ロメインレタスの栄養や食べ方がテーマです。
ロメインレタスとは、どのようなものなのでしょう。
また、栄養はあるのか、そして食べ方はどうすれば良いのかなどロメインレタスについてまとめていきます。
ロメインレタスとは?
ロメインレタスは、レタスの一種ですが、あまり聞きなれていない方もいると思います。
ロメインレタスは、別名【コスレタス 】とも呼ばれており、その特徴は、一般的なレタスである玉レタスとは少し違っています。
玉レタスは、水分が多くシャキシャキとした食感が特徴ですが、ロメインレタスは、レタスと比較すると、葉が厚めでかたい印象です。
ただ、葉先は柔らかいです。
外観は、深い緑色をしていて、苦味もあります。
そんなロメインレタスですが、「ロメイン」は、 ローマ という意味であるといわれており、ローマ時代から食べていたともいわれています。
それほど前からロメインレタスは存在していたんですね。
日本では、結球しておらず、葉が立った状態で成長するので「 立ちちしゃ 」とも呼ばれています。
そんなロメインレタスは、シーザーサラダにもよく使用されており、日本人にも馴染みあるものとなっています。
ロメインレタスの栄養は何がある?
ロメインレタスは、玉レタスよりも栄養価が高いといえます。
ロメインと玉レタスの栄養価を比較すると、このようになります。
レタス | ロメインレタス | |
βカロテン(μg) | 240 | 510 |
ビタミンE(mg) | 0.3 | 0.5 |
ビタミンK(μg) | 29 | 54 |
ビタミンB1(mg) | 0.05 | 0.06 |
ビタミンB2(mg) | 0.03 | 0.06 |
ビタミンB6(mg) | 0.05 | 0.05 |
葉酸(μg) | 73 | 120 |
ビタミンC(mg) | 5 | 8 |
カリウム(mg) | 200 | 250 |
カルシウム(mg) | 19 | 29 |
マグネシウム(mg) | 8 | 12 |
リン(mg) | 22 | 39 |
玉レタスと比較すると、ロメインレタスは約2倍ほどの栄養が含まれています。
葉酸 や βカロテン も多く含んでいます。
葉酸は、妊婦さんにとっては必須の栄養素ですよね。
もちろん妊娠していない方も必要な栄養素であり、貧血を予防したり、成長を促進する効果があります。
妊婦さんは、妊娠していないときの2倍ほど摂取しないといけないと言われていますが、妊娠していなくても、野菜を摂取したり、レバーを摂取して、葉酸不足にならないように気をつける必要もあります。
またβカロテンは、抗酸化作用が強く、動脈硬化などの生活習慣病の予防の他、老化防止に効果があるとされています。
ロメインレタスには、こういった栄養が含まれていますが、そのほかのビタミンやミネラルの含有量でみると、サニーレタスやサラダ菜の方が、栄養価は高いといえます。
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ロメインレタスの食べ方は?
ロメインレタスの食べ方として有名なのは、「シーザーサラダ」です。
ロメインレタスは歯ごたえもあり、食感が楽しめるレタスです。
シーザーサラダで食べる場合は、手でちぎって使用する方が、変色しにくく、そしてドレッシングが絡みやすくなります。
そして、ロメインレタスは焼いたり、炒めたりしても食感が損なわれないという点があります。
ですので、レタス類の中でも、食感を大事にしたい炒め物の料理に向いているといえます。
ロメインレタスのおすすめの食べ方レシピを紹介します。
ロメインレタスとベーコンの炒めもの
引用:http://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1710010883/
生春巻き
引用:http://cookpad.com/recipe/1659116
ロメインレタスの栄養食べ方まとめ
ロメインレタスの栄養や食べ方をテーマにしてまとめました。
ロメインレタスは、実は昔からある野菜だったんです。
そして、栄養価は、一般的な玉レタスよりも高いといえますね。
食べ方としては、シーザーサラダが有名ですが、炒め物としてもおいしいです。