枝豆のプランターでの栽培方法がテーマです。
枝豆は、プランターでも栽培が可能です。
摘心や水やり、肥料はどうすれば良いのでしょうか。
枝豆の栽培方法についてまとめていきます。
枝豆のプランターでの栽培方法
枝豆は育てやすいので、家庭菜園でも人気のある作物です。
そして、スペースのあまりないご家庭でも、プランターで栽培することができます。
ただ、鳥に食べられてしまわないように、警戒することも必要です。
種まきは、初心者の場合は、ポリポットで発芽させてから苗を植え付ける方が良いです。
ポリポットでの種まきに関してはこちらの記事をどうぞ
枝豆の植え方のコツ!種まきの方法や時期は?植え付け方法も!
今回は、プランターに直播きする方法です。
1・種まき
枝豆の種まき時期は、品種や環境によって多少変わってきますが、以下が目安になります。
関東や東海地方などの中間地では、4月中旬~5月下旬
北海道や東北地方などの寒冷地では、5月中旬~6月中旬
沖縄や九州などの暖地では、4月上旬~5月中旬
また、種にもいろいろな種類があり、早生種・中生種・晩生種があります。早生は、早く収穫できるのが特徴です。
種を用意したら、種を植え付けていきます。
プランターの底に、鉢底石を敷いたら、その上に培養土を8割程度いれ、化学肥料を混ぜ込み株間が15~20cm程度になるようにくぼみをつけ、そこに2~3粒ずつ種をまき、2cmほど土を押さえて、たっぷりと水やりを行うようにします。
豆は鳥の好物なので、狙われやすいです。
ネットなどをかけて保護しておくようにしましょう。
2・間引き、肥料、水やり
間引き
発芽後に、生長の様子を見て、本葉2~3枚になるまでに間引きを行います。
最終的に1か所に1~2本になるように間引きを行いましょう。
日当たりや風通しを良くすることで、病気の予防や栄養をきちんと与えることができます。
肥料
枝豆の追肥は、元肥を混ぜておけば、追肥の必要はありません。
ただ、葉の色が悪く、生育が悪ければカリ分の多い肥料を施すようにします。
反対にチッソ過多になると、実がつかない「ツルボケ」の状態になることもあります。
水やり
枝豆は乾燥に弱く、乾燥してしまうと水切れを起こします。
ですので、乾燥しないようにこまめに水やりをするのが大切ですが、過剰に水を与えすぎると、枯れてしまいます。
土の表面が乾いたら水やりを行うようにしましょう。
3・摘心
枝豆の場合、摘心しなくても大丈夫ですが、摘心することで、たくさん実が収穫できるようになります。
側枝を増やし、収穫量が増えます。
摘心のタイミングとしては、本葉が5~6枚になったときです。
先端の部分を、ハサミで切り取ります。
切り取るだけで、草丈が短くなるので、防虫ネットに収まります。
4・収穫
さやが膨らんできて、手で押してみて、豆が飛び出してくるようであれば収穫の時期です。
一般的に種まきから80~90日後が収穫時期です。
収穫が遅れると大豆になってしまうので要注意です。
収穫時期に関してはこちらの記事もどうぞ
枝豆の収穫時期のタイミングや収穫方法は?枝豆と大豆の違いは何?
枝豆の摘心・水やりまとめ
枝豆のプランターでの栽培方法についてまとめました。
枝豆は、プランターでも栽培可能ですし、わりと簡単に栽培ができますが、完全に放置というわけにもいきません。
夏の時期には収穫できるので、ビールのおつまみとして栽培してみるのも良いですね。