枝豆の冷凍保存の方法や解凍方法、栄養がテーマです。
枝豆の冷凍保存方法はどのようにすれば良いのでしょうか。
また、枝豆の解凍方法は何があるのでしょう。冷凍すると、栄養はどうなるのか。
枝豆についてまとめていきます。
枝豆の冷凍保存方法
枝豆は、冷凍でも販売されていますが、どのように保存するのが良いでしょうか。
枝豆の冷凍は簡単にできます。
冷凍するには、あらかじめ塩茹でしてから冷凍庫で保存するようにします。
冷凍保存の方法としては
- まずは、枝豆をよく洗います。枝がついていたら、さやを枝から切り離します。そして流水の中で、塩をこすりつけて揉み洗いを行い、枝豆の産毛も取るように洗います。
- 鍋にお湯を沸かし、沸騰させて4%ほどの塩をいれて枝豆を茹でます。冷凍するので少し硬めに3分くらい茹でます。
- 茹でたらザルにあけて粗熱をとります。うちわであおいで粗熱をとる、もしくは、氷をいれて冷まします。
- 粗熱がとれたらキッチンペーパー等で水気を取り除き、さや付きのままジップつきの袋にいれて冷凍庫で保存します。
画像引用:http://members.e-omi.ne.jp/miruminto/reito.html
さやをとった状態でも冷凍保存できます。
冷凍庫で保存することで、賞味期限は2か月程度もちます。
枝豆は、生の状態ですと、あまり日持ちしないので、冷凍保存するのがおススメです。
冷凍枝豆の解凍方法
冷凍した枝豆はどのように保存するのが良いのでしょうか。
基本的に解凍は自然解凍 、もしくは流水解凍がおススメです。
自然解凍する場合は、前日に枝豆の袋を冷蔵庫に移し、冷蔵庫で自然解凍するようにします。
流水解凍も袋ごと流水解凍を行えば、味も損ないません。
解凍自体は、電子レンジでもできますが、ムラができる場合もあるので、避けたほうが良いです。
基本的に袋ごと解凍してしまうので、冷凍保存をする際は、あらかじめ小分けにしておくと便利です。
冷凍枝豆の栄養はあるの
野菜は、調理すると栄養成分が少なくなってしまったり、味が落ちてしまうものも多いですよね。
枝豆の場合は、冷凍しても栄養価はほとんど変わりません 。
枝豆は大豆と野菜の両方の特徴を併せ持つので、タンパク質だけではなく、ミネラルやビタミンも多く含みます。
生の枝豆と冷凍のものの成分を比較してみました。
枝豆(生) | 枝豆(冷凍) | |
エネルギー(kcal) | 135 | 159 |
たんぱく質(g) | 11.7 | 13 |
脂質(g) | 6.2 | 7.6 |
炭水化物(g) | 8.8 | 10.6 |
カリウム(mg) | 590 | 650 |
カルシウム(mg) | 58 | 76 |
マグネシウム(mg) | 62 | 76 |
リン(mg) | 170 | 190 |
鉄(mg) | 2.7 | 2.5 |
亜鉛(mg) | 1.4 | 1.4 |
銅(mg) | 0.41 | 0.42 |
βカロテン(μg) | 260 | 180 |
ビタミンE(mg) | 0.8 | 1.2 |
ビタミンK(μg) | 30 | 28 |
ビタミンB1(mg) | 0.31 | 0.28 |
ビタミンB2(mg) | 0.15 | 0.13 |
ビタミンB6(mg) | 0.15 | 0.14 |
ビタミンc(mg) | 27 | 27 |
葉酸(μg) | 320 | 310 |
食物繊維(g) | 5 | 7.3 |
そこまで大きな差はありません。
枝豆は、カリウムやビタミンB群、鉄分を多く含むので、むくみ解消や疲労回復、そして貧血にも効果があるとされています。
そして、食物繊維も多く含んでいます。
また肝機能の働きを助ける効果もあるので、お酒好きの方にもおススメの食材といえます。
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枝豆の冷凍保存方法・解凍まとめ
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枝豆は、冷凍保存した方が日持ちするのでおススメです。
そして冷凍しても、あまり栄養価には変わりありませんね。
様々な効能がある、栄養価の高い野菜といえます。