこしは、家庭菜園でも栽培可能です。
そんなとうもろこしの肥料や害虫対策についてまとめていきます。
とうもろこしの害虫対策
とうもろこしは、夏が旬の野菜ですが、プランターでも栽培することができるので、畑がなかったり、庭が小さい家庭でもとうもろこしを栽培することができます。
さて、そんなとうもろこしですが、せっかく育てたのに害虫に食べられては大変ですね。
とうもろこしに被害を与える害虫を把握し、対策をしましょう。
とうもろこしの害虫被害で一番多いのは、アワノメイガという蛾の幼虫の被害が多いです。
アワノメイガの被害としては、幼虫がとうもろこしの茎や実の内部に入り込み、そして成長したとうもろこしを食い荒らします。
とうもろこしの葉の裏に産卵され、ふ化したあとは、葉の付け根に侵入し、幼虫が大きくなると、柔らかい部分から食害されます。
特に、花が付き始めてから被害が多いので、茎や実の穴からふんがでていたら、見つけ次第、捕殺するようにします。
また、花が咲く時期に殺虫剤を株全体に散布しておくと予防にもなります。
殺虫剤を使用したくない場合は、
- 受粉が終わったら、雄しべを切り取る
- みかんのネットなどを穂先にかぶせる
- 株全体をネットで覆う
などの対策をしておくと、アワノメイガの侵入を阻止できます。
アワノメイガ以外の害虫としては、アブラムシ、アワヨトウ、ハダニも害虫被害があります。
アブラムシの場合は、病気の媒介をするので、発見したら捕殺します。
アワヨトウは、幼虫が葉を食害し、ハダニは、群がって汁を吸い、葉を黄色くしてしまいます。
殺虫剤をかける以外に、ときどき、株全体に水をかけて洗うようにしましょう。
とうもろこしの肥料はどうする
とうもろこしは肥料を好むので、栽培する場合は、肥料をたくさん与えた土で栽培するのが良いです。
畑で栽培する場合は、植え付ける2週間前に苦土石灰100g/m2
1週間前には、堆肥2kg/m2化学肥料350g/m2をまいて耕しておきましょう。
1か月後くらいに、草丈が15~20cmほどに成長したら追肥を行います。
粒状の肥料でも、液状の肥料でもどちらでも大丈夫です。
株と株の間に溝をつくり、そこに化学肥料をまき、均一にほどこし、土を軽くかぶせ、表面を耕しておきます。
1回の追肥の量は、1株あたり半握り程度にします。
肥料不足になると、とうもろこしの下の葉が黄色くなってしまいます。
追肥は月1回のタイミングとします。
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とうもろこしの害虫対策まとめ
とうもろこしの害虫対策や肥料をテーマにしてまとめました。
とうもろこしは、ほとんど病気がないのは良い点なのですが、害虫の対策は必要となります。
天然由来成分の農薬や、農薬を使用しない対策もあります。